2017.12.19

オメガ買取価格|シーマスター 2552.80|2017年12月

オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80の買取価格をまとめました(2017年12月)。

ヘリウムガスエスケープバルブ搭載の本格ダイバーズ仕様の36mmモデルを売りに出すべきか、相場の動向より判定していきます。

目次

オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80とは

オメガを代表するコレクションの「シーマスター」。1948年の発売当初は生活防水程度の性能でしたが、後に優れた防水性能を誇るモデルを多数発表するようになりました。また、映画「007」でも主役のジェームズ・ボンドが着用しているのも有名ですね。

オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80の基本スペック

  • ケースサイズ:36mm
  • ケース素材:ステンレススティール
  • ブレス素材:ステンレススティール
  • ダイヤルの色:ブラック
  • 風防素材:サファイアクリスタル風防
  • 防水:300m
  • ムーブメント:自動巻き
  • 製造年:生産終了モデル
  • 機能:日付表示、ヘリウム排出バルブ、逆回転防止機構付きベゼル

シルバーベゼルに波打つデザインが特徴の、シーマスター生産終了モデルです。同シリーズのメインは41mmのラインナップのなか、2552.80は36mmの小ぶりなモデルとなります。

【販売価格】オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80

【販売価格】
2552.80
参考税込定価
新品販売価格
中古販売価格
¥90,504 〜 ¥158,000

※2017年12月調べ。国内販売店Webサイト・メルカリより算出。

オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80は新品の販売はすでに無く、ユーズドで楽天で12点、ヤフオクで4点の販売が確認できました。

最安値は10万円を下回り、オメガの中ではエントリーモデルといえる位置づけといえます。

【買取価格】オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80

【買取価格】
2552.80
買取価格
¥67,000 〜 ¥105,000
リセールバリュー
42% ~ 66%

※2017年12月調べ。国内買取店Web検索上位サイト、業者オークション実績より算出。
※リセールバリュー(換金率)は「中古最高値での購入×最安値での売却価格」「中古最高値での購入×最高値での売却価格」の掛け合わせより算出した目安の割合です。

オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80は業者オークションにて2017年9月以降で4点の落札がありました。「買取本舗 七福神」でも買取価格を50,000円で提示していましたが、更新時期が不明だった点より上記価格には未反映とさせました。

「ピアゾ」によると、個体の状態は不明ですが2011年6月は15,000円、2013年8月は57,000円、2014年10月は56,000円での参考買取価格となっていました。

まとめ

オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2552.80は「ピアゾ」の過去推移を見ると2017年12月現在が買取相場の最高額といえます。買取価格の提示が5万円台だった3〜4年前と比べると、現在は2倍の10万円と低価格帯ながら高騰しているモデルです。

気になる点としては、中古の販売価格の差が大きいこと。買取金額の価格差が3.8万円であるのに対し、ユーズド販売において価格差は約6.8万円となっています。

ユーズド販売における最高値の個体の状態は「使用感や傷は見られるが、全体的に状態の良い品」である一方、最安値の個体は「通常使用品で針の腐食や全体的に擦り傷や打痕が見られる状態」のものとなっていました。

このことより「針の腐食」や「目立つ傷」その他コマや箱、保証書不足など個体の状態次第では、買取価格の最高額105,000円から68,000円差の37,000円まで値下がった査定額になる可能性も考えられます。

それでも2011年6月での買取価格は15,000円。最高額での比較と同様にその差2倍の価格となっていますので、やはり相場としては値上がり傾向にあるといえます。

売却の際には、個体の状態が良い場合には過去実績より50,000円以上を狙い、状態に自信のない場合は37,000円以上が売却するかのラインになるでしょう

「売却せず値上がりを待つ」という選択肢もありますが、モデルの価格帯自体がオメガの中では低いのがネックです。このまま同じペースで値上がったと仮定しても3年後の値上がり幅はプラス5万円、想定買取価格は最高15万円となる計算です。

今後も同じペースで値上がる保証も無い点や都度相場チェックの手間を加味すると、上記売却ラインを超えれば保有せずに売りに出して良いといえます