簡単解説｜2016新型エクスプローラー１はどこが変わったのか

バーゼルワールド2016にて発表されたロレックスの新作エクスプローラー１ ref.214270 。

リファレンスナンバーは変わっておらず、マイナーチェンジになりますが、確実に性能アップしています。

では、一体どこが変わったのか。見ていきましょう。

ロレックス新型エクスプローラー１ ref.214270 スペック

2010年に登場し、39mmサイズのシンプルなスポーツロレックスとして根強いファンが多いエクスプローラー１。2016年のモデルチェンジでは、視認性と精度のブラッシュアップが行われました。

ロレックス新型エクスプローラー１ ref.214270 基本スペック

正式名称：オイスターパーペチュアルエクスプローラー
ケース＆ブレス素材：904Lステンレススチール
ケース直径：39mm
ケース種類：オイスター 100m防水
ムーブメント：cal.3132（ブルー・パラクロム・ヘアスプリング、パラフレックス・ショック・アブソーバー搭載）
パワーリザーブ：自動巻48時間

基本スペックは変わりなし

ムーブメントはもともと最先端のcal.3132を使用していたため変更はなく、ケース径も39mmのまま維持されます。

cal.3132は、耐磁性、耐衝撃性に優れたムーブメントで、まさにエクスプローラーにふさわしい心臓部です。

2016年モデルからどこが変わるのか

2016年のエクスプローラー１から変更になるのは、視認性と精度の２点です。

基本スペックを変えず、ブラッシュアップしてくるあたりがエクスプローラーの洗練感を感じます。

変更点１、視認性

もともと視認性で定評のあるエクスプローラー１ですが、今回のモデルチェンジでは、クロマライト夜光が３６９にも施されます。

↑↑↑ 現行モデルでは、アラビア表記の３６９にはクロマライトが乗っていませんでしたが、新型からは12個のインデックスすべてが光るようになります。（写真は加工イメージです）

クロマライトの発行時間は、最長8時間です。

また、針も変更されます。

↑↑↑ 新型モデルでは、針が太く長くなり、視認性の向上が図られています。

針の変更により、現行か新型かの好みが分かれそうです。2010年のモデルチェンジの際に起きた、36mmか39mmか論争と同じような現象がまた起こりそうな予感です。
（しかし、ここまで写真で並べないと違いが分からないあたりが、さすがエクスプローラー１。）

変更点２、精度

2016年発表のモデルより、ロレックスは精度を保証する新規格『 SUPERLATIVE CHRONOMETER 』を採用しています。

バーゼルワールド2016で、ロレックスは自社規定のクロノメーターをより厳しくしたことも発表しています。これは、装着使用時の精度、防水性能、パワーリザーブ、自動巻機構において、最高の性能を発揮することを保証したものであり、その証として、5年間の国際保証が設けられています。

新型エクスプローラー１のダイヤルには、『 SUPERLATIVE CHRONOMETER 』の刻印が入ります。

新型エクスプローラー１の発売予想日と価格

2016年製エクスプローラー１の発売日ですが、日本の正規店に入ってくるのが、おそらく今年夏頃と予想されます。まずは正規店に流通し、その後並行輸入店に並びますので、本格的な流通は、今年秋頃になりそうです。

気になる販売価格ですが、現行とref.ナンバーが同じことから、定価は据え置き￥669,600（税込み）になる予定です。しかし、今後大きな為替変動などがあった場合は、すべてのロレックスの定価変更があるかもしれませんので、その際はまた報告します。

また、マイナーチェンジ前のモデルから買い替えようか検討されている方も多いと思いますので、こちらの記事も参考にどうぞ。
＞＞　マイナーチェンジ直前売るか待つか｜現行エクスプローラー１

バーゼルワールドで発表された他のロレックス

エクスプローラー１以外に、モデルチェンジが発表されたものは、他にも９モデルあります。

バーゼルワールド2016 新作ロレックスは以下の通り
コスモグラフデイトナ
エアキング
デイトジャスト41
レディデイトジャスト28
パールマスター39
デイデイト
チェリーニ
エクスプローラー
ヨットマスター

新型デイトナ116500については、すでにレポートしておりますので、こちらの記事をご確認ください。＞＞　新型デイトナ 116500LN 遂に発表！！2016年夏発売予定

また、エアキング116900についてもレポート済みです。こちらも合わせてお楽しみください。＞＞　2016年新型エアキング116900｜大胆なモデルチェンジ

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