2017.12.21

ロレックス 新型シードゥエラー126600 買取価格 2017年12月(2018追記あり)

更新
ロレックス買取シードゥエラー126600

2017年のバーゼルワールドで鮮烈デビューを果たしたロレックスのプロスペックダイバーズ・シードゥエラーRef.126600。2017年12月の買取価格を調査しました。実売開始からまだ半年ほどですが、中古品もちらほら見られるようになりました。(2018年以降の買取価格も追記あり)

目次

  • ロレックス シードゥエラー Ref.126600 とは
  • シードゥエラー Ref.126600 の買取価格 2017年12月
  • まとめ

ロレックス シードゥエラー Ref.126600 とは

サブマリーナの上級モデルとして1967年に登場したロレックス【シードゥエラー】。一度2009年から2013年までは生産ラインナップから外れたものの、2014年に待望の復活を遂げ話題を呼びました。Ref.126600は、その後2017年にモデルチェンジされた最新モデルとなります。

ロレックス シードゥエラー Ref.126600 の基本スペック

素材:904Lステンレススチール
ケースサイズ:43mm径×16mm厚
ベゼル:逆回転防止セラクロム製ベセル
風防:サファイアクリスタル
防水性能:1,220m
リューズ:トリプロックリューズ
ムーブメント:cal.3235
パワーリザーブ:72時間
夜光:クロマライト

ムーブメントcal.3235は、14件の特許技術を最大限活用した最新のムーブメントです。ゼンマイの香箱とエネルギー伝達のためのパーツ(クロナジーエスケープメント)が改良され、パワーリザーブが72時間に延長されました。

新型シードゥエラー Ref.126600 の買取価格 2017年12月

では早速、シードゥエラーRef.126600の買取価格を見ていきましょう。
(2017年10〜12月調べ。Google検索キーワード『シードゥエラー買取』にて上位20サイトを調査。および業者オークション実績より算出。)

ロレックス シードゥエラー
Ref.126600
買取価格
¥1,150,000〜 ¥1,490,000

追記:2018年以降の価格調査はこちら
ロレックス買取相場まとめ|シードゥエラー126600

まだ発売から半年程度と、流通量が非常に少ないことから、買取価格を提示している買取店はクォークと宝石広場の2店のみでした。最高価格149万円の提示は宝石広場ですが、条件がかなり厳しく(ギャランティ発行から1ヶ月以内の並行輸入新品の場合)、転売以外の目的でその状態がありえるのかは疑問です。

日常使いの個体、および未使用でも正規品ということであれば、115万円〜120万円が目標買取価格となります。

相場は前回発売直後に調査した時よりも約10万円値下がりしていました。前回調査は日本発売直後であったため、”そのタイミングでの買取=買取店側から見たら新品個体の仕入れ”なので、当然といえば当然の相場変化です。

シードゥエラー Ref.126600 の販売価格 2017年12月

続いて販売の状況も確認しておきたいと思います。
(2017年12月調べ。Rakuten、ヤフオク、価格コム、メルカリにて調査。)

ロレックス シードゥエラー
Ref.126600
販売価格(新品)
¥1,589,999 〜 ¥2,080,000
販売価格(中古)
¥1,434,240 〜 ¥1,995,840

新品はRakutenで8本、価格コムで14本。中古はRakutenで8本、それぞれ出品されていました。またヤフオクでの開催中のオークションが5本あり、即決金額では150万円台中間の価格帯で販売されていました。

こちらも買取価格同様に発売直後から比較すると値下がりしています。新品販売価格の変動は、以下のグラフにて(引用:価格コム)。

シードゥエラー価格変動

新型ロレックスの日本への流通は毎年7月〜8月に始まりますが、まさにそのタイミングで供給量が増え、一旦値下がりしています。しかし、その後また10月中頃に供給量が不足したことで、10万円ほど上昇していることがわかります。

まとめ

ロレックス 新型シードゥエラー Ref.126600 は、モデルチェンジの評価の良し悪しが大きく2つに分かれており、価格コムのユーザーレビューや各種雑誌に目を通してみても、まさに賛否両論となっています。

特にケースサイズの変更とサイクロップレンズの採用は、これまでのシードゥエラーファンには受け入れられにくく、イマイチ爆発的な人気モデルになれない理由になっているようにも思えます。

また、オーバースペックな時計であることから、万人ウケするモデルとは言い難く、需要は常に一定量しかないと考えるのが妥当です。

販売価格の変動を見てみても、初期の高値を維持できず、文字通り”落ち着いてきている”という結果になっていることから、今後もデイトナRef.116500LNのようなスーパープレミアムモデルの路線には乗らず、”一定需要に対する供給量の変化で価格が変動していく”という位置付けのモデルになることが予想されます。

直近での売却を検討している場合、今以上に程度の良い中古品の数が出回ると、確実に買取価格は下がりますので、素早い意思決定が大切なポイントとなります。まずは売りたい金額と時期を決めて、早速いくつかの店舗に問い合わせてみるところからスタートしましょう。