オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 3572.50の買取価格をまとめました(2017年12月)。
分類としてはスピマス プロフェッショナルの先代にあたる第6世代のモデルになります。
※同モデルの最新相場はこちら→3572.50を売るなら|買取店別オメガ スピードマスター査定価格を比較
目次
- オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50とは
- 【販売価格】オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50
- 【買取価格】オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50
- まとめ
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50とは
1957年、オメガ スピードマスターは当初レース用の時計として発売されました。
その後1962年に宇宙へ、そして1969年に月へ人類が到達した際に着用された最初の時計、それがスピードマスターになります。
オメガ スピードマスタームーンウォッチ 3572.50の基本スペック
- ケースサイズ:40〜42mm
- ケース素材:ステンレススティール
- ブレス素材:ステンレススティール
- ダイヤルの色:ブラック
- 風防素材:プラスチック風防
- ムーブメント:手巻き / cal.1863
- 製造年:2001年頃〜生産終了モデル
- 機能:クロノグラフ、シースルーバック、タキメーター
ケースサイズの表記は40mmと42mmの2パターンで混在していました。正確な生産時期は不明でしたが、カカクコムでは情報の登録が2001年、類似モデルの発売も同年代であるため生産時期は2001年〜2014年前後と思われます。
ムーブメントのcal.1863は、現行スピードマスターのcal.1861と機能的な差はありません。シースルーバック用の装飾としてcal.1863にはブリッジ部分に「コート・ド・ジュネーブ」と呼ばれる波状の装飾がなされています。
そしてこのモデルの一番の特徴は、風防素材と裏蓋の組み合わせが「プラスチック風防×スケルトン」仕様にあります。
通常スピードマスターは「プラスチック風防×ノンスケルトン」か「サファイアクリスタル風防×スケルトン」の組み合わせです。一方裏スケタイプ初期に登場したこのモデルは、裏蓋スケルトンにも関わらずプラスチック風防という現在の発売モデルには見られない組み合わせとなっています。
【販売価格】オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50
【販売価格】 3572.50 |
参考税込定価 − |
新品販売価格 − |
中古販売価格 ¥315,000 〜 ¥502,000 |
※2017年12月調べ。国内販売店Webサイト・メルカリより算出。
生産終了モデルのオメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50は新品の発売はなく、入手はすべてユーズドのみとなります。
流通量は楽天で10点、ヤフオクで6点、メルカリで1点確認でき、価格帯のボリュームゾーンは30万円代後半に集中していました。
【買取価格】オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50
【買取価格】 3572.50 |
買取価格 通常使用:¥220,000 〜 ¥240,000 新品未使用品:¥274,000 〜 ¥286,000 |
リセールバリュー 44% ~ 57% |
※2017年12月調べ。国内買取店Web検索上位サイト、業者オークション実績より算出。
※リセールバリュー(換金率)は「中古最高値での購入×最安値での売却価格」「中古最高値での購入×最高値での売却価格」の掛け合わせより算出した目安の割合です。
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50の買取金額は通常使用ですと20万円前半、新品未使用品ですと28万円前後での買取実績を確認できました。通常使用の場合でも換金率は40%台とオメガの中では中程度〜やや高めの割合となっています。
「ピアゾ」によると、過去の参考買取価格は以下のように推移していました(買取時の状態は不明)。
- 2017年2月:270,000円
- 2014年4月:177,000円
- 2013年11月:160,000円
- 2013年6月:155,000円
- 2013年5月:130,000円
- 2013年1月:102,000円
- 2012年2月:250,000円
- 2011年8月:119,000円
2012年のみ高価格でしたが、総じて上昇傾向にあり、ここ数年間では現時点が最高水準であるといえます。
まとめ
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 3572.50は2011年時点での買取価格はおよそ12万円。年々価格は上がり、現在の買取価格は22万〜28万円となっていました。
また、スピードマスター第6世代の3572.50は限られた時期に生産され、「プラスチック風防×裏蓋シースルーバック」の組み合わせという他のオメガには見られない仕様のモデルとなります。
一方で販売数が複数確認できることから、「珍しい仕様」とはいえレア化まではしていないのが現状です。比較的規模の大きい買取店でしたら買取実績があることも考えられますが、そうでない場合ですと実績がまったく無いケースも推測されます。
そのため高価売却のためには、査定実績・買取実績が多くオメガの買取相場を熟知しているような時計買取専門店や、大手の店舗を中心に査定を進めるのがオススメです。