フランスの高級ジュエラー「カルティエ」より、人気モデル「サントスコレクション」の新作が発表されました。新たに高性能クオーツ式ムーブメントを採用し、約6年間の連続使用が可能になっています。
目次
- 2019年 新作サントス・デュモン クォーツ
- カルティエ と サントス・デュモン
- カルティエウォッチは歴史とともに楽しむ
- まとめ
2019年 新作サントス・デュモン クォーツ
1847年に創業されたフランスの名門ジュエリーブランド カルティエ。腕時計のコレクションにおいても抜群の存在感を放っており、高級ウォッチブランドとして世代性別問わず高い人気を得ています。
2019年の新作では、サントスシリーズだけでも数種類のラインナップを更新しており、特に注目度が高いのが高性能クォーツムーブメントを搭載したCRWSSA0022です。
サントス デュモン CRWSSA0022
ケースサイズ:43.5mm×31.4mmレクタン
ケース素材:ステンレススチール
駆動装置:クオーツ
予定価格:39万7500円(税別)
発売予定:2019年4月
サントスの現行ラインナップは、16セレクションすべてが手巻きもしくは自動巻きの機械式キャリバーを搭載していますが、新作のCRWSSA0022は、高性能なクォーツムーブメントを搭載しています。
過去ヴィンテージモデルではクォーツ搭載もいくつかありましたが、近年のメンズモデルでは珍しく、ブランドとしても思い切りのよい方向転換を感じる作品です。
約6年間の電池交換が不要ということですが、電池寿命以上にメリットを感じるのは、憧れのサントスが40万円ほどの価格で手に入れられるということだと思います。
クォーツの秒針の動きが気に入らない という方にも安心な2針構造です。
カルティエ と サントス・デュモン
サントス・デュモンというモデル名は、創業者であるルイ=フランソワ・カルティエの孫にあたるルイ・カルティエ氏が、ブラジルの発明家アルベルト・サントス・デュモンのために作ったことから名づけられました。
1904年に完成したこの時計は、腕に着けることを前提とした世界で最初のモダンウォッチとして、時計製造業界に革命を起こしました。
アルベルトとルイは親友関係であり、偉大な2人の発明家が生み出した傑作として、ブランドを代表する人気モデルとなっています。
カルティエウォッチは歴史とともに楽しむ
新作の話題として取り上げてみたものの、やはりカルティエの時計は歴史背景を知ってこそ面白さが増します。
カルティエはもともとジュエリーブランドであることから、時計はかなり後発なイメージを持たれている方も多いかと思いますが、腕時計の製作者としては実はかなり歴史が深いブランドでもあります。
例えば、今回紹介したサントスの登場は1904年ですが、その頃日本は日露戦争の真っ只中でした。
時計業界では、ロレックスは創業すらされておらず、初期モデルであるオイスターの登場は、そこからずっと後の1920年代。同じく有名ブランドであるオメガも、代表的なモデルの登場は1940年代以降になってからです。
カルティエの時計を着けた腕元を見ながら、こうした歴史を感じてみると、より一層楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
カルティエ サントス・デュモン の新作 CRWSSA0022 は、2019年4月発売予定です。まだブランド公式サイトや公式SNSでの詳しい発表はありませんが、日本でもかなり人気が出そうなモデルなので、実勢価格の値上がりには気を付けておきたいですね!
気になる方は、カルティエの公式Instagramをフォローするなどして、いち早く情報をゲットしてくださいね!