2015.08.21

購入から買取りまで【ロレックスデイトナ】新旧モデル比較

更新
ロレックス デイトナ 新旧比較

ロレックスが誇る最高スペックモデル『コスモグラフデイトナ』。完全自社製のRef.116520と、ゼニス製キャリバーのRef.16520、どっちを選ぶべきか迷っている方も多いはず。今回のロレックス買取応援団は、売却時の価値まで見据えた、デイトナ購入時の新旧モデル比較ポイントをまとめました。

目次

  • 比較するのはこのモデル
  • 比較その1 新旧デイトナスペック
  • 比較その2 新旧デイトナディテール
  • 比較その3 新旧デイトナ中古市場と買取り価格
  • まとめ

比較するのはこのモデル

デイトナRef.116520(先代モデル)とデイトナRef.16520(先々代モデル)を比較しました。

比較その1 新旧デイトナスペック

すべて自社製が基本のロレックスにおいて、先代デイトナのムーブメントだけはゼニス製エル・プリメロをカスタムして使用していました。

そのため、先代デイトナRef.16520は、ロレックスユーザーという枠を超えて、時計愛好家にも高く評価されてる特異なモデルです。

その他、主なスペックの違いは以下の通りです。

先代モデル
型番:Ref.116520
年式:2000年〜2015年
素材:904Lステンレススチール
ケース径:40mm(リューズ除く)
防水性能:100m
ムーブメント:cal.4130(ロレックス製)

先々代モデル
型番:Ref.16520
年式:1988〜2000年
素材:904Lステンレススチール
ケース径:40mm(リューズ除く)
防水性能:100m
ムーブメント:cal.4030(ゼニス製エル・プリメロのカスタム)

比較その2 新旧デイトナディテール

ディテールにおいては、わかりやすい点での変更はありません。なので、よく見ないと違いはわかりません。細かい点では、Ref.116520のブレスは付け根部分が一体化されていたり、より重厚な作りになっています。

そして、ムーブメントが変わっていることで、インダイヤルの位置とカラーが微妙に変わっています。よーーーく見ると、Ref.116520は、光の反射で濃淡が見えるようにデザインされていますね。

Ref.16520はフラットな印象です。

比較その3 新旧デイトナ中古市場と買取り価格

ユーズドデイトナの市場ですが、Ref.16520はP番と呼ばれる最終型番とその前のA品番の希少性が高く、購入も買取りも高額です。 >> 【ロレックス買取速報】先代デイトナの値上がりがスゴい

また、Ref.116520は並行輸入品がメーカー定価を超えた価格で販売されており、こちらも生産数が少ないため、高値を維持しています。現行モデルのRef.116500LN発売後も、変わりなく高騰状態です。

>> 定価を超える ロレックス デイトナ 116520 買取価格

まとめ

ロレックスデイトナのRef.116520とRef.16520を比較してきましたが、Ref.116520もマイナーチェンジを繰り返しており、2004年には針の仕様、2006年にはルーレット刻印、2009年にはバックルと細かく変更されています。

ですので、その違いによっても市場価格に差があるようです。特に今後の価値として期待されるのは、2015年製の最終製造品です。

デイトナの購入検討の際は、スペックやディテールの違いはもちろん、買取り時の価値までを見据えた上で、悩んでみるのも贅沢で楽しいひとときですね。