バーゼルワールド2019で発表された新作、いろいろ盛り上がってますね！さて、今回はタグホイヤーの2019年新作モデルを一緒に見ていきたいと思います。
目次
- タグホイヤー TAG Heuer とは
- オータヴィア
- コネクテッド モジュラー ゴルフ
- まとめ
動画でご覧になりたい方はこちら（Youtubeチャンネルへ）
→ https://youtu.be/g6MNgqeoTWg
記事内画像はタグホイヤー公式サイトより引用
https://www.tagheuer.com/ja-jp
タグホイヤー TAG Heuer とは
カレラ、アクアレーサー、モナコなど、シンプルながらも個性的なデザインのスポーツウォッチを多くラインナップしているスイスの高級時計ブランド「タグホイヤー TAG Heuer」。
1860年の創業以来、数々のスポーツイベントや有名選手と関りを持ち、日本でもJリーグのオフィシャルタイムキーパーとして活躍しています。
2019年の新作は2モデル。オータヴィアとコネクテッド モジュラーです。
2019年タグホイヤー新作｜オータヴィア
では、一つずつ見ていきます。まずはオータヴィアです。
オータヴィアは、1960年代に発売されていたレーシングクロノグラフですが、2016年にファン投票が行われて、2017年に復刻モデルが登場して話題になりましたよね。
その時は、昔のモデルの復活だったので、クロノグラフだったんですが、2019年の新作モデルは、3針デイト構造です。新作は、ブルーとブラックとグレーの3色です。
夜光はスーパールミノヴァ。デイトがある6時を除いて、残り11個のインデックスと、その外に配置されたアワーマーカーにも夜光が塗られています。針も３つとも光る仕様です。
あとは外装でいうと、ケースサイズは42mm。太めのベゼルが付いているのと、文字盤の数字が大きいのもあって、数字ほどのサイズ感は感じませんね。リューズガードはなくて、リューズ自体も大きめなので、薄手のレザーグローブであれば、着けたままでも操作できそうです。
裏面のエングレイブド、メチャクチャかっこいいですね！着けちゃうと見えない部分ではありますが、こういうところもこだわって作れるのは、高級ブランドならではです。
オータヴィアは、レーシングクロノグラフのイメージが強かったんですが、これはかなりパイロットウォッチに寄せてきている印象です。最近の他ブランドでいうと、ブライトリングのパイロットウォッチ・ナビタイマー８が近いデザインかと思います。
あと文字盤のモデル名の下、ISOGRAPHと書かれていますが、これはタグホイヤーの時計内部に仕込まれる独自技術のことで、ざっくり言うと、高い精度を持ちながらも、衝撃や温度変化・磁気などから受ける影響は最小限にしているというものです。
気になるお値段は、革ベルトの方が定価￥415,000です。ベゼル素材がセラミックでこの価格はお得感ありますね。メタルブレスの方は、定価￥459,000です。
グレーだけちょっとだけ安くて、定価￥405,000です。
2019年タグホイヤー新作｜コネクテッド モジュラー ゴルフエディション
さて、次のモデル見ていきましょう。スマートウォッチのゴルフエディションです。
これバーゼルで展示するの勇気いるなー。基本機械式時計の見本市ですからね。勝手な思い込みですが、クォーツですら運営から嫌な顔されそうじゃないですか。そこにスマートウォッチどーん！みたいな。
以前FIFAワールドカップのタイミングでウブロもスマートウォッチ出してましたけど、実際この辺の高級ブランドスマートウォッチのマーケットって、まだまだ未開拓ですよね。
機械式でもクォーツでもできない機能を持っていて、なおかつアップルウォッチでは比較にならないくらいの本格的な外装とデザインを実現させることが最低条件。あとはいかに高級ブランドユーザーを取り込めるか。なかなか課題は多そうです。
こちらのゴルフは、専用アプリを使用することで、世界39,000以上のゴルフコースの情報とリンクさせることが可能です。
ただこれだけだと、アップルウォッチとさほど変わらないですよね。
タグホイヤーの凄いところは、その外装にあります。これ、このまま中身を取り出して、機械式ムーブメントを入れることができてしまうんですね。優秀でしょ。
スマートウォッチって、意外と寿命が短くて、バッテリーすら取り出せない作りになっているものがほとんどなんですが、そこはさすが高級時計ブランドですよ。ちゃんと公式webサイトにもその旨記載されています。
交換の条件はあるものの、長く使い続けることができるというのはいいですよね。
気になる価格ですが、定価￥216,000。50m防水なのと、チタンとセラミックの複合素材使っているという点も、他のスマートウォッチと一線を画すポイントなのではないでしょうか。
まとめ
というわけで、タグホイヤーの2019年新作ウォッチ、見てきました。注目はやっぱりオータヴィアの方なんでしょうね。デザインもきれいですし、ビジネススーツとも相性良さそうです。
使用シーンの広がりを考えると、3針デイトというのは程よいと思いますね。それでいて価格も程よい。定価で40万円くらいですから、実勢価格はもう少し安くなると嬉しいですね。
ブライトリングやIWCもパイロットウォッチ多くラインナップしてきているので、2019年はパイロットウォッチブームとなるんでしょうか。日本への入荷が楽しみですね！
