2019.07.11

オメガ スピードマスター Ref.3570.40 プロフェッショナル マークⅡ とは|特徴・スペック・価格など

スピードマスター歴史

オメガ スピードマスター Ref.3570.40 プロフェッショナル マークⅡのモデル詳細情報です。NASA公認で、月にも行った歴史を持つスピードマスター。こちらは1969年、アポロ11号が月に降り立ったミッションから、35周年を記念して発売された日本限定モデルです。

目次

 

オメガ スピードマスター Ref.3570.40(製造年、基本スペックなど)

  • 製造年: 2004年
  • ムーブメント: Cal.1861
  • 防水性能:50m
  • ケース径: 42mm径×14mm厚
  • ケース素材:ステンレススチール
  • ブレス素材:ステンレススチール
  • 風防:サファイアクリスタル
  • ベゼルタイプ:タキメーターベゼル
  • パワーリザーブ:48時間

スピードマスターには、現在も手巻きと自動巻きのラインナップがありますが、NASA公認の直系モデルとなるのは手巻きの方です。

こちらの プロフェッショナル マークⅡ も手巻きですので、ゼンマイは手で巻く必要があります。そして、スピードマスターと言えばクロノグラフというストップウォッチ機能ですよね。リューズの上下にあるボタンがそのスイッチとなります。

1968年のレーシングダイヤルRef.1039/519 というモデルをベースに、こちらはそのデザインを再現しています。宇宙のイメージが強いスピードマスターですが、もともとはカーレース用のモデルです。

視認性を向上させたクロノグラフモデル

赤とオレンジで構成され、目盛が交互に配置されている文字盤外周部分『ミニッツサークル』は、クロノグラフ操作時に、読み取りしやすく配慮されたものになっています。

オレンジの針も視認性を気にしたものなのでしょうね。文字盤内のサブダイヤルは3つ。30分積算計、12時間積算計、そして秒針です。9時位置にあるのが秒針です。

外装面ですが、厚みのある円盤型のケースが特徴的です。ベゼルはタキメーターベゼル。ケースサイドはポリッシュ加工です。ケース裏蓋には、NASA公認で有人宇宙飛行ミッションに使用、初めて月に降り立った時計であることが記されています。限定2,004本ですが、そのことについては特に記されていませんね。

ブレスレットは3連タイプ。中コマはポリッシュ仕上げの切り替えしが施されており、いわゆるスピードマスターでよく使われるタイプのデザインになっています。バックルは、ワンタッチ開閉式です。

資産価値としても期待できる日本限定モデル

スピードマスターは、高級時計の中ではなぜが嫌われにくいんですよね。なので、ビジネスシーンでも心置きなく使えるというメリットがあります。オレンジと赤の量も丁度良いというか、派手過ぎず地味過ぎず、かっこいいと思います。

2004年の発売時は、爆発的なヒットとはならず、限定数が売り切れるまでに約2年を要したという噂もありますが、現在は世界から注目されたことで希少モデルになっており、120万円を超える価格で取引されています。

楽天で確認したところ、現在の販売数も数本程度でした。オレンジの針とミニッツサークルがとても印象的なデザインですね!日本限定2,004本で発売された希少モデルです。

スピードマスターは地味目なモデルが多いので、ちょっと違ったスピードマスターをお探しの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ロレックスに限らず、オメガでもこうした高騰モデルがいくつか出てきています。今後の資産価値向上も期待できるモデルですね。

スピードマスター Ref.3570.40 の買取価格

スピードマスター Ref.3570.40 の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ 3570.40を売るなら|買取店別オメガ スピードマスター査定価格を比較(2019年3月)

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