ブランド時計を購入する際、気になる相場情報。本日は、世界5大ジュエラーの一角、ブルガリの時計について、2019年9月の新品販売相場を見ていたいと思います。
目次
現行モデルは、全部で10コレクション。サブコレクションでは20種類以上展開されています。
人気どころだと、オクト・ローマ、オクト・フィニッシモ、ブルガリ・ブルガリあたりですね。ブルガリの公式サイトにある現行モデルにて、新品実勢価格、確認していきます。
価格ソースは価格コムより:
https://kakaku.com/item/
オクトの販売相場と定価
では、さっそく見ていきましょう!価格コムの掲載データで見ていきたいと思います。まずは2004年に登場し、2012年にリデザインされて生まれ変わったオクトシリーズから。
オクト・ローマ OC41C3SSD
鬼才ジェラルド・ジェンタによってデザインされた初代オクトを再解釈し、2017年に新たにラインナップに加わったたモデル、オクト・ローマ。スタンダードなオクトよりも、全体的に丸く整えられており、より柔らかい表情になっています。こちらのブルー文字盤・メタルブレスのバリエーションは、2018年の新作です。
公式サイト掲載の定価は、税込みで¥734,400。
対する現在の実勢価格は、¥429,850~¥467,703でした。
定価比率では、最安で58.5%と、かなりお買い得な設定になっています。
過去1年の価格推移、10万円近く値下がりしていますね。2018年に発売されたばかりとあって、発売時から流通個体数が増したことで、市場ニーズを上回る数が販売されているのでしょう。
発売時より狙っていた方、かなり安くなりましたので、そろそろ買い時かもしれません。
オクト・ローマ OC41BSSD
続いて、同じモデルのブラック文字盤。これは2017年のシリーズ登場時に発売さたたバリエーションですね。
税込み定価は、先ほどのブルーと同じく¥734,400。
実勢価格の方は、¥445,000~¥484,065と、ブルーよりも1,2万円ほど高い設定になっています。
定価比率は、最安で60.6%でした。
過去一年での価格推移はというと、1年早く発売された分、新作のブルーほど大きな値下がりではありません。
ただ、それでも3万円以上値下がりしています。中古市場の流通量が今以上に増してくると、もっと値下がりするかも知れませんね。
オクト・ローマ OC41C5SLD
続いて、こちらも同じくオクト・ローマ。チャコールグレー文字盤・革ベルト仕様です。
公式サイト掲載の税込み定価は、¥669,600です。
実勢価格の方はというと、¥397,900~¥413,400。
定価比率は最安で59.5%。過去1年での相場変化は、5万円以上の値下がり。発売以来、もっとも安い価格になっております。
うん。オクト・ローマ。狙い目かも。
オクト・フィニッシモ BGO40C14TTXTAUTO
続いて、2018年に発表された超薄型モデル、オクト・フィニッシモのチタンモデル。自動巻きムーブメント搭載ながら、ケース厚はなんと5.15mm!驚異的な薄さを実現した次世代のドレススポーツウォッチです。
税込み定価は、¥1,576,800。
対する実勢価格は、2店舗のみの掲載。東京中野のジャックロードさんが¥1,030,000、同じく東京中野のThe Watch Companyさんが¥1,115,865でした。
定価比率は最安で65.3%。発売したばかりの人気モデルですが、定価の7割以下で買えるという、優しい設定です。
が、個人的にはもう少し下がって欲しいと思うところ。中古で60万円くらいなら、素直に欲しいです。さすがにそこまでは下がらないか。笑
過去1年での価格推移は、プラマイ4万円の範囲内で、上がったり下がったり。掲載本数が少ないので、1本売れるとかなり動くという状況です。
フィニッシモは、今年クロノグラフが追加されているので、それが国内に入荷してきたら、また値動きしそうですね。
オクト・フィニッシモ BGO40BCCXTAUTO
追加バリエーションのブラックセラミックモデルも見てみましょう。
定価は税込みで¥1,846,000。チタンよりも高額です。
実勢価格の方はというと、掲載は一店舗のみ。¥1,299,900でした。
定価比率は70.4%。定価よりは安いとはいえ、やはり他のモデルよりは、お高めですね。
価格推移は、今年の7月からで、しかも1店舗のみの掲載なので、参考程度になってしまいますが、発売時から今日までで25万円近くガクッと落ちております。
国内入荷時はどうしても高くなってしまうので、このあとまた流通量が増えてきたタイミングで、値下がりするするものと予想されます。
ブルガリ・ブルガリの販売相場と定価
さて、続いてはブルガリ・ブルガリ。こちらはブルガリ初の時計コレクションとして、1970年代中盤に登場。初代はジェラルド・ジェンタ氏のデザインで、現在もその時からほとんど形を変えずに継承されている人気モデルです。
ブルガリ・ブルガリ BBP40BCGLD
まずは2014年に登場したカーボンゴールド。カーボン製のケースと、ピンクゴールド製のパーツを使用したモデルです。カーボン素材を使った軽量な時計ということで、凄く遊びのある作りなんですが、ブルガリが作るとここまで高級感出せるのか。そんな印象を持たせてくれる一本です。
税込み定価は、¥361,800。
対する現在の実勢価格は、¥228,000~¥273,600でした。
最安価格の定価比は、63%。もともとブルガリのラインナップの中ではリーズナブルな価格設定ですが、実勢価格はさらに優しい設定になっています。
過去一年での価格推移ですが、発売から5年が経っており、需要と供給のバランスも取れてきているため、極端な上下はありません。
プラマイ1万円というレンジの中で、小さく上下を繰り返している状況です。
ブルガリ・ブルガリ BBL26WSSD
続いて、2017年発売のブルー・シリーズ。35mm径ホワイトゴールドケースに、ノンデイトの手巻きムーブメントを搭載したモデルです。ラストは26mm径SSケースのレディースモデル。ホワイトマザーオブパールを文字盤に使用した、エレガントウォッチです。
税込み定価は、¥453,600。
実勢価格は、¥282,900~¥341,134でした。
最安価格の定価比は、62.4%なので、メンズモデルとの大きな乖離はありませんね。
過去一年での価格推移は、平均値のブルーのラインでは3万円以上値下がり。とは言え、2011年の発売時は26万円ほどでしたので、その時よりは今の方が高くなっています。
まとめ
以上、本日はブルガリの新品実勢価格、2019年9月版、お送りしました。実勢価格は定価の6割前後でしたね。
新作のオクト・フィニッシモ以外は、案外リーズナブルでした。トップジュエラーながら、時計においては入手しやすいブランドなんですね。
次回調査時には、おそらくフィニッシモのクロノグラフが入荷されているかと思いますので、そちらもまた楽しみにお待ちいただければと思います。