ロレックス サブマリーナ 168000 トリプルゼロ 買取価格 2017年版

トリプルゼロこと第３世代ロレックスサブマリーナデイト Ref.168000 。2016年から2017年6月までの買取実績をまとめました。希少モデルのため非常に品薄ですが、状態の良い個体が少なく、買取実績価格はやや低めです。

サブマリーナデイト Ref.168000 トリプルゼロとは

サブマリーナは、1953年に登場したロレックスのダイバーズモデルです。そのデイト機能つき第３世代にあたるのが、今回調査のRef.168000通称トリプルゼロです。

製造年は極端に短く、流通数が少ないモデルですが、初代Ref.1680や第４世代Ref.16610の人気に圧倒され、中古市場での人気はあまりありません。

製造年：1986年頃〜1989年
キャリバー：cal.3035
防水性能：300m
風防素材：サファイアクリスタル
ケース素材：ステンレススチール
ベゼル：逆回転防止ベゼル

サブマリーナデイトの系譜は、第３世代と第２世代の製造期間が非常に短いのが特徴です。ムーブメントcal.3035の試用期間も短いことから、現在の完成系に向かうための試行錯誤の期間だったと推察されます。

Ref.168000 の買取価格を調査しました（2016年1月〜2017年6月）。

データソース：買取店実績および業者オークション

Ref.168000 買取価格の実績値は以下の通り。

通常品　￥310,000 〜￥500,000
動作不良など　￥170,000 〜￥190,000

上記の価格は2016年1月から2017年6月の実績値となります。年式と状態によって多少前後しますが、大概は上記相場内に収まります。

ムーブメントcal.3035は、メンテナンスをしっかり施さなくてならない機械であるため、それを怠った個体または修理の状態がよろしくない個体は、残念な買取価格になってしまいました。

また、同じ年式のものでも、各部の劣化状態によって10万円ほどの差が生じていました。

ロレックスサブマリーナデイト Ref.168000 トリプルゼロの買取価格は、過去二年を見ても大きな変化はありません。もともとの流通数が少ないので、為替の影響も受けにくく、買取価格は安定していると言えます。

買い手側が注意を要するモデルであるため、売る側としては査定価格のみで判断してしまって大丈夫です。逆に自分が中古で購入する際は、細心の注意を払いましょう。