2017年にモデルチェンジを果たした ロレックス・シードゥエラー。これによって旧型となった前作 シードゥエラー4000 Ref.116600 ですが、多くの販売店で品薄状態になり、一時的にプレミア化しています。買取価格と合わせて現状を確認してみましょう。
目次
- ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 とは
- シードゥエラー4000 Ref.116600 販売および買取価格の推移
- まとめ:どうなる?買取価格
ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 とは
サブマリーナの上級モデルとして登場したロレックス【シードゥエラー】。Ref.116600は、2014年に登場した前作モデルです。シードゥエラーは、2009年から2013年まで生産されておらず、2014年に待望の復活となり話題を呼びました。
ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 の基本スペック
製造年:2014年〜2017年初
キャリバー:cal.3135
防水性能:1,220m(4,000フィート)
風防素材:サファイアクリスタル
ケース素材:ステンレススチール
ベゼル素材:セラミック
復活を遂げたものの、実質3年ほどしか生産されず、ロレックスの近代モデルではもっとも短い生産期間となりました。
後継モデルについてはこちらをご覧ください。
→ 2017年新型シードゥエラー126600発表!43mmビッグサイズの赤シード
シードゥエラー4000 Ref.116600 販売および買取価格の推移
さて、前回こちらの記事(新型登場でどうなる?シードゥエラー4000の買取価格)で、今後のシードゥエラー4000の価格について予想しました。
生産終了となったあとで人気に火がつきレアモデル化するかという点が気になるところではありますが、おそらくその線は薄いものと判断します。(前回記事より抜粋)
この予想がどうなったかというと、見事にハズレ方向に動いております。完全にハズレているわけではないのですが、まあ言い訳はほどほどに、下のグラフをご覧ください。
新品価格とはいえ、まさかここまで高騰するとは。正直びっくりでございます。
とはいえ、生産終了しているモデルなので新品価格の高騰は、まああるあるです。しかしもっとびっくりなのが、
中古品が売ってない!!
楽天で検索しても7本しかない!!
最高価格200万円(これはさすがにやりすぎ)!!
(2017年6月22日調べ)
嘘でしょ!?
ということで、少々動揺してこの記事を書いている次第です。
大幅なモデルチェンジが、逆に旧型の人気に火をつけた形になっているようですね。やはり43mm径というビッグサイズは日本人には少し大きく感じてしまいます。
シードゥエラー4000 Ref.116600 買取価格
ちなみに買取価格はまだそこまで高騰の煽りを受けておらず、少々上がった程度にとどまっています。買取店も様子を見ている段階であると言えます。
Ref.116600 買取価格
¥780,000 〜 ¥1,050,000
上記の価格は2017年7月28日調べです。
新品未使用であれば、110万円前後が狙える最大買取価格となります。
追記:2017年12月更新記事
→ ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 買取価格 2017年まとめ
実質3年しか作られていないため、年式による価格差はほとんどありません。時計の状態と付属品の有無が査定額を左右する要因となります。
まとめ:どうなる?買取価格
ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 の価格ですが、前回の記事では為替変動のみで動くと予想しましたが、さすがにここまで品薄になってしまったことで、ユーズド価格もあわせて高騰状態になっています。
買取価格にはまだ大きな影響はありませんが、いずれこちらも上昇は免れないと思っておいて間違いないでしょう。いまお手持ちの場合は、もう少し様子を見て判断した方が良さそうです。
Ref.116600は、生産年数が少ないことも高騰の要因になっていますが、一般ユーザーはこういったプレミア化の波に乗ることは少ないため、コレクターからの需要が急激に高まっていることで価格がつり上がっている現象と判断できます。