※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「鉄道時計 ボールウォッチ ストークマン ヴィクトリー 実機レビュー!ボールウォッチ ストークマン VICTORY NM2098C」の書き起こしです。
ボールウォッチストークマンヴィクトリーNM2098Cの実機レビューお送りしていきます。ボールウォッチは1891年アメリカ合衆国オハイオ州で誕生。アメリカ鉄道史において重要な役割を果たした歴史があります。現在はスイスラ・ショー・ド・フォンを拠点に時計作りを行っているブランドです。
今回ご紹介するモデルは、シンプルなデザインを基調としたストークマンヴィクトリー。ボールウォッチらしい堅牢な実用時計です。
目次
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耐衝撃性、耐磁性、視認性と、日常使いはもちろん、タフな現場でも使用可能な頼もしい機械式時計。堅牢な作り、そして使いやすいデザインに。ぜひ注目してご覧ください!
ボールウォッチ ストークマン VICTORY NM2098Cの基本スペックと機能
- モデル:ストークマン ヴィクトリー
- 型番:NM2098C
- 製造年:–
- ケース&ベルト素材:ステンレススチール
- ケースサイズ:40mm×11.5mm
- 新品時重量:–
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.RR1103
- ベゼルタイプ:–
- パワーリザーブ:38時間
- インデックス:楔
基本機能は、時分秒のセンター3針。4時半位置の小窓には日付表示。搭載されるムーブメントは、cal.RR1103。スイスの機械メーカーETA製の汎用機28系を改良したもので、非常に高い信頼性を誇ります。
ちなみにキャリバーの冠名RRとは、RailRoadの略とのこと。RRはロゴにも使用されており、アメリカ鉄道史と共に発展したブランドであるということを強く感じさせてくれます。
リューズでの操作は、ゼンマイの巻き上げと長針の調整、そして日付のクイックチェンジが可能です。リューズを引くと秒針が止まるハック機能があり、秒単位での時刻合わせが可能になっています。
振動数は毎時28,800。パワーリザーブは約38時間。防水性能は100mです。
ボールウォッチ ストークマン VICTORY NM2098Cの外装デザイン
ケースサイズは、40mm径×11.5mm厚。ケース素材は、ステンレススチール製です。100m防水という性能を感じさせない薄さですね。
裏蓋も同様にステンレススチール製です。ふくらみは少なく、フラットな形状。夜間走行中の蒸気機関車が描かれており、まるで記念コインのようなデザインです。
薄いミドルケースに対し、リューズは大きく作られていますね。薄い手袋を着けたままでも、操作可能かと思います。
また、ケース形状ですが、単純なようで良く見ると複雑な作りになっています。ベゼルは2重になっていて、立体感と円さを強調。ブレスレットを繋ぐラグの部分は、ケースとの間に継ぎ目があり、やはりケースの丸さを目立たせる作りになっています。
ベルトもケース同様にステンレススチール製。ヘアライン仕上げのコマを、ポリッシュ仕上げのコマで繋ぐという構造。コマは楕円形なので、肌に触れる面積が少なく、夏でも快適に着けることができます。バックルは両開きタイプ。ここにもRRのロゴがありますね。
文字盤デザインは、全部で9種類が展開されています。こちらは、マット仕上げのブラックです。この他サンレイ加工のものや、クルドパリ装飾のものもあります。
インデックスと針の上には、夜光ガスが封入された自発光管マイクロガスライトが配置。夜間でも非常に高い視認性を発揮します。
径も厚みも程よく、デザインはシンプルなので、毎日の仕事用時計として重宝すること間違いなし。耐衝撃性を有し、1mの自由落下相当の衝撃にも耐えうる構造。万が一の際にも安心ですね。
また、この距離から見ても、大体の時間が読めてしまうほどの視認性の高さ。これには驚きですね。見やすく、使いやすく、正確で丈夫。実用性能に特化した作り、好感が持てます。