※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「復刻の角形クラシック!ロンジン ヘリテイジ1968 L2.792.8.71 18KG ピンクゴールド 実機レビュー!」の書き起こしです。
1832年創業、万国博覧会最多受賞歴を誇る老舗ブランドロンジン。「伝統」「エレガンス」「イノベーション」「スポーツ」そして「冒険」をテーマに、時計作りを行っています。
今回ご紹介するモデルは、1968年に製造されたモデルにインスピレーションを得て、2012年にリメイクされたスクエアウォッチ。
目次
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薄くエレガントな角型時計。手巻きのヴィンテージウォッチのような佇まい。しかし、実際には自動巻きを積んでいます。
ロンジン ヘリテイジ1968 L2.792.8.71 18KG ピンクゴールドの基本スペックと機能
- モデル:ヘリテイジ1968
- 型番: L2.792.8.71
- 製造年:2012年
- ケース&ベルト素材:ピンクゴールド、革ベルト
- ケースサイズ:33mm幅9mm厚
- 新品時重量:-
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:3気圧
- ムーブメント:L619.2(ETAベース)
- ベゼルタイプ:-
- パワーリザーブ:40h
- インデックス:ローマ
基本機能は、センター3針、4時半位置に日付表示。シンプル機能のドレスウォッチです。
搭載される機械は、自動巻きcal.L619.2。薄型汎用ムーブメントの名機、ETA 2892/A2をベースとして使用したもの。
ETAというのは、ムーブメントを専用で作っているメーカーです。2892/A2は、オメガ、IWC、カルティエなど、様々なブランドの時計に使用されています。
リューズでの操作は、長針の調整と、日付のクイックチェンジが可能。リューズは小さく薄い形状。
手袋を着けての操作は難しいですが、スクエア型のケースデザインを邪魔していないのがいいですね。
ロンジン ヘリテイジ1968 L2.792.8.71 18KG ピンクゴールドの外装デザイン
ケースは、18Kピンクゴールド製。サイズは、縦横ともに33mm、厚みは約9mm。
フェイス面だけでなく、横から見た際にも、角型が際立つデザイン。ラグ形状も凝りすぎておらず、ミドルケースから自然に平行線を描いたようなデザイン。
風防は、無反射コーティングのサファイアクリスタル。防水性能は、3気圧です。付属されるベルトは、ブラックアリゲーター。
艶感はあえて持たせず、時計全体で控えめな印象になるよう、バランスが整えられています。ピンバックルもピンクゴールド製です。
ロンジンのロゴは、『有翼の砂時計』と呼ばれています。これは、未来へはばたく翼と、経過していく時間を表現しているものなのだとか。
なんだかとっても哲学的。ブランドの歴史詳細については、別動画でまとめておりますので、そちらもぜひご覧ください。
ピンクゴールドの時計ですが、ヴィンテージライクなデザインと、控えめなサイズ感で、ビジネスシーンでも十分使用可能かと思います。
夜は夜で、BARの照明でゴールドの輝きを楽しめる。非常に満足感の高い時計だと思います。