ロレックス シードゥエラー Ref.16600 の買取価格を調査しました。2017年12月調べ。約半年前に調査した時よりもさらに値上がりし、12月現在の最高買取価格は70万円を超えています。
目次
- シードゥエラー 16600 とは
- ロレックス シードゥエラー Ref.16600 買取価格 2017年12月
- まとめ
シードゥエラー 16600 とは
サブマリーナの上級モデルとして1960年代に登場したロレックス【シードゥエラー】。潜水というカテゴリーにおいて、様々なプロジェクトに参加しており、モデル初期にはフランスの潜水事業ブランドCOMEX社との共同開発も行なっていました。
Ref.16600はシードゥエラーの3代目モデルとして1990年頃に登場。パッと見はサブマリーナと近いデザインですが、サイクロップレンズを使用していない点や、厚みのあるケースなど、シードゥエラーにしかない部分が魅力です。
シードゥエラーはこのモデルで一旦ラインナップから外れることとなり、2008年からはシードゥエラー・ディープシーへと世代交代されることとなります。
ロレックス シードゥエラー Ref.16600 の基本スペック
製造年:1990年頃〜2008年
ムーブメント:cal.3135
防水性能:1,220m
風防素材:サファイアクリスタル
ケース素材:ステンレススチール
ベゼル素材:アルミ合金
ケースサイズ:40mm径×14.6mm厚
ムーブメントcal.3135は、前作cal.3035からテンプの支えがダブルブリッジに変更され、また精度調整の部品も改良(マイクロステラスクリューからマクロステラナットに変更)されたことで、より高性能に進化しています。
ロレックス シードゥエラー Ref.16600 買取価格 2017年12月
Ref.16600 の買取価格を調査しました。
(2017年11月〜12月調べ。Google検索キーワード『シードゥエラー買取』にて上位20サイトより価格を調査。および業者オークション実績より算出。)
シードゥエラー Ref.16600 買取価格
Ref.16600 買取価格の実績値は以下の通り。
▼シードゥエラーRef.16600
(買取価格2017年12月)
中古C〜A
¥525,000 〜 ¥680,000
2008年製造未使用
〜 ¥710,000
追記:2018年以降の最新相場はコチラ
→ シードゥエラー 16600 買取価格まとめ
マイナーチェンジによる価格差ですが、ブレスレットが旧タイプのものと、ケースに横穴が空いているものは、それぞれ約3万円ずつマイナス査定の対象になります。2008年最終年式の個体の価値は他の個体よりもワンランク高く、デットストック品であれば70万円を超える価格での売却も可能です。また、年式問わずとも、未使用品であれば58.5万円以上での買取が相場となります。
参考:マイナーチェンジについて
1998年、夜光塗料がトリチウムからルミノバに変更。
1998年、ブレスレットのエクステンションリンクがコマ状に変更。
2003年、ケース横穴が塞がる。
2007年、ギャランティがカードタイプに変更。
まとめ
ロレックス 旧シードゥエラー Ref.16600の買取価格は、前年比較で約38%上昇していました。円相場の影響をベースに、希少価値が大きく高まっていることが感じられます。
特に2008年製造の個体(V品番)は、他の個体と比較して価格帯がワンランク異なっており、今後はプレミアムヴィンテージモデルに仲間入りしていくことになりそうです。また、マイナーチェンジを全て完了した2003年後半以降の個体も、今後値上がりの可能性が十分にあります。
売却の際は、ヴィンテージロレックスに理解があり、年式による細かい値付けが可能な買取店での査定がおすすめです。地方での買取の場合、細かい査定ができない場合がありますので、ご注意ください。