2018.03.26

オメガを売るならいつがいい?査定額アップのベストタイミングとは

更新

「オメガを少しでも高く売ろう」と考えたときに気をつけたいのが、売りに出すタイミングです。

オメガは株やビットコインのように、「相場」によって売値が上下します。

せっかくなら高く売れるときに売ってしまいたいと考えるあなたに、高価買取となるタイミングを伝授します。

目次

オーバーホール前や壊れた時

使っているオメガが壊れたり、オーバーホールなどのメンテナンスが近づけば、「オメガを売るかどうか」を考えるタイミングになったといえます。

アンティークだと3年、コーアクシャル機構モデルだと10年に一度という説もありますが、基本的には機械式時計は3〜5年に一度、オーバーホールが必要となります。

オーバーホールにはまとまった費用が必要になるため、「オーバーホールはせずに別のモデルに買い換える」という選択肢もあります。感覚としては賃貸物件を更新するか、別の部屋に引っ越すかに似ていますね。

また、故障や不具合が生じた場合も、修理するか売ってしまうかを考える時期となります。

いずれにせよ査定前に修理やオーバーホールを行う必要はありませんので、時期が来たらそのまま査定に出してOKです。

買取店によっては自社で修理可能な店舗もあり、その場合は修理やオーバーホールせずに手放す方が、余分な修理費用を負担せずに売却することができます。

お祝いシーズン前や買取強化キャンペーンなどのイベント時期

キャンペーンイメージ

ボーナス時期やクリスマス、年末年始、年度末や父の日など、お祝いや高額な買い物が見込める時期は、販売店としては在庫を多く揃えたいところ。

そのためこれらの時期の前は、人気モデルを中心に平均相場より高めの見積もりとなる可能性もあります。

店舗によっては「買取強化キャンペーン」として「査定額●%アップ」や「●万円上乗せ」といったイベントを開催しているところも。

これらのシーズンやイベントに合わせることも、高額査定のコツといえます。

為替が変動した時(もしくは変動する前)

オメガは日本国内だけでなく、世界的にも需要の強い高級時計ブランドとなります。海外で生産されることもあり、オメガは為替相場の影響も大きくなります。

一般的に円安時には販売価格・売却価格は割高になりますので、売るタイミングとしては円安のほうが相性が良いといえます。

オメガが時計の定価を上げた時

現行モデルについては、オメガの公式サイトにて定価の金額が提示されています。この定価が上がると、それに伴い買取金額も高く設定されます(その逆も然り、ですが)。

買取応援団(オメガ)では、現行モデルに関しては買取相場だけでなく定価も併せて調査しています。

変更された場合には各モデルの詳細ページにて最新動向を掴むことができますので、査定前に一度確認してみてください。

人気モデルの生産終了時

オメガの価格変動が大きくなるタイミングは、定価の変更時期のほか、発売直後や生産終了の時期が考えられます。

特にスピードマスターやシーマスターといった人気モデルの生産が終了すると、新品在庫(デッドストック)を求めて販売価格が上昇することも。

同時にユーズドについても注目度が高い状態となりますので、そのタイミングで手放すのも一手となります。

もっとも、マイナーなモデルの場合は生産終了となっても相場が変わらない場合もあります。

購入したモデル・シリーズがブームとなっているとき

ブームイメージ

007、NASA、スヌーピーやオリンピックなどの各種スポーツ大会など、世界的なイベントや著名人とのコラボが多いのもオメガの特徴です。

また、芸能人の着用やドラマで取り上げられたタイミングでも、一気に注目モデルとなる場合があります。これらの世間的な注目度が高まるタイミングには需要も強まり、買取価格も上がることがあります。

もっともいつ、どのモデルがどの程度値上がりするかは事前予想が難しく、実際にはテレビやネットで見かけたら一度査定を出すという流れになりそうです。

スタッフと仲良くなれたとき

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何度かお店に通うことで、そのお店ならではの情報や最新の相場情報に触れられる可能性もあります。

売却まで時期的に余裕がある場合は定期的に査定を行いながら、スタッフさんに最適な売却タイミングを相談するのもオススメです。

時計を売りたい・買い替えたいと思ったとき

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これまで色々なポイントでベストな売却タイミングを紹介してきましたが、一番のオススメは「時計を売りたい・買い替えたいと思ったとき」に売ってしまうことです。

なぜなら時が経つにつれオイルの劣化やサビなど、機械式時計は見えないところでの損傷が売値に響く恐れがあるからです。

最高値を狙って保管しても、売ることを忘れて(もしくは面倒くさくなって)長い間押入れの中に眠っていた。。というケースとなる人は少なくないと思います。

金やダイヤならまだしも、機械式時計は時間と共に内部の状態が変化してしまうもの。

上記のオイルの変質やサビのほか、磁気帯びや破損、保証書などの備品の紛失など、手痛いマイナスポイントを重ねてしまうリスクを考えると、性格的に几帳面でない限り長期保有も考えものです。

まとめ

残念ながらオメガは、一部のモデルを除き、ロレックスほど資産価値がある時計とは言いにくいのが現状です。

そのため原則としては「長期保有」よりも、売却や買い替えを考えたタイミングが売り時となります。その時点での為替相場や直近のイベントを確認して、査定時期を微調整するのがベストな売り方となるでしょう。

「売ろうかな?」と考えたタイミングが、一番行動力ある時期。その熱が消えないうちに、査定・見積もりを行うのが、現金化への近道といえます。

参考記事:高価買取のコツとは?オメガを高く売る方法まとめ5選