オメガ(OMEGA) スピードマスター プロフェッショナル代表モデルの買取価格を調査しました(2018年2月調べ)。
ムーンウォッチとも呼ばれるように、NASA公認で月面着陸に立ち会ったエピソードが有名な時計です。半世紀以上の時が経過してもなお大きく変わることのないクロノグラフは、ひと目見てオメガのスピマスと分かるデザインですね。
目次
- オメガ スピードマスター プロフェッショナルとは
- オメガ スピードマスター プロフェッショナル 現行モデルの買取価格
- オメガ スピードマスター プロフェッショナル 歴代モデルの買取価格
- まとめ
オメガ スピードマスター プロフェッショナルとは
オメガ スピードマスターは、当時レース用の時計として1957年に発売されました。その後1962年に宇宙へ、そして1969年に月へ人類が到達した際に着用された最初の時計、それがスピードマスターになります。
スピマス プロフェッショナルは「NASA公式装備品として月面着陸に立ち会った」というエピソードがとても有名ですね。そのためこの時計は、別名「ムーンウォッチ」とも呼ばれています。
スピードマスターは全てこの「プロフェッショナル」のデザインを基軸として展開しているほど、オメガのフラッグシップシリーズとして君臨し続けています。
シリーズ共通の特徴としては、自動巻きが主流の現代においてもなお、全て手巻きムーブメントを採用していること。「無重力空間でも問題なく機能させるため」という当時の逸話を残し続けているのが、その背景にあります。
関連カテゴリー:スピードマスター買取
オメガ スピードマスター プロフェッショナル 現行モデルの買取価格
オメガ スピードマスター プロフェッショナルの現行モデルはRef.311.30.42.30.01.005とRef.311.30.42.30.01.006を中心に展開しています。どちらも月面着陸45周年の記念モデルとして2014年に登場しました。
強化プラスチック仕様スピマス 311.30.42.30.01.005の買取相場
オメガ(OMEGA) スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 311.30.42.30.01.005の買取相場は、¥200,000 〜 ¥290,000となります(2018年2月調べ)。ここ数ヶ月で相場は上昇傾向にあります。
こちらのモデルは「強化プラスチック風防」タイプになります。「宇宙空間で破損時の飛散を防ぐ」という理由で採用されたのが、この強化プラスチック風防でした。
高級時計の多くがサファイアクリスタル風防を採用するなか、オメガは旗艦モデルのスピードマスター プロフェッショナルについては2モデルに分けて展開。
手巻きムーブメント(cal.1861)に加え、強化プラスチック風防などNASA公認となった当時の状態をほとんど変えずに現在まで歴史をつなげています。
強化サファイアクリスタル仕様スピマス 311.30.42.30.01.006の買取相場
オメガ(OMEGA) スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 311.30.42.30.01.006の買取相場は、¥235,000 〜 ¥340,000となります(2018年2月調べ)。上限価格については相場は数ヶ月で上昇傾向にあります。
こちらのモデルは「強化サファイアクリスタル風防」で裏スケルトンタイプになります。手巻きムーブメントである点など、そのほかは上記311.30.42.30.01.005と変わりはありません。
オメガ スピードマスター プロフェッショナル 歴代モデルの買取価格
2014年に現行となる第7世代が登場するまで、1996年から18年間製造されたのが先代のスピードマスター プロフェッショナルRef.3570.50になります。
オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3570.50の買取相場
オメガ(OMEGA) スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 3570.50の買取相場は¥210,000 〜 ¥285,000となります(2018年2月調べ)。
2017年9月の調査時と比べ、売却時の相場の下限は同程度で推移している一方、上限はおよそ3ヶ月で1.5万円ほど減少していました。
モデルチェンジが行われたとはいえ、ブレスコマの留め具が変わった以外の変更はありません。そのためスペック的には現行モデルの311.30.42.30.01.005と同じといえますね。
まとめ
オメガ(OMEGA) スピードマスター プロフェッショナル シリーズの買取相場としては、¥200,000 〜 ¥340,000となります(2018年2月調べ)。
スヌーピーアワードやトリロジーなど一部の限定モデルについては100万超えとなることもありますが、スピマス プロフェッショナルの細かな派生モデルについても、おおむね同程度の価格帯と考えて問題ないでしょう。
またスピードマスターはプロフェッショナルのほかにも、自動巻きのオートマティックやデイト、デイデイトなど機能が追加されたシリーズも数多く展開されています。
廉価版や高級版のスピードマスターもありますので、その場合はまた別の価格相場となりますのでご注意ください。