オメガ(OMEGA) シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の買取価格を調査しました(2018年2月調べ)。
ケースサイズ36mmと小ぶりなシーマスターの生産終了モデルの相場を見ていきましょう。
※同モデルの最新記事はこちら→212.30.36.20.01.001を売るなら|買取店別オメガ シーマスター査定価格を比較
目次
- オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001とは
- オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の買取価格
- オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の販売価格
- まとめ
オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001とは
オメガを代表するコレクションの「シーマスター」。1948年の発売当初は生活防水程度の性能でしたが、後に優れた防水性能を誇るモデルを多数発表するようになりました。また、映画「007」でも主役のジェームズ・ボンドが着用しているのも有名ですね。
「シーマスター ダイバー300M」は高級時計ブランドのオメガを代表する、本格ダイバーズウォッチシリーズのひとつです。
カラーはブルーとブラックの2種類を展開。ダイバーズウォッチらしい堅牢なベゼルや、視認性に優れたダイヤルが特徴的なデザインとなっています。
オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の基本スペック
オメガのモデルには、複数の名称が付いているものもいくつか存在しています。この212.30.36.20.01.001をはじめとしたダイバー300Mシリーズもそのひとつです。
ダイバー300Mについては「シーマスター プロダイバーズ 300M」という呼び名も見られます。
もっともオメガ公式サイト上のカテゴリーでは「シーマスター ダイバー300M」の方で分類されているため、買取応援団(オメガ)でもダイバー300Mという呼称を採用しています。
- 製造年:不明(生産終了モデル)
- ムーブメント:自動巻き
- 防水性能:300m
- ケース素材:ステンレススチール
- ベルト素材:ステンレススチール
- ケース直径:36mm
製造年は2012年、2013年製のものが確認できました。公式サイトにもモデル紹介ページが残されていたので、生産終了は比較的最近になるかと思われます。
このモデルはギョーシェ模様と言われる波型の黒の文字盤が特徴的です。
300m防水のヘリウムガス放出バルブ搭載モデルですので、ダイバーズウォッチとしては申し分ないといえます。
オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の買取価格
高級時計ブランドで価格提示を行っている主要買取サイトのうち、下記2サイトで査定価格の実例もしくは想定価格を確認できました。
- カドノ質店
- ヒカカク
オメガ シーマスター 212.30.36.20.01.001の平均買取金額は、¥110,000〜¥210,000となっています(2018年2月時点)。
買取価格の詳細
2018年2月時点での、各社の買取金額の詳細を見ていきましょう。
カドノ質店
時計の状態に応じた価格が提示されていました。価格帯としては¥105,000〜¥216,000となります。
N:¥216,000
S:¥165,000
A:¥135,000
B:¥105,000
引用元:カドノ質店
Nランクは購入3ヶ月以内の新品で備品完備のもの、Sランクは新品で購入3ヶ月〜半年のものが当たります。Aランクは目立たない程度の擦り傷や小傷がある中古品、そしてBランクは擦り傷や小傷が目立つような、使用感のある中古品が該当します。
上下で倍近くの価格差がありました。後述の業者オークション実績と照らし合わせると、現実的な買取金額の上限は18万円前後になると予想されます。
ヒカカク
提示されていた買取価格の上限金額は、¥200,020となっていました。
上限買取価格:¥200,020
引用元:ヒカカク
ヒカカクで提示している金額には2種類の傾向があり、他の買取店と同程度の金額を提示している場合と、他と比べ10万円近く上回った価格を提示している場合があります。
今回はカドノ質店との比較になりますが、前者にあたり相場の実態に合った価格を提示していると判断できそうです。ちなみに端数の20円の理由は不明です。
業者オークション
直近半年(2017年10月〜2018年2月)の間で、業者オークションで確認できた実績は数点のみでした。個体の使用・未使用のデータは不明ですが、価格帯は¥140,000 〜 ¥180,000となります。
カドノ質店が提示していた相場のAランク〜Sランクと同じ価格帯となる結果となりました。
前回調査時との比較
2017年10月時点での買取価格は¥105,000〜¥165,000でした。今回(2018年2月)の平均買取価格は¥110,000〜¥210,000であることから数字上は上昇傾向にあります。
もっとも前述した業者オークション実績を踏まえると、実際の値上がり幅は1万円〜1.5万円程度と、上昇率はそこまで大きくはないのではと思われます。
前回調査記事:オメガ買取|シーマスター ダイバー 300M 212.30.36.20.01.001
オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の販売価格
参考までに、オメガ シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の販売価格は以下のようになっていました。
- カカクコム:無し
- 楽天新品:¥530,300 〜 ¥612,700
- 楽天中古:¥189,800 〜 ¥247,320
- ヤフオク:¥154,000 〜 ¥247,320
- メルカリ:無し
生産終了モデルのためカカクコムでの販売は確認できず、楽天で売られていた2点のデッドストックを残すのみとなっています。
中古も計10本とやや少ない流通量となっていました。シーマスターの中でもかなり小さいケースサイズということもあり、メジャーモデルよりも選ぶ人が限られているモデルといえそうです。
まとめ
オメガ(OMEGA) シーマスター ダイバー300M 212.30.36.20.01.001の平均買取価格は、¥110,000〜¥210,000となります(2018年2月調べ)。
ただし業者オークション実績と照らし合わせると、現実的な買取金額の上限は18万円前後になると予想されます。
相場の推移としては、前回調査時から約3ヶ月で、実質的には1〜1.5万円ほど買取金額は上昇していました。そのため売却に際しては追い風傾向にあるといえます。
近年の小型ケースサイズの流行があるとはいえ、流通量や買取実績、価格提示の店舗数より、36mmの人気は決して高くはないようでした。
買取実績ある店舗も多くはないと予想されますので、売却の際は査定データを多く持っていそうな時計買取専門店や、全国展開をしている買取店を中心に査定を行うのが良いでしょう。