オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80の買取価格をまとめました(2017年12月)。
文字盤・ベゼルともにブルーカラーで波状デザインの36mmモデルの相場を詳しく見ていきましょう。
※同モデルの最新相場はこちら→2551.80を売るなら|買取店別オメガ シーマスター査定価格を比較
目次
- オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80とは
- 【販売価格】オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80
- 【買取価格】オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80
- まとめ
オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80とは
オメガを代表するコレクションの「シーマスター」。1948年の発売当初は生活防水程度の性能でしたが、後に優れた防水性能を誇るモデルを多数発表するようになりました。また、映画「007」でも主役のジェームズ・ボンドが着用しているのも有名ですね。
オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80の基本スペック
- ケースサイズ:36mm
- ケース素材:ステンレススティール
- ブレス素材:ステンレススティール
- ダイヤルの色:ブルー
- 風防素材:サファイアクリスタル風防
- 防水:300m
- ムーブメント:自動巻き
- 製造年:生産終了モデル
- 機能:日付表示、ヘリウム排出バルブ、逆回転防止機構付きベゼル
同シリーズのメインは41mmのラインナップのなか、2551.80は36mmの小ぶりなモデルとなります。中古品によってはインデックスに焼け跡がついているのも見られました。
文字盤・ベゼルともにブルーカラー。波状デザインにいたっては文字盤やベゼルだけでなく裏蓋にも見られる徹底ぶりです。
【販売価格】オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80
【販売価格】 2551.80 |
参考税込定価 − |
新品販売価格 − |
中古販売価格 ¥89,000 〜 ¥159,840 |
※2017年12月調べ。国内販売店Webサイト・メルカリより算出。
生産終了モデルのオメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80について、新品の販売はありませんでした。ユーズドでは楽天で8点、ヤフオクで6点の販売が確認できました。
ヤフオクでは5,250円、30,000円で入札中の個体もありましたが、いずれも故障品でベゼル表層が削れている・傷の目立つ本体のみの個体といった「訳アリ」品のため、参考価格からは除外しました。
また最安値の89,000円も1点のみでその上は全て14万円以上での販売でしたので、実質的には最低販売価格は14万円以上といえます。
【買取価格】オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80
【買取価格】 2551.80 |
買取価格 ¥66,000 〜 ¥96,000 |
リセールバリュー 41% ~ 60% |
※2017年12月調べ。国内買取店Web検索上位サイト、業者オークション実績より算出。
※リセールバリュー(換金率)は「中古最高値での購入×最安値での売却価格」「中古最高値での購入×最高値での売却価格」の掛け合わせより算出した目安の割合です。
オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80は業者オークションにてここ3ヶ月間(2017年10月〜12月)で7点の落札がありました。
「GINZA RASIN」でも2017年8月に買取価格の提示がありましたが、金額はオークション価格を大幅に下回る30,000円。個体の状態や備品の有無が不明だった点より、上記価格には未反映とさせました。
オークション実績を過去1年に伸ばしても最低落札価格は5万円であったことから、故障や備品不足など何らかの不具合があったものと推測されます。
「ピアゾ」によると、参考買取価格は以下のように推移していました。
- 2015年11月:65,000円
- 2014年9月:52,000円
- 2014年4月:59,000円
- 2013年12月:35,000円
- 2013年10月:35,000円
- 2012年8月:61,000円
個体の状態は不明である点には留意するものの、個体の状態が同じであると仮定すると、2012年から一度値下がった以降は2015年まで価格は総じて上昇していました。
2016年の実績は確認できませんでしたが、直近でのオークションの最低落札価格が66,000円であることからも、値上がり傾向は2017年12月現在まで続いています。
まとめ
オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 2551.80は実質的なユーズド販売価格がおよそ14万〜16万円と価格差が小さく、買取価格もこれに連動して6.6万〜9.6万円と近しい評価となる傾向が強いモデルです。
目立った傷の無い通常使用品の場合は上記価格帯が売却価格の目安となるでしょう。一方でヤフオクや一部の買取実績より、故障品や目立った傷がある場合には、最低買取価格の半分程度の金額(3万円程度)まで値下がる可能性があります。
過去推移を元に計算すると、2013年から現在までであれば、1年間で1.5万円の値上がりとなっています。買取価格が高めとなった2012年比では1年あたり0.7万円の値上がりであるため、これまでの傾向が持続すれば1年あたり0.7万〜1.5万円の幅で値上がる計算となります。
もしお手持ちの個体が未使用品もしくは傷がほとんどない美品であり、長期保有も可能でプラス1万円を狙うのであれば、売らずに来年の値上がりに期待して待つという選択肢もあります。
一方で2551.80の買取金額自体が低めとなる可能性がある上、状態の良い中古の流通量も多く値上がりが期待しにくいといった点から、視認できる傷のある通常使用品や故障品といった場合には、3万円以上の査定額であれば売りに出して良いといえます。