ロレックス・ヨットマスター2のホワイトゴールドモデル Ref.116689 の市場価値と買い取り価格について調査しました(2016/9/17更新)。
ロレックスが長い歳月をかけて開発した機械式の『レガッタ機能』を備えた本格派マリンスポーツモデル・ヨットマスター2。
シルバーベゼルにホワイトの文字盤、品格漂うシルバーゴールドモデルの市場の評価はいかがなものなのでしょう。
目次
- ロレックス ヨットマスター2 Ref.116689 とは
- ロレックス ヨットマスター2 Ref.116689 の市場価値
- まとめ
ロレックス ヨットマスター2 Ref.116689 とは
2007年、クルージングを楽しむ富裕層向け、またヨットレース用として登場したロレックス・ヨットマスター2。
10分〜1分までのカウントダウン機能『機械式レガッタ機能』を、ロレックス史上はじめて備えたモデルとして登場しました。
Ref.116689 は、ケース&ブレスにホワイトゴールドのベゼルには、ヨットマスター・ロレジウムと同じプラチナ素材を使用しています。
ヨットマスター2 Ref.116689 の基本スペック
ケース&ブレス:18Kホワイトゴールド
ベゼル:プラチナ
風防:サファイアクリスタル
ケースサイズ:径44mm × 厚14mm
防水:100m
キャリバー:cal.4160 , cal.4161
製造:2007年〜現在
ロレジウム(プラチナとステンレスのコンビ素材)でお馴染みのプラチナベゼルですが、このモデルは18Kホワイトゴールドとプラチナのコンビという、とても贅沢な仕様です。
ケースサイズ36mmでも存在感の強いロレックスですが、ヨットマスター2のケースサイズは44mm。サイズによる圧倒的な存在感と、ホワイトゴールドの白い輝きが、品のある高級感を醸し出します。
ロレックス ヨットマスター2 Ref.116689 の市場価値
ヨットマスター2のホワイトゴールドですが、他の金無垢モデルと違い、普段使いできるということがメリットとなります。
特に日本では、金色の時計というと、ビジネスのシーンではあまり好まれず、特別なシーンでのみ使用することとなり、後はワインディングマシンで眠るか、タンスで眠るか、といったところです。
しかし、ホワイトゴールドは白に近い金属色なので、ビジネスシーンはもちろん、普段の使用でも気を追わず使えますね。
いわゆる『金のロレックス』の価値については、こちらの記事でまとめています。
>> ツウほど唸る ゴールドロレックス 本当の価値
新品実勢価格と買取価格は以下の通りです。
ヨットマスター2 Ref.116689 の新品実勢価格
¥3,938,000〜¥4,198,000(2015/9/17)
¥3,640,000〜¥3,980,000(2016/9/17)
ヨットマスター2 Ref.116689 の国内参考定価
¥4,957,200(2015年2月以降変更無し)
ヨットマスター2 Ref.116689 の買取価格
¥2,550,000 〜 ¥2,800,000(2015/9/17)
¥2,450,000 〜 ¥2,740,000(2016/9/17)
定価の設定が非常に高く、新品実勢価格はそれよりも約100万円安い設定です。
日常使いのニーズがある事で、中古品市場もそこそこ動きがあり、今回の調査時には320万円以下で販売しているものもありました。
買取額の実勢価格比率は、中古ニーズがある割には低め設定でした。中古ニーズがあるとはいえ、実際は売りたい人の方が多いのが現状といったところです。
まとめ
中古市場におけるゴールドロレックスの価値ですが、SS素材のスポーツモデルと比べてしまうと、活発に動いている市場ではありません。理由としては、上述のゴールドロレックスを選ぶ人の目的の通り。新品メインの市場であるといえます。過去エントリーより引用
ということで、ロレックスヨットマスター2Ref.116689の買い取りに関しては、イエローゴールド同様に、国内ニーズを狙った高額査定はあきらめて、海外ニーズ狙いで高額買い取りを目指しましょう。< ビジネスモデルから見る 高価買取 の コツ > こちらの記事を参考に、買い取り店を選んでみてくださいね。