ロレックス買取｜シリアルナンバーで製造年を判断する方法

ロレックスを買取に出す際、下調べとして相場観を知っておきたいですよね。

しかしながら、自分のロレックスのモデル名まではわかるものの、製造年までわかって使っている方は少ないと思います。

今回のロレックス買取応援団は、シリアルナンバーによる製造年式の見分け方をご紹介します。

ロレックスの買取価格はモデルと状態と製造年式で決まる

ロレックスの買取り価格は、モデル、使用状態（コンディション）、そして製造年式によって決まります。

特に同じRef.ナンバーで長く製造されているモデルは、マイナーチェンジを繰り返している例が多く、製造年式によって買取り価格が微妙に変わってきます。

例えば、デイトナの現行モデルRef.116520は2000年から製造が開始され、現在も同じRef.ナンバーですが、2004年には針の仕様、2006年にはルーレット刻印、2009年にはバックル、と細かく変更されています。

また、モデルチェンジ前の先代デイトナRef.16520の場合、最終年に製造されたモデルが他の年式のものの２倍近い価格で取引されているという事実もあります。　＞＞　【ロレックス買取速報】先代デイトナの値上がりがスゴい

ギャランティー（メーカー保証書）があれば、だいたいの製造年式はわかりますが、そこに記載されている日付は、市場に出回った日付なので、実際にはその日付以前に製造されたということになります。

正確な製造年式は、時計本体に記載されているシリアルナンバー（個体識別番号）によって判断することができます。

シリアルナンバーは、ロレックスの時計本体の6時側、ブレスを外したところに記載されています。

ルーレット刻印が採用されたモデル以降は、ブレスを外さなくても、ルーレットの6時側で確認することができます。

シリアルナンバーによる製造年式は、以下の通りです。
（注：2010年以降は、シリアルナンバーに規則性が無くなっているため、メーカーに問い合わせないと判断できません。）

古いロレックスの場合、シリアルナンバーは、1987年以前は数字7桁、1964年以前は数字6桁で表記されます。

1987年より、上記の通りアルファベット頭文字のシリアルになりましたが、R、L、E、X、と、ROLEXのRから始まっているのがわかりますね。Oはゼロと見分けが難しいため除いたそうです。

2010年以降は、アルファベット頭文字での表記が限界に達し、アルファベットと数字をランダムに並べた形式に変更されました。

お手持ちのロレックスを買取りに出す際、事前問い合わせ時に、Ref.ナンバーとシリアルナンバーを伝えると、より明確な基本査定額がわかりますので、ぜひ確認してみてください。