ロレックス デイトジャスト２ 116333 生産終了後の買取価格

2016年に生産終了となったデイトジャスト２Ref.116333の買取価格を調査しました（2017年3月調べ）。次世代のデイトジャスト41へとバトンタッチされ、現在は新品での購入ができなくなりました。買取価格はどのように動いているのでしょうか。

ロレックスデイトジャスト２とは

ロレックスの代表的なドレスモデルであるデイトジャスト。その派生ラインとなるのが、デイトジャスト２が登場したのは2009年。まずコンビモデルのRef.116333とRef.116334が発売となり、2012年に後追いでオールステンレスモデルのRef.116300が発売されました。

モデルの特徴としては、41mmにサイズアップしたケースサイズが印象的です。これは単に文字盤を大きく見やすくというわけではなく、キャリバーの信頼性アップのため、パラフレックス・ショックアブソーバーを備えたことが起因しています。

エクスプローラーなどと同じ心臓部で、丈夫さを確保した点から、ドレスモデルとスポーツモデルの中間を狙ったコンセプトであると言えます。

ロレックスRef.116333は、デイトジャスト２のコンビモデルです。ケースとブレスにイエローゴールドとステンレスを合わせて使用しています。この素材はロレゾールといって、ロレックスが商標登録を行なっているものです。

製造年：2009年〜2016年
素材：18KYG＋SS
ベゼル：フルーテッド
風防：サファイアクリスタル
ムーブメント：cal.3136

現在はデイトジャスト41と名を改めた後継モデルにバトンタッチしており、RefナンバーもRef.126333と改められています。

さて、肝心な買取価格は以下のとおり。（2017年3月）

Ref.116333 ￥590,000 〜￥790,000
Ref.116333G ￥750,000 〜￥900,000
末尾のGはダイヤモンドインデックスを指します。

製造期間中のマイナーチェンジがないため、買取価格の差は、付属品の有無や時計の保存状態によって生じます。また、文字盤のカラーによっても若干の価格差はありますが、極わずかなので気にならないレベルです。

デイトジャスト２Ref.116333に限らず、ロレックスのドレスモデルを高く売るコツは２点。売るタイミングと、買取店選びにあります。この２点を間違えなければ、高く売ることができ、満足のいく取引になります。

Ref.116333は国内よりも海外でのニーズが強いため、とくに上記２点を外してしまった時のロスが大きくなります。円安の時期を狙い、なおかつ海外への流通ルートを持つ買取店に複数問い合わせてみて、うまく交渉してみることをおすすめします。

あまり迷いすぎても勝機を逃してしまうので、希望価格の9割でGOサインとすることもコツになります。いくらロレックスと言えども、需要と供給でしか値付けされないので、ある程度で決断を下すこともとても大事なこととなります。