ロレックス・サブマリーナデイト Ref.16800 の初期モデルには『フチなしインデックス』というモデルが存在します。Ref.16800は、もともと少量生産モデルであり、その初期モデルともなると、コレクター的な価値は結構なもの。中古販売価格と買取価格を調べてみました。
目次
- ロレックス・サブマリーナデイト Ref.16800 とは
- レアモデル『フチなしインデックス』の中古販売価格
- 販売価格から買取価格を推察
- まとめ
ロレックス・サブマリーナデイト Ref.16800 とは
Ref.16800は、アンティークロレックスの名品Ref.1680の後継にあたるモデルです。
製造年が約7年と短く、生産数も少ない事から、市場ではユーズドとしてではなく、ヴィンテージとして扱われています。
ロレックス サブマリーナデイト Ref.16800 基本スペック
製造年:1980年頃〜1986年
ムーブメント:cal.3035
防水性能:300m
ケースサイズ:40mm径×13mm厚
風防:サファイアクリスタル
前作よりキャリバーが変更され、日付けのクイックチェンジを新たに搭載し、より実用性を増した作りになりました。
また、風防がプラスチックからサファイアクリスタルに変更され、防水性能も200mから300mにアップしました。
レアモデル『フチなしインデックス』の中古販売価格
サブマリーナデイト Ref.16800 は、1985年頃にインデックスがマイナーチェンジされています。1985年以降のモデルから、インデックスの夜光を囲うようにメタル素材の縁取りが加えられました。
現在では、そのマイナーチェンジ以前のモデルを『フチなし』などと呼び、コレクターアイテムとして、高値取引の対象にされています。
インデックスのフチがあるがないかでの中古販売価格の差は以下の通り。
フチあり(後期モデル) ¥550,000 〜 ¥680,000
フチなし(前期モデル) ¥720,000 〜 ¥980,000
販売価格から買取価格を推察
中古市場の販売価格より、買取価格を推察します。
ロレックス・サブマリーナデイトの買取価格は、現行品であれば新品実勢価格比で約80%、中古なら良くても約70%です。
Ref.16800は、30年前以上前の時計なので、現行品ほどの換金率は期待できません。中古販売価格比で60%〜65%が買取相場となります。
上記販売価格より推察できる買取価格の上限値は以下の通りです。
フチあり(後期モデル) ¥330,000 〜 ¥450,000
フチなし(前期モデル) ¥440,000 〜 ¥640,000
追記:2017年の買取実績はこちら
→ ロレックス サブマリーナデイト Ref.16800 買取価格 2017年上期
しっかりとメンテナンスされており、なおかつオリジナルの部品で修理が行なわれていることが、ヴィンテージモデルの高額査定の条件となります。
コレクターアイテムは、オリジナルでないと価値がグッと下がってしまいますので、購入の際もご注意ください。
まとめ
ロレックス・サブマリーナデイト Ref.16800 『フチなし』は、資産価値の高いモデルです。
特にオリジナルの状態で大事にされてきた個体ほど、その価値は高くなります。例えば、保証書や箱が残っているかどうかで、販売価格は10万円以上変わってきますし、ともなって買取価格も上がります。
お手持ちの方は、ぜひ資産として大事にされることをおすすめいたします。
買取に出される際は、こうしたヴィンテージロレックスの価値がハッキリと判断できるお店に依頼しましょう。