組み合わせで100種類以上あるというロレックスデイトジャスト。その中でも、エクスプローラー1と並び、ファーストロレックスとして選択されてきたモデルがターノグラフです。その不思議な魅力と、買取価格について調査しました。
目次
- ロレックス デイトジャスト ターノグラフ とは
- ターノグラフ の人気とレビュー
- ターノグラフ の販売価格と買取価格
- まとめ
1、ロレックス デイトジャスト ターノグラフ とは
ターノグラフは、1954年エクスプローラーやサブマリーナと同時期に発売されたモデルで、現行モデルは2004年に登場したRef.116264と、その素材違いのモデルRef.116263とRef,116261です。
ロレックス3大発明である、デイトジャスト機構を搭載し、ターノグラフ(turn-0-graph)ゼロに戻るという意味の名前が付けられています。
ロレックス ターノグラフ の基本スペック
製造年:2004年〜2013年頃
素材:ステンレススチール+WG、YG、PG
ケースサイズ:36mm径×12mm厚
防水性能:100m
ムーブメント:cal.3135
風防:サファイアクリスタル
36mmという小振りなケース、独自機構の回転ベゼル、赤字で書かれたペットネーム、同じく赤い秒針が特徴的で、手に入れやすい価格帯で販売されていることから、ファーストロレックスとして長い間選ばれてきた人気モデルです。
Ref.116264はステンレス素材をベースに、ホワイトゴールドのベゼルという仕様。Ref.116263はイエローゴールドのコンビ素材。Ref.116261はピンクゴールドのコンビ素材です。
2、ターノグラフ の人気とレビュー
ターノグラフの価格.comの人気ランキングは、429位(2016年6月時点)と実は高くありません。
でも間違いなく人気はあります。それを証明する数値がクチコミ数です。
売れ筋人気ランキング1位のエクスプローラーRef.214270のクチコミ数741件に対し、ターノグラフのクチコミ数はなんと840件。
レビュー数はさすがに勝てないものの、エクスプローラー70件に対して、ターノグラフは37件と、売れ筋人気ランキングの差は一体なんなんだ?と思うような人気ぶり。
装着した時のフィット感は、今までのROLEXモデルで一番良いですね。
シックな黒文字盤に赤い秒針とDATE表示が映えて、本当にお洒落な時計だと。一本目のロレックスとして良い買い物をしました。
など、好評価揃いでした。
小振りでキラキラ輝くようなデザインが、好きな人にはたまらないんでしょうね。きっと。
3、ターノグラフの販売価格と買取価格
続いて販売価格調査と、買取相場の調査です。
ターノグラフの中古販売価格
Ref.116264 ステンレス+ホワイトゴールド
¥480,000 〜 ¥628,000(2016/9/8)
Ref.116263 ステンレス+イエローゴールド
¥640,000 〜 ¥820,000(2016/9/8)
Ref.116261 ステンレス+ピンクゴールド
¥710,000 〜 ¥918,000(2016/9/8)
Ref.116263 日本限定ver. SS+YG 緑針
¥938,000 〜 ¥980,000(2016/9/8)
ターノグラフは2013年に製造中止になっていますが、ユーズド市場の流通量は比較的多く、新品同様品などの状態の良い個体と出会うことは難しくありません。
ターノグラフの買取価格(上限価格)
Ref.116264 ステンレス+ホワイトゴールド
〜 ¥450,000(2016/6/21)
〜 ¥420,000(2016/9/8)
Ref.116263 ステンレス+イエローゴールド
〜 ¥570,000(2016/6/21)
〜 ¥550,000(2016/9/8)
Ref.116261 ステンレス+ピンクゴールド
〜 ¥600,000(2016/6/21)
〜 ¥560,000(2016/9/8)
Ref.116263 日本限定ver. SS+YG 緑針
〜 ¥670,000(2016/6/21)
〜 ¥620,000(2016/9/8)
追記:
2017年春の買取実績はこちら
→ ロレックス ターノグラフ 買取価格 2017年春
ルーレット刻印がない初期生産分は、上記より約2万円ほどマイナス査定になります。また、箱や保証書(ギャランティー)などの欠品もマイナス査定の対象になります。
サブマリーナなどの人気スポーツロレックスと比較するとどうしても見劣りしてしまう換金率ですが、他の高級時計ブランドとは比にならないくらい好条件での買取となります。
4、まとめ
スポーツウォッチという位置づけながら、ドレッシーにも着こなせる。そんなデザインがいいのか?それとも価格なのか?レア度(してる人はあんまり見ないけど時計屋にはあるからレアではない)なのか?人気の理由はイマイチわからずでしたが、ターノグラフにはコアなファンが多いということがわかりました。
ターノグラフを手放すとしたら2ndロレックスにステップアップするときでしょうか。あと半額足せばデイトナに手が出る買取価格がつくこともあるので、 <査定額UPに繋がる ロレックスを売るベストタイミングとは> 参照の上、タイミングを逃さずに手放しましょう。