ロレックス ヴィンテージ GMTマスター ゴールド Ref.1675/8 の買取相場を調査しました。買取実績が少ないモデルのため、世界の中古販売市場より調査。2017年夏調べ。
目次
- ロレックス ヴィンテージ GMTマスター Ref.1675/8とは
- GMTマスター Ref.1675/8 のユーズド販売価格
- GMTマスター Ref.1675/8 買取相場 2017年夏
- まとめ
ロレックス ヴィンテージ GMTマスター Ref.1675/8 とは
1955年にパイロットモデルとして登場したロレックス【GMTマスター】。回転するベゼルとGMT針で、第３時間帯まで把握することができる人気スポーツモデルです。
Ref.1675/8は、イエローゴールド製GMTマスターのセカンドモデルで、1960年代〜1980年代にかけて生産されました。
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 の基本スペック
製造年：1960年頃〜1980年
ムーブメント：cal.1570
防水性能：50m
風防素材：プラスチック
ケース素材：18Kイエローゴールド
カラー展開：ブラウン、ブラック
ヴィンテージロレックスの話題になると必ずと言っていいほど登場するキーワード【フジツボダイヤル】の時代真っ只中に製造されたモデルで、フジツボの中でもさらにマット調か光沢か、王冠もフジツボか、などと細分化されている非常に面白いモデルです。
GMTマスター Ref.1675/8 のユーズド販売価格
買取相場を知るため、通常は買取店や業者オークションの実績を確認しているのですが、Ref.1675/8は流通数が極端に少ないため、世界のユーズド販売価格から調査する必要があります。
まずは国内での GMTマスター Ref.1675/8 の販売価格を見てましょう。
Ref.1675/8 ユーズド販売価格 国内調べ
1969年製ブラウン ベルト社外 ￥1,724,000
（2017年7月 日本国内の中古相場より）
また、世界での相場は以下の通りです。
Ref.1675/8 ユーズド販売価格 世界相場
￥1,753,000 〜 ￥5,221,000
（2017年7月 海外主要都市の中古相場より）
世界相場の方が数が多いため、価格帯が広くなっています。
価格の差の要因ですが、約20年製造されていたため、その間に行われた細かいマイナーチェンジと、時計の保存状態によって価格に差がつきます。
特に高額な仕様は、初期のリューズガードなしケースの個体。そして同じく初期の王冠マークがアップライトになっている個体です。
GMTマスター Ref.1675/8 買取相場 2017年夏
それでは本題の買取価格を見ていきましょう。前述の通り、買取価格は実績が少ないため、販売価格より算出していきます。
GMTマスター Ref.1675/8 買取相場
Ref.1675/8 買取相場
￥1,100,000 〜 ￥4,000,000
ロレックスの買取相場は、モデルと年代によってある程度の相場があり、ユーズド販売価格に掛け算することで導き出すことが可能です。（GMTマスター Ref.1675/8 の場合、ヴィンテージ世代のゴールドスポーツモデルということで、買取相場は販売相場の63%〜78%となります。）
しかしながら、販売価格にあまりにも個体差があるため、買取価格も幅広すぎてしまうため、あまり参考にならないかもしれませんね。
まとめ
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 を売る際は、買取相場というものはないと思っておいて間違いありません。
希少なモデルであるため、ある程度売りたい価格を設定し、あとは直接査定士との交渉で価格を決めていきましょう。
Ref.1675/8は、査定士も滅多に目にすることがないモデルですので、そのタイミングでバイヤーとやりとりを行い、もっとも高く買い取れる方法を探すという流れになります。
必然的に、小さなお店ではなく、海外バイヤーや業者間流通に直接関わっている買取業者に売ることが、もっとも適正な価格で売却できる方法となります。
