数ある高級腕時計の中でも、ロレックスは新品ユーズド問わず需要が非常に強く、さらには買取の値段に至るまで高額な設定がされています。ロレックスの時計にここまで高額な値付けが行われる理由について、ブランドの人気と為替という側面から、その要素を確認してみましょう。
目次
ロレックスの時計の【ブランド力】と値段
通常腕時計は、どんなに高級品であろうとも、持ち主が決まったとたんに「中古品」となり、価値はグッと下がります。ちょうど新車を買ってディーラーを出た瞬間に価値が半分になるというのと一緒です。しかしながら、ロレックスはダントツに値段が下がりにくい特殊なブランドです。
ロレックスのブランド力ですが、歴史などにこだわるユーザーはごく一部で、ほとんどのユーザーは、その人気度合から選んでおり、その連鎖でまた人気が上がるという現象が起きていることが、ブランド力になっています。
価格.com 売れ筋ランキング上位のロレックス(2018年5月8日現在)
- 1位 GMTマスター2 Ref.116710BLNR青黒
- 2位 エクスプローラー1 Ref.214270
- 3位 サブマリーナデイト Ref.116610LN
- 4位 デイトナ Ref.116500LNホワイト
- 5位 サブマリーナ Ref.114060
- 6位 GMTマスター2 Ref.116710LNブラック
という具合に、上位6モデルすべてロレックスの時計です。
ロレックスは『だれでも知っている』王道的高級腕時計ブランドとして、身につけること自体がステータスとして見られやすく、そのブランド力こそが時計の値段を決める要素の根本にあるのです。
ロレックスの時計の値段と【為替】
ロレックスの腕時計は輸入品なので、新品の場合、対ドルで円安なら価格は上がり、円高なら価格は下がります。
- 1ドル=100円のとき → 定価1万ドル=100万円
- 1ドル=120円のとき → 定価1万ドル=120万円
(ロレックスはスイス製の時計なので、スイスフラン相場の影響も顕著に受けます。)
新品のみならず、中古品もこの傾向は同じです。新品の値上がりは、ユーズド需要を強くするので、ユーズド品の値段もつられて上がるという流れです。
新品価格が値上がり続ければ、ユーズド品の値段も上がり、さらには買い取り価格も合わせて値上がりを続けていく事になります。
まとめ
ロレックスの時計の値段を決める要素は、今回紹介した【ブランド力】と【為替】以外に、時計としての構造も関係してきます。
第二弾にてまとめておりますので、こちらをご覧ください。
→ ロレックス【時計の値段】販売や買取が高額になる理由 その2
また、ロレックスを高額で買い取りに出したい場合、売却のタイミングと、買い取り業者の選定がもっとも重要になります。以下のエントリーをご参考の上、納得のいく査定価格を目指してください。
→ 査定額UPに繋がる ロレックスを売るベストタイミングは
→ 【ロレックス買取】おすすめの売り先ガイド