デイトナ、エクスプローラー1に次ぐロレックスの人気モデル『サブマリーナデイト』。デイトナ同様、新品実勢価格は国内定価を上回る金額です。
現在の実勢価格は、3年前の約150%まで上昇中という事態になっており、当然人気の目は先代モデルの中古品にも向いています。
というわけで今回は、中古ニーズが熱い『サブマリーナデイト』新旧モデルの比較ポイントと買取価格についてまとめました。
目次
- 比較するのはこのモデル
- 比較その1 新旧サブマリーナデイト スペック
- 比較その2 新旧サブマリーナデイト ディテール
- 比較その3 新旧サブマリーナデイト 買取価格相場
- まとめ
比較するのはこのモデル
サブマリーナデイト Ref.116610LN(現行モデル)とサブマリーナデイト Ref.16610(先代モデル)を比較しました。
比較その1 新旧サブマリーナデイト スペック
サブマリーナデイトは、2010年に現行品にモデルチェンジされ、ムーブメントとベゼルが変更されました。
新しいキャリバーには、エクスプローラーの変更同様に、耐磁性ブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイが採用されました。
ベゼルは逆回転防止機能がまったく新しいものに変更され、耐久性はもちろんのこと、クリック音がより心地よいものになっています。
その他、主なスペックは以下の通りです。
現行モデル
型番:Ref.116610LN
年式:2010年〜現在
素材:904Lステンレススチール、セラミックベゼル
ケース径:40mm(リューズ除く)
防水性能:300m、トリプロックリューズ
ムーブメント:cal.3135(自動巻、耐磁性ブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイ採用)
先代モデル
型番:Ref.16610
年式:1989〜2009年
素材:904Lステンレススチール、硬化処理アルミニウムベゼル
ケース径:40mm(リューズ除く)
防水性能:300m、トリプロックリューズ
ムーブメント:cal.3135(自動巻)
比較その2 新旧サブマリーナデイト ディテール
ディテールにおいては、ぱっと見ほとんど変わっていません。
よーく見てわかるポイントとしては、ベゼルの素材がアルミニウムからセラミックに変わっていることと、ベゼルの目盛部分にプラチナコーティングが施されていること。
それから、リューズガードは現行品の方が大型化され、より堅牢性が高められています。
サイズを微調整できるブレスバックルも見た目にはわかりにくい変更点です。
比較その3 新旧サブマリーナデイト 買取価格相場
サブマリーナデイトの買取価格相場ですが、現行モデルで状態のよいものであれば70万円台での買取りも見込めます。
先代モデルは製造期間が約20年と長いため、年式によってかなり差があるようです。
サブマリーナデイトの買取価格相場
- サブマリーナデイト Ref.116610LN 現行モデル ¥570,000〜¥720,000
- サブマリーナデイト Ref.16610(2000年以降)先代モデル ¥450,000〜¥520,000
- サブマリーナデイト Ref.16610(1999年以前)先代モデル ¥350,000〜¥450,000
中古販売価格の相場が、現行モデルで73万円〜80万円、先代モデルで48万円〜73万円なので、いずれも高値での買取りが期待できます。
サブマリーナの他のモデルの買取価格は、こちらをごらんください。
>> ロレックス買取応援団|サブマリーナの買取カテゴリー
まとめ
ロレックスサブマリーナデイトの現行モデルと先代モデルを比較してきましたが、中古市場の価格差は明らかにあり、新旧で20万円近い差が見られました。
これはスペックの違いによる価格差に加え、入手のしやすさによる影響が多いにあります。先代モデルは製造期間が長く、タマ数が豊富なため、非常に手に入れやすいということです。
それでも、2014年発行の雑誌を見ると、先代モデルの中古相場は40万円〜58万円と記されており、現在の相場よりも10万円以上安かったという事実があります。
そういったデータを見ても、サブマリーナーデイトの買取相場は、現行モデルも先代モデルも、新品実勢価格が落ち着くまで、しばらくの間は高値維持しそうですね。