2021.08.23

【20代】高級腕時計、初めて買うならこれがおすすめ!

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20代初めての高級時計サムネ

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「20代で買う初めての高級腕時計!10年使える最初の1本 おすすめ7選」の書き起こしです。

本日は 20代で買う 初めての高級時計 10年使える最初の1本! という内容で、お送りして参ります! 社会人になり、自分で稼いだお金で時計を買う。とても素敵な体験になることと思います。

目次

しかしながら、嬉しさのあまり、 その時のテンションに任せて選んでしまうと、 すぐに飽きて使わなくなってしまうなんてことも。 飽きた時計を売って、また買い直すとなると、 結構なロスが生じてしまいます。 

ということで、最初に選ぶ時計は、 10年以上は使えるであろう、 定番の高級時計を選ぶのがよろしいかとおもいます。定番であれば年齢問わずオススメ出来るのですが、 この動画では、 特に20代の方にオススメしたいモデルを、 7本ほど厳選してみました。 本日もおすすめモデルごとに、 簡単なストーリーも交えてお伝えしてきます。 

ボーム&メルシエ クリフトン ボーマティック

ボーム&メルシエ クリフトン ボーマティック。 2018年に登場した新作モデルです。 ボーム&メルシエというブランドは、 1830年のスイス・ジュラ地方で誕生しました。 19世紀後半には、 世界各地の国際展示会において、 7つの金賞と、10のグランプリを獲得。

ボーム&メルシエ クリフトン ボーマティック

引用: https://www.baume-et-mercier.com/

ロンドン・キュー天文台の 精度コンクールにおいても入賞。 その記録の一部は、 10年以上破られることがありませんでした。20世紀に入ってからはデザインにも注力。 アール・デコの潮流を独自のセンスで読み解き、 シンプルで洗練されたデザインは、 世界の時計ファンに高く評価されています。

2018年に登場したこちらの時計も、 ボーム&メルシエというブランドの アイデンティティが強く反映された作品です。 まずはデザイン面。 シンプルなラウンド型ケースは、 40mm径10.5mm厚という丁度良いサイズ感。 小さすぎず、大きすぎず。 厚すぎず、薄すぎない。

文字盤デザインは、シャープなインデックスと針、 センターには十字模様、 控えめながらも視認性の高いミニッツマーカー。 うん、隙が無い。笑 オンでもオフでも、どちらでも使いやすく、 長く使っても飽きないデザインはお見事! これぞ高級時計!といった印象です。

ボーム&メルシエ クリフトン ボーマティック2

引用: https://www.baume-et-mercier.com/

そしてもう一つの素晴らしいところは、 機械の性能ですね。 ボーム&メルシエが所属する リシュモングループ製のベースムーブメントを、 独自に改良したものが使われています。

リシュモングループには、 カルティエ、パネライ、IWC、A.ランゲ&ゾーネと、 そうそうたるブランドが名を連ねており、 その技術が集結された機械というと、 非常に安心感がありますよね。 精度については、スイスクロノメーターという 厳しい精度規格に合格しており、申し分ありません。

ボーム&メルシエ クリフトン ボーマティック3

引用: https://www.baume-et-mercier.com/

また、パワーリザーブも約5日間ですから、 3連休などで使わなかったとしても、 止まることがありません。 これ2日間とかだと、 週末外すだけで止まっちゃうんですよね。 後々結構ストレスになってくるので、 5日間というのは非常に嬉しいポイントです。

気になるお値段は、 メーカー定価で税込み¥363,000。 実勢価格は少し安くなり、33万円前後です。

グランドセイコー SBGP007

グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGP007。 ブランド60周年を記念して発売された、 2,500本限定モデルです。 グランドセイコーの創業は1960年。 日本の技術と技能を結集し、誕生したブランドです。

グランドセイコー SBGP007

引用: https://www.grand-seiko.com/

母体のセイコーは1881年創業ですが、 関東大震災、第二次世界大戦、と経験した後、 東京の復興とともに新しいチャレンジとして 作られたブランドというポジションになります。 腕時計ブランドとしては後発ながら、 開発力は非常に高く、創業初期から 世界のブランドと戦える実力を持っていました。 そのストーリーに準えて、 ベンチャー企業で名を上げたい! そう思っている方に、ぜひおすすめしたいです。

そして、グランドセイコー、 2020年で60周年を迎えたということで 発表されたのが、 こちらのアニバーサリーモデルです。 ド定番ともいえるシンプルなセンター3針時計。 ですが、定番ながら、らしさもある。 グランドセイコーの大きな特徴は、 針やインデックス、ケースに施された 丁寧な磨きにあります。 これはもう実物を見ていただくしか 方法はありません。

グランドセイコー SBGP007-3

引用: https://www.grand-seiko.com/

話を戻して、こちらのモデル。 深いブルーの文字盤に赤い針、 6時位置に輝くゴールドの星が カッコいいです。この星は、最高精度のクォーツムーブメント を使用している証。 その精度はなんと、年差プラマイ5秒! これこそがまさに『誤差なし!』。

電池式なので、 数年間は止まる心配もありません。 この星に、 自らの思いを乗せてみるのもよいかと思います。 腕元には、いつも目標となる星が輝く。 どんなに辛い局面でも、 この星を見るとやる気が湧いてくる。 そんな使い方もアリですよね!

こちらメーカー定価は、税込み¥440,000。 実勢価格は、中古品で40万円前後です。

カルティエ サントス・デュモン

カルティエ サントス・デュモン LM。 2019年に登場したクォーツムーブメント搭載モデル。 サントスというモデル、 他の動画でも散々ご紹介しております。ホントに度々紹介したくなる時計です。笑

カルティエ サントス・デュモン

引用: https://www.cartier.jp/

 1904年、ルイ・カルティエが 友人アルベルト・サントス・デュモンからの 依頼を受け製作。 世界初の男性用市販時計として登場したのが、 サントスというシリーズ。 腕時計の歴史は、ここから始まりました。

あなたの腕時計遍歴も、 ここから初めてみるのはいかがでしょうか。 現在はいくつかのバリエーションが発売されており、 人気なのは機械式ムーブメントを搭載したモデル かと思います。 しかし、ここではあえて クォーツ式のモデルをおすすめしたいです。

その理由は、2つ。 1つが軽くて着け心地が良いこと。2つ目が 外見から機械式かクォーツ式かの判別が できないということです。

長く愛せる時計の条件ですが、 実は見た目よりも付け心地の方が大事。 と、個人的には思っています。 どんなにカッコいい時計でも、 重かったり、服の邪魔をしたりする時計は、 結局身に着けなくなってしまいます。

単体で見てカッコいい時計にありがち。 コレクションでない限り、 着け心地の良し悪しは、とても重要なんです。 クォーツムーブメントは、それ自体が軽いので、 時計の総重量も軽くなります。

カルティエ サントス・デュモン3

引用: https://www.cartier.jp/

さらに、この時計の素晴らしいところは、 外見から機械式かクォーツ式かの判別が できないということです。通常、秒針が付いていれば一目瞭然なのですが、 これは2針となっております。 つまりクォーツ特有の軽快さ、 ファッション感覚、廉価版みたいな、 意図しないマイナスイメージを持たれない。

これは大きな強みとなっております。 機械式同様に、カルティエの高級時計として、 周りの方からも注目を集めてくれることでしょう。

こちら、メーカー定価は税込みで¥434,500。 実勢価格は、40万円前後。 カルティエの時計がこの価格で買えるというのも、 大きなメリットです。

ベル&ロス BR-05

ベル&ロス BR-05 BLACK STEEL。 1992年創業のパイロットウォッチブランド Bell&Ross。

ベル&ロス BR-05

引用: https://www.bellross.com/

 創業期は、ドイツの時計ブランド・ジンと共に 時計作りを開始し、97年に本格的に独立しました。 このブランドが大事にしているは、 「視認性」、「機能性」、「信頼性」、そして「高精度」。 長く使う時計においても、 この4つは欠かせないポイントかと思います。

初めての高級時計は、 ぜひガッシガッシ使っていただきたいものです。 使うほどに、時計の良さが分かりますし、 やってはいけないことも見えてくるもの。こんな扱いをしたら壊れるとかはもちろん。

私も風防ガラスを割った経験があり、 その時にいくら丈夫といっても壊れるんだよな、 ということを学びました。修理代も高いです。あとは、こんなコーディネートに合わせると変だとか、 こんな場に着けていくと怒られるぞ。とか。

BR-05は、パイロットウォッチですから、 3本目までに紹介してきた時計とは異なり、 より使用シーンが限られるものと思います。 この時計と共に、大人になっていく。 いつしか親友の様な関係になっていく、 そんな時計だと思います。

パリ発祥の新興ブランドということで、 スイス製の有名どころではない時計を狙いたい! という方には、特におすすめできるモデルですね。 ドイツブランドの堅実な時計作りと、 フランスブランドの秀逸なデザインが、 見事にブレンドされた名品だと思います。

こちら、メーカー定価記載なし。 実勢価格は、60万円前後です。

タグ・ホイヤー モナコ

タグ・ホイヤー モナコ。 こちらも度々ご紹介している名作。 世界初の自動巻きクロノグラフであり、 世界初の角型防水時計でもある。 ブランドを代表するアイコニックウォッチです。

タグ・ホイヤー モナコ

引用: https://www.tagheuer.com/

名誉会長ジャック・ホイヤーの 『あの当時、これは特別な時計になると確信していた。』 という言葉の通り、 発売から50年以上経った今でも、 同じような時計は1つとして存在しません。

タグ・ホイヤー モナコ1

引用: https://www.tagheuer.com/

この時計の良い所は、反骨精神すら感じる 唯一無二のデザインでありながら、 時計兄貴たちからの評価が高いこと。

これから高級時計のある生活を楽しむにあたり、 兄貴たちの存在は偉大なり。 彼らが持っている情報や経験の数々は、 今後のあなたの時計キャリアにおいても、 非常に重要な指針になるはずです。 『いい時計してるね!』と褒められると、 より所有欲が満たされますよね。 言ってくれる相手が、 時計好きの兄貴たちであればなおさら。

タグ・ホイヤー モナコ2

引用: https://www.tagheuer.com/

そして、もう一点。 女性ウケがいいということも追記しておきましょう! 初めての時計でモナコを買ったら彼女できた。 これは私の友人の実話です。笑

女性目線では、 世界初が云々というのは関係ないお話。 なので、惹きつけているのは、デザインなのでしょう。 なぜかレース用の時計には、 言葉には表しがたい色気があるんですよね。 カラフルなレーシングカーや、 華のあるカーレーサーに負けないよう、 調和が図られているのでしょう。 ぜひこの時計に負けないくらい、 華やかな時計ライフを楽しんでください。

こちら、最新作キャリバー02搭載モデルで、 メーカー税込み定価¥726,000。 実勢価格は、50万円前後です。

ゼニス クロノマスター エル・プリメロ

ゼニス クロノマスター エル・プリメロ。 先ほどのモナコと同じ年、1969年に登場した、 世界初自動巻きクロノグラフのひとつです。 このモデルの大きな特徴は、 何と言ってもエル・プリメロを搭載しているということ。 そして、50年前から ほとんどデザインを変えていないことです。

エル・プリメロ?なんだそれ? という方のために簡単に説明しておきますと、 ロレックスのデイトナなど、 超有名モデルに使われてきた名機中の名機。 初登場の1969年から、 ほとんど設計を変えることなく 現代にまで継承されていることからも、 その完成度の高さ、 お分かりいただけるかと思います。

ゼニス クロノマスター エル・プリメロ2

引用: https://www.zenith-watches.com/

そして、ムーブメントが変わらなければ、 デザインも大きくは変わらないわけで、 3つのインダイヤルの配置も、 発売当時と同じままになっています。 長く愛せる時計の条件として、 この時計のように、長年変わっていないこと、 不変であることも挙げられます。

長年デザイン変更を必要としてこなかった。 長年機構の改良を必要としてこなかった。 これはつまり、 変更や改良の要望がなかったということ。 そのままでも満足度が高く、 多くの人に愛され続けているということ なのではないでしょうか。

ゼニス クロノマスター エル・プリメロ3

引用: https://www.zenith-watches.com/

数年でコロコロ変わっていると、 あれ?人気ないのかな? と不安に思ってしまいますよね。 先ほどのモナコも然りですが、 同じデザイン、同じ機構のまま、 ずっと販売され続けている時計は、 『長く愛せる時計の定番』 と思っておいて間違いありません。

気になる価格は、38mmサイズのもので メーカー定価税込み¥924,000。 実勢価格は、80万円前後です。

ユンハンス マックス・ビル バウハウス

ユンハンス マックス・ビル バウハウス。 ユンハンスは、1861年に創業された ドイツ最大の時計メーカー。 世界で初めて電波時計を作ったメーカーです。

ユンハンス マックス・ビル バウハウス

引用: http://www.europassion.co.jp/junghans/

こちらの時計のモデル名、 マックス・ビルは、時計をデザインした人物の名前。 で、バウハウスはそのデザイナーの出身校、 ドイツの伝説的なデザインアカデミーの名前です。

バウハウスが開校していたのは、 1919年~1933年というわずかな期間。しかし、 ここから輩出された芸術家たちが得意とした シンプルかつ機能的なデザインは、 後の産業革命において 爆発的な拡がりを見せたと言われています。 諸説ありますが、 時計ブランドの王者パテック・フィリップの 名作カラトラバもその影響を受けている と言われるほど。

ユンハンス マックス・ビル バウハウス4

引用: http://www.europassion.co.jp/junghans/

バウハウスが無くなってしまったのは、 ナチスの動きによるものですが、それとは関係なく、 とんでもなくヤンチャな学校だったみたいですね。 毎晩のように飲んでは暴れる。 毎日が渋谷のハロウィン。そんな状態だったようで、 近隣からの苦情は絶えなかったそう。

しかし、そんな荒れくれ者たちも、 卒業したら立派な芸術家に。 バウハウスは、 後世に語り継がれる名門校となったわけです。

若さを引きずりながらも、社会と調和し、 より高みを目指していく。 反骨と自律、どっちも手懐けてやる。 シンプルなこの時計には、 そんな熱いメッセージが隠されているような 気がします。

こちら、2020年6月発売。 メーカー予価は税込みで¥168,000です。

まとめ

20代で買う 初めての高級時計 10年使える最初の1本! おすすめ7選、お送りいたしました。 どれも魅力的で、 楽しんでいただけたかと思います。

皆さんも是非お勧めの1つを選んでいただければと思います。

時計の装着イメージ

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