基本的にはプラ風防の王道スピマスと同スペックながら、裏ブタが「スケルトン」仕様と、両面サファイアクリスタルにアレンジされた3573.50。
当初は物珍しさにときめいたものの、「クロノグラフは無くてもいいかな」「手巻きが面倒」といった心の声が聞こえた時、それはもう買い替えの時期が来たのかもしれません。
そこで今回は、先代(第6世代)にあたるスピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 3573.50からの買い替えについて、予算別に自動巻きのオススメモデルをご紹介します。
目次
- スピードマスター3573.50の買取相場
- 【予算10-30万円】実用性もお釣りもほしい!候補1:スピードマスター オートマチック デイト
- 【予算30-50万円】シンプルながらハイスペック!候補2:シーマスター プラネットオーシャン
- 【予算50-70万円】機能全部乗せ!候補3:スピードマスター ムーンフェイズ
- まとめ
スピードマスター3573.50の買取相場
買い替えにあたっては、現在使用しているスピマスの下取り価格を、次のモデルの購入資金源として使えるのが嬉しいところ。
買取応援団で調査したスピードマスター 3573.50の買取相場は、¥229,400 〜 ¥307,370となります(2018年2月調査)。
そのため3573.50からの買い替えであれば、20万円台と同価格か、上乗せして次のランクを狙うかといった点で、次の1本として最適な時計をご紹介します。
なおスピードマスター プロフェッショナルには現行モデル(311.30.42.30.01.006)がありますが、こちらへの買い替えは見送っています。
プラ風防からガラス風防のほかは3573.50からスペック的にはほとんど変更が無いため、豪華ボックス・付属品が欲しいという場合でなければあえて買い換える必要は無いといえるのが、現行モデルをパスした背景となります。
参考記事①:オメガ買取|スピードマスター プロフェッショナル 3573.50買取価格まとめ(2018年2月)
参考記事②:高級時計ブランド「オメガ」への買い替えで見るべきポイントとは?
【予算10-30万円】実用性もお釣りもほしい!候補1:スピードマスター オートマチック デイト 3511.50
使い勝手が良くて、買い替え後にお釣りがほしい!
そんな欲張りなあなたにオススメなのが、スピードマスター オートマチック デイト 3511.50です。
ブラック文字盤にホワイトのインダイアルが特徴的なデザインのこちらのスピードマスターは、ユーズドで15万円前後で入手が可能となります。
クロノグラフはそのままに、自動巻き&日付表示と、機能面ではアップグレードにもなるというコスパの良さ。
参考記事:オメガ買取価格|スピードマスター 3511.50|2017年12月
【予算30-50万円】シンプルながらハイスペック!候補2:シーマスター プラネットオーシャン 215.30.44.21.03.001
クロノグラフは不要!というあなたには、防水性能600mを誇るプラネットオーシャンはいかが?
次に紹介するのは、シーマスター プラネットオーシャンの215.30.44.21.03.001です。
スポーツウォッチながらもあまりゴテゴテしていないため、場面によってはビジネスシーンでも着用できる控えめなデザインです。
日付つき自動巻きに加えて、マスタークロノメーター認定モデルのため、耐磁性や耐久性はオメガ最高水準のスペックに。ケースサイズが43.5mmとやや大きめになる点はご留意ください。
そのほかヘリウムエスケープバルブや逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズとシンプルながら最新技術が詰め込まれた一本となります。
価格は中古で45万円前後、新品で50万円前後で販売されていますので、売値と同じ程度の金額の上乗せでゲットできますね。
参考記事:オメガ買取|シーマスター プラネットオーシャン 215.30.44.21.03.001
【予算50-70万円】機能全部乗せ!候補3:スピードマスター ムーンフェイズ 304.33.44.52.03.001
裏スケルトンだけで満足ですか?
そんな声が聞こえそうになるほど機能を詰め込んだのが、スピードマスター ムーンフェイズの最新モデルの304.33.44.52.03.001。
コーアクシャル機構搭載のマスタークロノメーター認定自動巻きムーブメントに日付表示、100m防水、そしてクロノグラフにムーンフェイズと、実用性・耐久性・耐磁性ともに頂点を極めたのが、このスピードマスターになります。
ケースサイズは44.25mmと、42mmからはやや大型化に。ブルー文字盤のほか、ブラックタイプの文字盤モデルもあります。
このムーンフェイズ機能は極めて正確で、10年に1度、数回リューズを回すだけでよいほどの技術力はさすがオメガですね。
月の描写も非常にリアルで、宇宙飛行士の足跡も見えるとのこと。本当に足跡が見えるか筆者は確認したことはありませんが、オメガ公式サイト情報ですので間違いないでしょう。
価格は中古69万円と、なんとかギリギリ予算内での販売を確認できました。ユーズドの流通はまだ非常に少ないですので、狙っている場合はお早めに。新品ですと77万円前後で購入可能となります。
参考記事:オメガ買取|スピードマスター ムーンフェイズ買取相場まとめ|OMEGA
まとめ
発売当初は珍しかったシースルーバックも現行モデルでは標準装備されているため、特別感が薄れてしまったのはちょっぴり切なくなってしまいますね。
もっとも裏を返せばそれだけ裏スケルトンへの需要は根強く、先代モデルながら高額の売却が期待できるオメガ スピードマスター 3573.50。
ぜひとも高価売却を狙って、次の時計購入の資金を確保しましょう!