1989年から2010年までの長きに渡り販売されたサブマリーナデイトの旧モデルRef.16610。そろそろ買い替えを検討しようかなという方へ、2018年おすすめの買い替えモデルを5つご紹介したいと思います。
目次
- サブマリーナデイト Ref.16610とは
- ロレックス買い替え時の基本的な考え方
- サブマリーナデイト Ref.16610 買い替えおすすめモデル5選
- まとめ
サブマリーナデイト Ref.16610とは
1953年に登場したロレックスのダイバーズモデル【サブマリーナ】。そのシリーズでデイト機能(日付機能)を搭載したモデルが1965年に登場した【サブマリーナデイト】です。
Ref.16610はシリーズ3代目のモデルにあたり、1989年から2010年まで約20年にわたり生産された旧モデル。現行モデルと比較して、ラグ幅やブレスレットの作りが細身になっており、すっきりとしたデザインが特徴です。
サブマリーナデイト Ref.16610 の基本スペック
- 製造年:1989年〜2010年
- ムーブメント:cal.3135
- 防水性能:300m
- ケースサイズ:40mm径×12.5mm
- 風防素材:サファイアクリスタル
- ケース素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:アルミ合金
- パワーリザーブ:48時間
- 新品時重量:135g
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
サブマリーナデイト Ref.16610 買い替えおすすめモデル5選
では、上記踏まえた上で、サブマリーナデイトRef.16610からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
おすすめ1、サブマリーナデイト Ref.116610LN
まず1本目は、サブマリーナデイトの最新作Ref.116610LNです。
買い替えポイント:
最新版への純粋なアップグレード
予算:要追加
デザイン:最新へ
素材:変わらず
資産価値:同程度
機能:変わらず
予算面では、Ref.16610を売った金額に40万〜50万円の追加が必要となりますが、純粋なアップグレードはサブマリーナファンなら断然おすすめ。
『買い替えた理由?いや、新しいのにしたかったからさ。』
こんなシンプルな理由にとてつもない納得感が得られるのは、旧モデルを持っていたからこそ。
おすすめ2、サブマリーナ Ref.114060
おすすめ2本目は、同じサブマリーナのカレンダーなし。Ref.114060です。
買い替えポイント:
最新モデルがいいけど、カレンダーは不要
予算:要追加
デザイン:最新へ
素材:変わらず
資産価値:同程度
機能:減少
カレンダー機能不要の場合におすすめしたいのが、このRef.114060への買い替えです。前述のRef.116610LNとはカレンダーがあるかないかだけの違いになります。
なので、機能面ではスペックダウンという言い方になってしまいますが、ケースとブレスレットは最新のものの方がより頑丈に作られているため、 “カレンダーはなくなったけど、その分他はよくなった” という買い替えの仕方となります。
予算面では、Ref.16610を売った金額に30万〜40万円の追加が必要となります。
『カレンダー?いらないっしょ。』
自由を感じるこのセリフとともにどうぞ。
おすすめ3、サブマリーナデイト Ref.16613LN
続いて3本目は、同世代サブマリーナデイトのコンビ素材モデルRef.16613LNです。
買い替えポイント:
素材をランクアップしてステータスシンボルに
予算:要追加
デザイン:ラグジュアリーに
素材:ランクアップ
資産価値:同程度
機能:変わらず
年齢や収入の変化によって、ランクアップを図りたい場合におすすめなのがRef.16610と同世代のコンビモデルRef.16613LNです。
基本機能も形状も全く同じですが、18Kイエローゴールドとのコンビ素材になるだけで、全然違う時計に見える不思議。ラグジュアリーな印象で、稼いでます感の演出には抜群の力を発揮します。
若すぎると逆に安っぽく見られてしまうこともあるので、30代後半以降の方におすすめです。予算は、Ref.16610を売った金額に40万〜60万円の追加が必要となります。
コンビモデルでは珍しく、中古市場の品数が豊富なのも魅力です。ブルーのタイプもありますが、ビジネスシーンでの着用を考えるとやはりブラックがおすすめ。
『俺もコンビが似合う歳になったか。』
そんな渋い独り言を添えて、ぜひ。
おすすめ4、GMTマスター2 Ref.16710 コークベゼル
続いて4本目のおすすめは、別シリーズ。GMTマスター2Ref.16710です。
買い替えポイント:
ポップなデザインでイメチェン
予算:要追加
デザイン:ポップに
素材:変わらず
資産価値:上昇
機能:防水性能ダウン、GMT機能が追加
ベゼルのカラーが印象的なGMTマスター2の旧モデルRef.16710。通称コークベゼルと呼ばれる赤黒ツートーンのカラーがなんともおしゃれ。
黒一色だったサブマリーナからの付け替えは、大きなイメチェンになること間違いなし。着けている本人の気分が上がるカラーリングは、パイロットウォッチであるGMTマスターならではの魅力です。
時計の機能は、シリーズが異なるため、スペックダウンする部分とスペックアップする部分がありますが、日常使いにはほとんど関係がありません。(関連記事 → 予算100万円|サブマリーナデイトとGMTマスター2、どっちが買いなのか?)
買い替え時には、プラス30万〜40万円の予算が必要になりますが、資産価値でいうとGMTマスターRef.16710コークに軍配が上がります。そのため、少々高価ではあるものの、買い替えて損はないと思います。
コカコーラとのインスタ映えをぜひ。
おすすめ5、エクスプローラー1 Ref.114270
最後のおすすめはシンプリーロレックスの代名詞。エクスプローラー1の旧モデルRef.114270です。
買い替えポイント:
より小さく、よりシンプルに
予算:少しだけ追加
デザイン:シンプルに
素材:変わらず
資産価値:同程度
機能:減少
サブマリーナを長年使用していると、よりシンプルなモデルを欲しがる気持ちが湧いてくることもあるはず。そこで最後のおすすめ買い替えモデルに選んだのは、エクスプローラー1Ref.114270です。
サブマリーナデイトRef.16610よりも小さい36mmのケースサイズに、モノクロのシンプルな3針の文字盤。時計としての機能では、カレンダーもないし、防水性能も100mに下がり、潜水時間は測れません。ですが、この潔いシンプルさがエクスプローラー1の魅力なのです。
シンプルなデザインゆえ、どんな服装にもマッチすることは言うまでもなく。ケース厚も薄く、重量も軽いので、着けてることを忘れるくらい軽快です。
買い替え時の追加予算は不要か、足したとしても10万円程度に収まります。
『アイアム、ア ミニマリスト』
ようこそ、最低限の機能を愛でる世界へ。
まとめ
サブマリーナデイト Ref.16610 もとても魅力的なモデルですが、こうして他のモデルも見てみると、違った魅力を求める自分にも気が付けるものです。
買い替えの検討は、あらためて自分の持っているロレックスの魅力を知り直し、買い替えずに使い続けるという決断をする上でも大切なことです。
ぜひ上記参考まで、次の相棒となるロレックスを探して見てくださいね。