2018.03.16

ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目

更新

シンプルなデザインと実用性の高さが魅力のロレックスですが、やはり何年かに一回は買い替えも検討したい時があるもの。

個人の好みも、世間の流行りも、時間とともに変化しますからね。なによりリセールバリューが高く、購入したときから大きく値段が下がらない点も買い替えを後押しするポイントではないでしょうか。

ここでは、ロレックスの買い替え検討時に迷子にならないよう、次の時計の選び方について分解してご紹介していきたいと思います。

目次

ロレックスの買い替え時、迷うのは楽しいけど…

ロレックスの買い替えを検討する際、よくある現象が検討中というステータスからなかなか抜け出せないことです。

一時期の迷いは楽しいものですが、空き時間にスマホで調べたり、雑誌を読み漁ったり、お店に出かけてみたり、とやっているうちに、だんだん検討していること自体に疲れてしまい、結局まだ買い替え出来きずに検討中という方も少なくないと思います。

裏を返せばそれだけ魅力的な腕時計が多いということなのかもしれませんが、迷子になって買い替えできていないのであれば意味がありません…

検討時に迷子にならないためには

そこでおすすめしたいのが、買い替える前に買い替えの目的をはっきりさせておくということ。

今の時計に飽きたとか、あの時計が気になるとか、フワッとした理由で検討を続けず、例えば

『ワンランク上げて仕事をもっと頑張るモチベーションにしたい』
『シンプルな時計に変えてどんな服装のときも違和感なく着けたい』
『知名度のあるモデルに変えてモテたい』

など、ハッキリとした理由で検討をしていくことをおすすめします。

目的をハッキリさせたら、次に以下の具体的な検討項目について探っていき、買い替えモデルを絞り込んでいきます。

買い替え時に必須な5つの検討項目

目的をハッキリさせたら、次に以下の具体的な検討項目について探っていき、買い替えモデルを絞り込んでいきましょう。

買い替え予算を決める

まずはじめに決めなければいけないのが予算です(決めると言っても、限られている方の方が多いと思いますが)。

<買い替え予算の考え方>

いま持っているロレックスの売却金額が60万円だった場合

1、予算を追加して100万円の時計に買い替える。
2、予算を追加せず60万円の時計に買い替える。
3、50万円の時計に買い替えて残った10万円で財布を新調する。

上記のように、今の時計を売却した金額にいくら足すのかという予算設定を行いましょう。

ロレックスの場合、予算設定で購入できるモデルの数が大きく変わってきます。例えば予算100万円ですと、デイトナやデイデイトなどのハイエンドモデル以外であれば、ほとんどが予算内に入ってきます。

なので、迷子になりやすい方は、上限予算だけでなく下限予算も決めておくと良いでしょう。

デザインは利用シーンで考える

続いて決めるべきはデザインです。ロレックスの場合、そこまで個性的なモデルがない分、個人的な好みで選ぼうとすると逆に迷いやすい…。

そこで、おすすめしたいのは、利用シーンで決めるということです。時計を使うメインのシーンはどこなのか。そのシーンに合わせて、そして関係する人や場との親和性を考慮して決めていくと良いでしょう。

そもそもデザインを理由に買い替えたいという方は、いまお持ちのロレックスがTPOに合っていないということに気づいている意識の高い方かと思います。

<デザインの考え方>

利用シーンを考慮して、いま持っているロレックスより
→ 派手にする
→ シンプルにする
→ スポーティにする
→ ドレッシーにする
→ 個性的にする
→ 異性ウケを狙う
→ 目上の人ウケを狙う
→ 最新のデザインにする
→ 流行りのデザインにする

1つ1つ単品で捉えるのではなく、例えば『女子ウケを狙いたいからシンプルにする』など、掛け算で見ていくと、買い替えモデルの候補を絞りやすくなります。

『人の外見はおもてなし』とも言われるくらい大切なものなので、デザインはとても大切な検討項目です。

素材でも大きく変わる時計の印象

ランクアップもしくはランクダウンでの買い替えに欠かせないのが、素材の検討です。ロレックス素材は、デザインの一部として見られる他にも、ステータスとしても見られることが多いため、身の丈相応のものを着用することをおすすめします。

ロレックスの素材は大きくは3種類。ステンレススチールと貴金属、そして両者のコンビネーションです。貴金属素材には、18Kホワイトゴールド、18Kイエローゴールド、エバーローズゴールド、プラチナの4種類があります。

<素材チョイスの考え方>

いま持っているロレックスより
1、ランクアップ(コンビから18KGなど)
2、同じ素材(スチールからスチールなど)
3、同じランクの違う素材(イエローゴールドからエバーローズゴールドなど)
4、ランクダウン(コンビからスチールなど)

ご自身のステータスに合わせて、買い替える素材を検討しましょう。

投資として考えるなら無視はできない資産価値

買い替え目的は人それぞれ。より資産価値の高いモデルへの買い替えを検討するものアリだと思います。しかしながら、実はここがもっとも迷子になる項目だったりしますので、検討はほどほどに。

そもそもロレックスは全てのモデルの資産価値が高いですし、これを軸に買い替え検討をしてしまうと、候補が多すぎて選べません。さらには予算が合わなかったり、利用シーンが合わなかったりと、買い替えたものの結局またすぐに手放してしまうということにもなりかねません。

※この項目についてはここでは書ききれませんので、各モデルからの買い替え指南記事にて個別にご紹介したいと思います。

【時計の機能】は最低限orプラスアルファ

時計の機能は大きくわけて2種類あります。『使う機能』と『使わない機能』です。買い替える目的と直結するのは前者です。

<時計の機能の考え方>

いま使っているロレックスに
→ 追加機能が欲しい
→ いらない機能がある

この2つの選択肢は、時計に求める機能は最低限でいいと思うか、プラスアルファ欲しいと思うか、個人の性格や好みでハッキリわかれるところだと思います。

例えば、大人気モデルのデイトナは、実用機能であるカレンダーがなく、クロノグラフ(ストップウォッチ)という特別な機能が付いています。カレンダーは日常的に使いますが、一体何%の人が日常的にクロノグラフ(ストップウォッチ)を使うのかというと、おそらく1%満たないのではないでしょうか。

カレンダーがなくて不便なんだよね!という理由でデイトナから買い替える人もいれば、クロノグラフかっこいいじゃん!使わないけど!という理由でデイトナに買い替える人もいます。

こうした実用機能プラスアルファをご自身はどう捉えるのか、で判断しましょう。

まとめ

以上、ロレックスの買い替え時に迷子にならないための検討方法を書いてきましたが、いかがでしたか?

とはいえ、実際迷っているときが一番楽しい時期でもあるので、思いっきり迷子になってみるのもいいかもしれませんね。

各モデルからの買い替え指南記事は、随時更新予定ですので、そちらもお楽しみに。