緑の針が差し色としてもおしゃれなGMTマスター2ブラックRef.116710LN。
サブマリーナやエクスプローラーに並ぶ人気モデルであるため、下取り価格が高く、買い替え時には強力な資金源になってくれます。
ではその豊富な資金でなにに買い替えるのか。買取応援団が考えるおすすめモデルを4本ご紹介いたします。
目次
- ロレックス GMTマスター2 Ref.116710LNとは
- ロレックス買い替え時の基本的な考え方
- GMTマスター2 Ref.116710LN 買い替えおすすめモデル4選
- まとめ
ロレックス GMTマスター2 Ref.116710LNとは
1955年にパイロットモデルとして登場したロレックス【GMTマスター】。両方向に回転するベゼルと24時間(GMT)針で、第三時間帯まで把握することができる人気スポーツモデルです。
Ref.116710LNは、2007年に登場したステンレススチール素材のGMTマスター2です。ブラックの文字盤とベゼルに、グリーンのGMT針が差し色として映え、ファッションアイテムとしても選ばれやすいオシャレ系スポーツウォッチとして、高い人気を誇っています。
GMTマスター2 Ref.116710LN の基本スペック
- 製造年:2007年〜現在
- ムーブメント:cal.3135
- 防水性能:100m
- ケースサイズ:40mm径×12mm
- 風防素材:サファイアクリスタル
- ケース素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:ステンレススチール
- パワーリザーブ:48時間
- 新品時重量:152g
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
バーゼル2018の新作いっちゃう!?GMTマスター2 Ref.116710LN 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、GMTマスター2 Ref.116710LNからのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
Ref.116710LNは、落ち着いたカラーリングながら、デザインはポップな印象であるため、買い替え時には比較的冒険できるメリットがあります。
カラーを変えても良し。素材を変えても良し。コンセプトを変えても良し。
急なイメージチェンジでも、周囲に驚かれることが少ないので、思い切って買い替えを楽しみましょう!
おすすめ1、 ロレックス GMTマスター2ペプシ Ref.126710BLRO
では、おすすめ1本目。早速攻めの姿勢でバーゼル2018の新作を狙いましょう!
買い替えポイント:
同シリーズの最新モデル!復活の伝統カラー!
予算:要追加
デザイン:同モデルの最新カラーへ
素材:ステンレススチール
資産価値:ランクアップ
機能:変わらず
Ref.126710BLROは、2018年3月のバーゼルワールドにて発表されたばかりのモデルです。
GMTマスターシリーズの伝統カラーである『ペプシベゼル』を纏い、一見ポップなカラーリングながら、5連のジュビリーブレスがドレッシーな印象を加え、大人の高級感が漂うスポーツウォッチに仕上がっています。
デザイン以外でも、最新のムーブメントを搭載しているため、パワーリザーブが70時間に延長されている点が嬉しい変更ポイントです。
予算は当然追加が必要と割り切っていただき、それ以上に買い替え時のハードルとして立ちはだかるのは “いつ変えるのか” ということです。
バーゼルの発表があったからといっても、すぐに日本に輸入されるわけではなく、市場に出てくるのはおそらく最速でも夏前くらい。
発売のタイミングでは確実に高額ですが、その後価格が下がるかというとその可能性は半々です。同じGMTマスターの青黒(2013年発売)の例では、価格が落ちずにずっと上昇傾向ですから、多少高くても見つけたら買ってしまった方が、後に後悔せずに済みそうですね。
間違いなく現行プレミアムモデルになるため、資産価値という意味でも良い買い替えになります。
おすすめ2、オメガ シーマスター プラネットオーシャン600
おすすめ2本目は、オメガのダイバーズウォッチ。シーマスター プラネットオーシャンです。
買い替えポイント:
若々しくスポーティーにイメチェン!
流行りの大判ダイバーズ!
予算:要追加
デザイン:よりスポーツ系
素材:ステンレススチール
資産価値:ややランクダウン
機能:防水性能アップ、耐磁性能アップ
オメガが誇るシーマスタープラネットオーシャン600。
ロレックスからオメガへの買い替えなんて、貧乏くさくて無理!という時代はとうの昔に終わり。
最近のオメガって、かなりかっこいいですよね。デザイン・性能・知名度に至るまで、ロレックスと遜色ないブランドに進化していることはご周知のとおりです。
近年はロレックスが高騰しすぎているせいもあり、オメガやブライトリングの支持が上昇傾向にあることもたしかな事実です。
また、OMEGA by AERA 掲載の好感度ランキングでは、ロレックスを抑えてオメガが堂々の1位になっています。
機能面では600mもの防水性能を誇る43.5mmの大判ケースは、若々しくスポーティな印象にイメージチェンジできること間違いなしです。
おすすめ3、パネライ ルミノール8デイズ PAM00590
続いて3本目におすすめしたいのは、おしゃれウォッチの代名詞的存在。パネライ・ルミノールです。
買い替えポイント:
シンプルデザインでセンス良く!
パワーリザーブはなんと8日間!
予算:余る
デザイン:別系統のおしゃれウォッチへ
素材:ステンレススチール
資産価値:ややランクダウン
機能:防水性能アップ、カレンダーとGMTはなし
こちらは下取り買い替え後に少しだけ現金を手元に残したい買い替えプランです。
パネライの創業は、1860年。創業者のジョバンニ・パネライがフィレンツェに構えた時計店がパネライ(オフィチーネ・パネライ)の始まりです。イタリア軍用の精密機器メーカーとして活躍していたこともあり、ミリタリー系デザインは現在も引き継がれています。
いわゆる “デカ厚” のデザインは、一目でパネライとわかります。
GMTマスター2と比較した場合、ファッション誌に取り上げられる回数が圧倒的に多いモデルであるため、オシャレさん界隈での知名度は申し分ありません。
デザイン以外での買い替えの利点としては、GMTマスター2を下取りした現金が、買い替え後にかなり余るということ。そしてパワーリザーブが8日間もあることが挙げられます。
ローンを完済したり、彼女に時計をプレゼントしたり、バッグを新調したり。予算が余るとできることもいろいろあって楽しいですよね。
おすすめ4、ロレックス ヨットマスター Ref.116622 ダークロジウム
最後のおすすめは、同じロレックスのラグジュアリースポーツモデル・ヨットマスターです。
買い替えポイント:
SSスポーツロレックスは卒業!
大人のラグスポへランクアップ!
予算:要追加
デザイン:オシャレ系からラグジュアリー系へ
素材:ランクアップ
資産価値:同程度
機能:GMTなし
GMTマスター2Ref.116710LNのような、オシャレ系SSスポーツウォッチもかっこいいのですが、いい大人になるとやはり貴金属製のモデルにも手を伸ばしたくなるもの。
かといって、イエローゴールドのギラついた色は使用シーンが限られてしまうので、おすすめしたいのはホワイトゴールドかプラチナのスポーツロレックスです。
ヨットマスターRef.116622は、ロレジウムと呼ばれるステンレスとプラチナのコンビ素材を用いており、圧倒的な高級感を感じさせます。
プラチナを使用している部分が限られているため、重量感も気にならず、お値段も優しめ。GMTマスター2ブラックを売却した金額を資金にすれば、50万円ほど追加すれば入手可能です。
年相応の大人のロレックスを求めている方はぜひ。
新色のダークロジウムであれば、コーディネートもしやすく、リセールバリューも高いのでおすすめです。
まとめ
おすすめ4つ、思い切り感のあるチョイスでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
実際のところ、GMTマスター2 Ref.116710LN は、いろいろなシーンでの使用が可能であり、また人気が高く資産価値もそれなりに高いモデルでもあるため、なかなか買い替えの決断がしにくいのも事実です。
使い続ける以上に強い理由(例えば現金が必要になったとか、収入が上がったからランクアップしたいとか)がない限りは、無理に買い替える必要はなく、長く使い続けるのも一つの選択肢であることをお忘れなく。
買い替える強い理由がある場合は、思いっきり楽しんで買い替えましょう。
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