ロレックス・GMTマスター1 イエローゴールド Ref.1675/8 の販売価格と買取価格を調査しました。Ref.1675/8は、1960年代から1980年まで製造されたアンティークモデルです。
目次
- ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 とは
- ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 はどこで買えるのか
- ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 の買取価格
- まとめ
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 とは
GMTマスター Ref.1675/8 は、1960年から1980年頃まで製造された第二世代GMTマスター1のイエローゴールドモデルです。通称:フジツボダイヤルとして、コレクターから高い人気を得ています。
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 の基本スペック
製造年:1960年〜1980年頃
ムーブメント:cal.1570
防水性能:100m
ケース径:40mm
インデックス:アップライト(フジツボ)
ケース&ブレス素材:18Kイエローゴルド
ダイヤルカラー:ブラック、ブラウン
この時代のGMTマスターは、インデックスがアップライト仕様(山のようにせり上がっている)になっており、通称『フジツボダイヤル』と呼ばれています。
Ref.1675/8は、ダイヤルのマイナーチェンジも何度か行われており、その仕様の違いを楽しむコレクターも存在します。
後継モデルの買取情報はこちら。
→ ロレックス買取|GMTマスター 16758 イエローゴールド
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 はどこで買えるのか
Ref.1675/8の販売実勢を調査しました(ネット調べ)。しかしながら、国内で売られていたのは楽天に出品されているものとヤフオクに出品されているものを合わせても、3点しか確認できませんでした。
そのため、海外の販売相場を合わせて調査してみたところ、それでもヨーロッパを中心に20本程度しか見つかりませんでした。ちなみにフジツボダイヤルは英名だと『Nipple Dial』と呼ばれます。
GMTマスター イエローゴールド 1675/8 の販売価格
¥1,680,000〜¥4,460,000(国内の販売数は3点のみ)
フジツボダイヤルの後期モデル(文字盤がツヤありエナメル調のもの)で、オリジナルのジュビリーブレスが装着されているものがもっとも高価でした。他の2点は、ヘッドのみがオリジナルで、ベルトは社外レザーベルトでした。
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 の買取価格
続いて、買取価格ですが、アンティークロレックスの場合、買取相場というものが存在しません。なので、目利き査定ができるお店に売るか、もしくは自分でオークションなどを通して売るかの2択になります。
おおまかな買取価格の予想は以下のとおり。
ロレックス GMTマスター イエローゴールド Ref.1675/8 の買取予想金額
¥1,300,000 〜 ¥2,600,000
追記:2017年調査の買取相場はこちら
→ ロレックス GMTマスター 1675/8 買取相場 2017年夏版
オリジナルに近い状態で保管されていれば高額買取が期待できます。また、文字盤の仕様によって価格が様々なので、その違いを見極めることが重要になります。
まとめ
ロレックス GMTマスター Ref.1675/8 の買取は、なかなか一筋縄にはいかないのが現状です。地方の場合、買取ができるお店を探すだけでも一苦労だと思います。
細かいディテールの差による価値は、コレクター目線によるものなので、時計本体の価値とは違う次元のものです。なので、買取店から見た価値と、コレクターから見た価値にズレが生じることもよくあります。
高値で売りたい場合は、アンティークロレックスの販路をしっかり持っているお店を探すことから始めましょう。都心の買取店であれば、目利き査定ができるコンシェルジュが在籍していますので、まず何店舗か問い合わせて見ると良いかもしれませんね。
あと一点注意事項ですが、ネットの宣伝に踊らされないようにしましょう。アンティークロレックスの買取任せてください!と謳っていても、実際問い合わせて見ると、こちらより知らないということはよくあります。