ロレックス エクスプローラー1 Ref.14270 ブラックアウトのモデル詳細情報です。ロレックス・エクスプローラー1は、探検家のためのプロスポーツウォッチとして、1950年代前半に登場しました。
目次
ロレックス エクスプローラー1 Ref.14270(製造年、基本スペックなど)
- 製造年: 1990年~2001年
- ムーブメント: Cal.3000
- 防水性能:100m
- ケース径:36mm径×11.5mm厚
- ケース素材:ステンレススチール
- ブレス素材:ステンレススチール
- 風防:サファイアクリスタル
- ベゼルタイプ:スムースタイプ
- パワーリザーブ:48時間
- 新品重量:約103g
エクスプローラー1はシンプルな三針構造。Ref.14270のムーブメントには、1970 年代に開発されたcal.3035をベースに、日付機能をそぎ落として作製したcal.3000が搭載されています。
ロレックスでは珍しく、平ヒゲゼンマイという簡易構造を用いていることや、10年程度で廃盤になっていることなど、謎が多いムーブメントとして、コレクター目線でも面白さがあるモデルですね。
登場から現在に至るまで6回、マイナーチェンジ含めると10回以上のモデルチェンジを行なっており、系譜としての完成度は年々増していますが、その過程でデザインには大きな変更がないことがロレックスらしいポイントになります。
超希少モデル・ブラックアウトとは
本題のブラックアウトですが、こちら文字盤の369の部分。ここがメタル素材のみで作られている個体のことをブラックアウトと呼びます。
光の当たり具合によって、黒く隠れて見えなくなってしまうという、文字通りブラックアウトしてしまうことからネーミングされています。
(左:通常モデル 右:ブラックアウト)
ちなみに通常モデルは369部分、白い塗料をメタルで縁取りするという形状になっています。
ブラックアウトはモデル製造初期の年式、シリアルでいうとE番とX番にしか存在しない、超希少なレアピースです。
通常品の4倍!?超高騰の激レア価格
文字盤が違うだけなんですが、なんと価格は4倍近く差があります。2019年3月現在の楽天掲載品、通常モデルは50万円前後で購入可能ですが、ブラックアウトは最安でも198万円。最高値は255万円でした。
いかに希少価値が高いか、価格でハッキリわかりますね。1990年頃の製造モデルなので、状態の良い個体はどんどん市場から減っていっている状態です。
このクラスのレアピースは、今後価格が落ちる可能性は限りなく低いので、資産として持っておくのもアリかと思います。
エクスプローラー1 Ref.14270 の買取価格
エクスプローラー1 Ref.14270 の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ ロレックス エクスプローラー1 Ref.14270 買取価格
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