ロレックス コスモグラフ・デイトナ Ref.6263 のモデル詳細情報です。1963年に登場したデイトナ。Ref.6263は、1970年に発売された第3世代モデルです。歴代デイトナの中で、もっとも人気のあるモデルでありながら、その希少性は年々増しており、なかなか実物を見れる機会も減っています。
目次
ロレックス コスモグラフ・デイトナ Ref.6263(製造年、基本スペックなど)
- 製造年: 1970年~1988年
- ムーブメント: Cal.727
- 防水性能:50m
- ケース径:37mm径×12mm厚
- ケース素材:ステンレススチール
- ブレス素材:ステンレススチール
- 風防:強化プラスチック
- ベゼルタイプ:タキメーターベゼル
- パワーリザーブ:約50時間
- 新品重量:約130g
デイトナの正式名称は、オイスターパーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ。しかし、Ref.6263の時代は、まだ自動巻き機構ではなかったため、オイスター・コスモグラフという名称でした。
バルジュー社製の手巻きクロノグラフcal.72をベースに、振動数を毎時21,600にカスタム。さらに耐振動装置を内蔵させるなど、当時のクロノグラフとしては最高傑作と称えられました。
生産期間が約18年と長かったため、文字盤のバリエーションにはいくつもの種類があります。この個体は、いわゆるビッグデイトナと呼ばれるバリエーションで、DAYTONAの文字が大きく表記されているオリジナルの文字盤です。
ここが小さいものは、日本ロレックスによって新しく交換されたもの。またはDAYTONAの表記がない個体は、オリジナルの最初期の個体です。
付属品の保存状態も価値に影響するヴィンテージモデル
タキメーターベゼルにも複数のバリエーションがあります。この個体に装備されているのは、1型と呼ばれるオリジナルベゼルです。
見分け方はかなり細かく、Sや5の書体、目盛の配置などで確認します。こうしたこだわりたいポイントがたくさんあるのも人気の理由なのでしょうね。
あと、この時代のデイトナは、付属品の保存状況によってもかなり価値が変わってきます。保証書や当時のリーフレット、メンテナンス記録などが残っているものは、コレクターニーズが高く、非常に高い価格で取引されています。
1,000万円越えの超激レアクロノグラフ
ビッグデイトナは、文字盤が違うだけなんですが、なんと価格は4倍近く差があります。クロノグラフのプッシャー部分も、何度かマイナーチェンジされていますが、ここはさすがに消耗品なので、交換されているケースがほとんどです。
プラ風防も同じく消耗品なので、オリジナルで維持されている個体は少ないですね。ブレスレットも同じくです。
もしオリジナルでということであれば、使用するよりもコレクションとして所蔵するというレベルの時計だと思います。
新車でポルシェ911カレラが買えるくらいの価格設定。このクラスの時計買える方は、やはり皆さんスターなんだと思います。
デイトナの歴史を知っているからこそというのもありますが、1,000万円を裕に超えるモデルなので、それを纏うことで自然と自信に満ち溢れてくる。そんなイメージです。
コスモグラフ・デイトナ Ref.6263 の買取価格
コスモグラフ・デイトナ Ref.6263 の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
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