2020.02.18

ロレックス オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500 グレーダイヤル とは|特徴・スペック・価格など

更新

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「70年代のスタンダード!ロレックス オイスターパーペチュアルデイト グレーダイヤル 実機レビュー!ROLEX Ref.1500」の書き起こしです。

ロレックス オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500 グレーダイヤル のモデル詳細情報です。オイスターパーペチュアルは、高い防水性能を持つ『オイスターケース』に、自動でゼンマイを巻きあげる機能『パーペチュアル機構』を搭載。1940年代後半に登場しました。

『オイスターケース』と『パーペチュアル機構』は、ロレックス3大発明のうちの2つであり、オイスターパーペチュアルというモデル名は、そこから名付けられています。

今回ご紹介する個体は、グレー文字盤/バーインデックスのバリエーション。1970年頃に製造された個体です。

目次

 

ロレックス オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500 グレーダイヤル(製造年、基本スペックなど)

  • 製造年: 1960年代~1980年代
  • ムーブメント: Cal.1560,1570
  • 防水性能:100m
  • ケース径:34mm径
  • ケース素材:ステンレススチール
  • ブレス素材:ステンレススチール
  • 風防:プラスチック
  • ベゼルタイプ:スムースタイプ
  • パワーリザーブ:48時間
  • インデックス:バー

まずは機能面から見ていきます。34mm径の小ぶりなケースに、見やすくシンプルな文字盤が装備された、スタンダードウォッチ。Ref.1500の基本機能は、時分秒の3針に日付というシンプルなもの。1960年代、もともとは日付機能を持たなかったオイスターパーペチュアルに、カレンダー機能を追加して発売されました。

ムーブメントには、今もなお名機として名高いcal.1570を搭載。日付けのクイックチェンジは付いていませんが、シンプルな構造ゆえ、故障が少なく、メンテナンス性にも優れています。

cal.1570は、振動数が低いことも特徴です。現行のロレックスは、毎時28,800振動。対して、このモデルの振動数は、毎時19,800振動です。

一般的に、振動数が高い方が、運動時の時計の精度は安定すると言われていますが、その分部品の消耗が早くなるというデメリットも。cal.1570が名機と呼ばれる理由には、実用時計としての程よい精度を有しながら、部品が消耗しにくい。ということもあるのではないでしょうか。

ブルーにも見えるサンレイ加工のグレー文字盤

続いて、外装デザイン。ケース径は、リューズガードを含まないサイズで34mm。厚みは、11mmです。経年使用で、オイスターケースのエッジ部分が丸くなってきてしまっていますが、それもまた味として楽しめるポイントだと思います。

風防は、プラスチック製。ベゼルは、ポリッシュ加工が施されたスムースベゼル。ベゼルラインからブレスレットに向かって、ケースが美しくシェイプされています。

文字盤カラーはグレー。表面には、サンレイ加工が施されており、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。文字盤の状態、非常にきれいに保たれている個体ですね。角度によって、薄いブルーにも見える絶妙なカラーです。

ブレスレットは、巻き込み式のオイスターブレス。現行の無垢材のものよりも軽量な作りが魅力です。バックルに向かってのテーパードも、非常に美しいですね!

ビジネススタイルとの相性は抜群

小ぶりでなおかつシンプルなデザインに、シックな文字盤カラー。ビジネススタイルには、抜群にマッチします。34mm径なので、女性の方でも違和感なく付けられるサイズ感かと思います。

スーツ、バッグ、靴、ネクタイなど、どんなカラーのものを持ってきても、このオイスターパーペチュアルであれば、上手く溶け込んでくれますね。時々気分でレザーベルトに交換してみるもの良いでしょう。

生産終了から40年以上経った今でも、まだまだ現役で使用できる名品です。

オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500 の買取価格

オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500 の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ ロレックス オイスターパーペチュアルの買取相場が分かる|モデル・Ref・地域別で買取店の実績を比較

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