2019.11.13

【新品価格調査】オーデマピゲ(ロイヤルオーク)|2019年10月版

更新

ブランド時計を購入する際、気になる販売相場。本日は、オーデマピゲの現行モデルについて、定価および、実勢販売価格を見ていたいと思います。リセールや資産価値を考慮して購入する場合など、事前情報としてお役立てください。

目次

今回お伝えするのはこちら。いずれも価格コムで人気のモデルたちです。2019年新作を含む7本です。それぞれ、税込み定価と新品実勢価格についてお伝えしていきます。

ロイヤルオーク 15500ST ブラックの販売価格と定価

まずはロイヤルオークの新作15500STのブラック文字盤。41mm径SS製のケースに、新型ムーブメントcal.4302を搭載したモデルです。

前作15400STから、パワーリザーブを10時間伸ばし、70時間へ。振動数も毎時21,600から28,800へと高められ、運動時でも精度が落ちにくい設計に変更されました。

ムーブメントが変更されたことで、ケース厚が0.6mm厚くなり、細かいディティールも変更されたことで賛否両論ありますが、人気は衰えず。ロイヤルオークの伝説を引き継ぐ直系モデルとして堂々と君臨する、新フラッグシップモデルです。

定価:¥2,200,000。
新品実勢価格:¥2,787,900~¥2,933,333

定価比率は、最安で126.7%。実勢価格は定価以上のプレミア価格になっています。直近の価格推移、発売直後の品薄高騰価格からは、25万円ほど下がっており、少しおちついた印象です。

ロイヤルオーク 15500ST ブルーの販売価格と定価

続いて、同じモデルのブティック限定カラー・ブルー文字盤。スペックは先ほどのブラックと同じです。

定価:¥2,200,000
新品実勢価格:¥3,418,000~¥3,748,200

定価比率は、最安で155.4%です。ブティック限定カラーということで、ロイヤルオークは、他のバリエーションにおいてもブルー文字盤がもっとも高額です。発売時からの値動きは同じような感じですが、こちらはここからまた上げ戻すのではないかと思っております。

ロイヤルオーク 15400ST ブラックの販売価格と定価

続いて、旧作15400STのブラック文字盤。旧作といっても、まだ現行として販売中で、廃盤にはなっておりません。9.8mm厚という薄型ケースに、2005年に開発された基幹ムーブメントcal.3120を搭載した、王道モデルです。

定価¥2,035,000
新品実勢価格:¥2,968,000~¥2,978,800

定価比率は最安で、145.8%です。価格推移は、過去1年でどどんっと80万円の上昇。特に後継モデルの15500STが発表された3月末からの値上がりがとんでもないことに。廃盤を懸念しての駆け込み需要による値上がりです。

ロイヤルオーク 15400ST ブルーの販売価格と定価

ちなみに同モデルのブルー文字盤はこちら。

定価:¥2,035,000
実勢価格:¥3,828,000~¥4,161,545

定価比率は最安で、188.1%です。やはりブルーの方が高い設定になっております。価格推移は、過去1年で80万円の値上がりです。

ロイヤルオーク 15450ST シルバーの販売価格と定価

機械部分は先ほどの15400STと同じ。ケースサイズと、文字盤デザインなど細かいディティールのみが異なるバリエーションです。

一回り小ぶりなサイズなので、腕が細い人でも合わせやすく、スーツスタイルにも非常によく合うモデルです。

定価:¥1,925,000
新品実勢価格:¥2,239,850~¥2,648,046

定価比率は最安で、116.4%です。こちらも廃盤を懸念してか、バーゼル2019開催後の値上がりが目立ちます。過去1年での価格推移は、約50万円と大幅上昇です。

ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 26480TIの販売価格と定価

続いて、ロイヤルオーク オフショア。オフショアは、1993年に登場したロイヤルオークからの派生モデル。

デザイナーは、ロレックス・チェリーニのデザイナーでもあるエマニュエル・ギュエ氏です。上品でドレッシーなロイヤルオークに対し、オフショアシリーズは男らしくパワフルな印象に仕上げられています。

こちらは、チタンケースを用いたオフショアクロノグラフの最新作26480TIです。

定価:¥3,080,000
新品実勢価格:¥3,553,000~¥3,599,850

定価比率は最安で、115.4%。発売間もないため、まだ参考程度の相場にはなりますが、日本入荷時からは40万円近く値下がりしています。これから購入を検討されている方にとっては、このまま定価くらいまで下がってくれると嬉しいですよね。

CODE11.59 15210BCの販売価格と定価

続いて、こちらも最新作。CODE 11.59 by オーデマピゲ。41mmサイズのホワイトゴールドケースに、自動巻きムーブメントcal.4302を搭載。
11.59という名称は、11時59分、日付けが変わる最後の1分間を意味しているとのこと。オーデマピゲの新たな方向性を打ち出すコレクションとして、今後の展開も期待されるモデルです。

バリエーション、いくつかランナップされていますが、代表して最もシンプルな3針デイトモデル・ブルー文字盤で見ていきます。

定価:¥3,080,000
新品実勢価格:¥2,953,602

定価比率は、95.9%です。価格推移のグラフ見た感じ、過去も1本のみの掲載だったようですね。もしくは同じ価格で複数本出ていたか。
いずれにしても少ない本数のデータになるので、参考程度としておいてください。

ジュールオーデマ エクストラシン 15180ORの販売価格と定価

最後はこちら。ピンクゴールドケースのドレスウォッチ、ジュール オーデマ エクストラシン。わずか6.7mmという薄型ケースと、レザーストラップを組み合わせた上品な1本。

定価:¥3,135,000
新品実勢価格:¥1,389,850~¥1,640,000

定価比率は、44.3%。急に嬉しい安さです。価格推移は、ゴールド素材のドレスウォッチらしく、非常に安定しております。過去1年見ても、プラマイ3万円以内の範囲で、上がったり下がったりしている状態でした。

まとめ

以上、オーデマピゲの現行モデル7つ。2019年10月の定価と実勢価格、見てきました。ロイヤルオーク、特に旧作の高騰が目立ちましたね。廃盤になったら、さらにとんでもない価格になりそうです。