2019.07.09

ブレゲの新品実勢価格を調べてみた(2019年7月調査)ブレゲ 販売価格・定価一覧

更新

ブランド時計を購入する際、気になる相場情報。5大ブランドの一角、ブレゲの現行モデルについて、2019年7月9日の新品の販売相場を見ていたいと思います。

目次

 

現行モデルですが、8コレクション100モデル以上ありますので、
主軸となるモデル、マリーン、タイプXXI、クラシックあたりで確認していきたいと思います。

価格ソースは価格コムより:
https://kakaku.com/

マリーンの販売相場と定価

では、さっそく見ていきましょう!価格コムの掲載データで見ていきたいと思います。

まずはマリーン・グローブマスター。

5817ST/92/5V8

SS製39mmサイズ3針デイトモデル・2トーン文字盤。ビッグデイトと呼ばれる2桁表記の日付、そして文字盤中央に彫り込まれたギョーシェ彫りが特徴のドレススポーツモデルです。税込み定価は¥1,814,400。

価格コムに初めて掲載されたのは2009年5月で、その時の新品最安値は¥996,666でした。現在はというと、30万円以上値上がりして¥1,300,000が最安価格となっています。

調査時点での掲載数は3店舗。すべて同じ価格での掲載でした。過去1年で見ても約7万円値上がりしていましたが、もともとの定価が高いモデルなので、実勢価格はまだ割安感があります。

5817ST/12/5V8

こちらは同じモデルのシルバー文字盤。税込み定価は同じく¥1,814,400。現在の掲載店数は5店舗。実勢最安値は1,268,880。最高値は¥1,398,000でした。

過去1年での値動きは、約2万円の上昇でした。2年前の価格は、先ほどの2トーンダイヤルと同じくらいでしたので、こちらのシルバーの方が値上がり次期が少しだけ早かったようです。

5517TI/G2/5ZU

続いて、40mm径チタンケース採用の新作モデル5517TI。税込み定価は¥2,030,400です。

日本に入荷されて、並行店で扱われ始めたのは、今年の2月。その時の最安値は¥1,529,850でした。現在は約3万円値下がりして¥1,499,900が最安となっています。

発売したばかりのモデルですが、掲載店は5店舗あり、いずれも定価以下での購入が可能になっています。

5517BB/Y2/9ZU

同じく新作モデルのマリーン。こちらは18Kホワイトゴールドケースに、ブルー文字盤とレザーストラップを組み合わせたバリエーション。かっこいいですね!これ!

税込み定価は¥3,348,000。実勢価格はというと、価格コムへの初掲載が4月で、その時の価格が¥2,480,000。現在はそこから約10万円下がって、¥2,371,980が最安となっています。

5827BR/12/5ZU

続いてこちらは42mm径の18Kゴールドケースを使用し、フライバッククロノグラフを搭載したハイエンドモデル5827BRです。税込み定価は¥3,682,800。

2015年日本入荷時の実勢価格は¥2,829,000でしたが、現在は30万円以上値下がりして、¥2,490,000が最安価格となっています。

5857ST/12/5ZU

ここまでマリーンはすべて定価より実勢価格のほうが安い設定になっていますね。一見お買い得な気もするんですが、ちょっと定価の設定が高い気もしてしまいます。

こちらのGMTもステンレス製ケースにラバーストラップという組み合わせですが、税込み定価で¥2,754,000。

オーデマピゲ・ロイヤルオークのデュアルタイム、レザーブレスモデルの定価が¥2,322,000なので、それより40万円以上高い定価設定。これをどう見るかですね。

現在の実勢最安値は¥1,888,000。定価よりも90万円近く安い設定です。直近1年で約3万円値下がりしていました。

5527TI/G2/9WV

マリーンシリーズ、最後に紹介するのは新作のクロノグラフ。42.3mmのチタンケースにスレートグレーダイヤル、レザーストラップを組み合わせたバリエーション。税込み定価は¥2,516,400。

新作チタンの定価は安いのかな。オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショア・チタンクロノグラフ・ラバーブレスの定価は300万円ちょいですから。うん、捉え方が難しい。

現在最安値は¥1,789,850。最高値は¥1,850,000でした。いつも思うんですけど、定価ってなんなんでしょうね。

タイプXX,XXI,XXIIの販売相場と定価

続いて、フランス海軍航空部隊からの依頼により誕生したことで知られるパイロットウォッチ・タイプXXの価格、見ていきましょう!。

3800ST/92/9W6

まずはアエロナバル。

雲上ブランドのラインナップとしては、非常に手が届きやすい価格であるため、オメガ、タグホイヤー、ブライトリングなどからのステップアップとして選ばれることが多いモデルになっています。

税込み定価は¥1,101,600。対する実勢価格の最安は¥775,000。

ブレゲで100万円以下!安い!

過去1年、相場は値上がり傾向なので、もしかすると今後も上がるかも知れませんね。注目度次第だと思います。

3810ST/92/9ZU

続いては42mmステンレスケースとレザーストラップのタイプXXI。タイプXXより3mm大きいケース径で、機能としてはデイトが追加されています。

税込み定価は¥1,382,400。実勢価格の最安値は¥911,880です。

これも安い!直近一年では3.5万円値下がりしています。

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こちらは同じモデルのメタルブレス仕様。税込み定価は¥1,566,000。実勢価格は同じく直近1年で約3万円値下がりし、最安で¥1,029,000となっています。

マリーンもそうでしたが、タイプXX,XXIも定価の6割~7割くらいが実勢最安値の設定になっていました。

クラシックの販売相場と定価

最後はクラシック。ザ・ドレスウォッチと呼ぶにふさわしいゴールドケースの3針モデルです。

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ケースサイドのコインエッジが美しいモデルですね!タキシードでぜひ着けたい。

金無垢モデルらしく、定価はお高めの¥2,462,400。

実勢価格はというと、最安で¥1,688,000。やはり定価比率7割以下くらいの設定でした。

まとめ

以上、ブレゲ新品実勢価格、2019年7月版、お送りしました。

ブレゲというと、マリー・アントワネットやらナポレオン・ボナパルトやら、歴史上の顧客のレベルがとんでもなくハイクラスな名門ブランドなのですが、現在の日本市場においては、パテックフィリップやオーデマピゲの人気には届かず「名門なんだけど知名度は低いブランド」になってしまっています。

そのため、実勢価格は定価よりもずっと安い価格設定になっており、5大ブランドながら、手が届くところにある。そんな結果でした。

ブレゲ、いいかも知れませんね。個人的には新作のチタン製マリーンが気になりました。