2019.07.26

ブライトリング モンブリラン1461 Ref.A19030 とは|特徴・スペック・価格など

ブライトリング モンブリラン1461 Ref.A19030 のモデル詳細情報です。ブライトリング・モンブリラン1461は、ブライトリングでは数少ないコンプリケーションモデル。セミパーペチュアルカレンダーを搭載したパイロットウォッチです。

目次

 

ブライトリング モンブリラン1461 Ref.A19030(製造年、基本スペックなど)

  • 製造年: 1997年~1999年
  • 防水性能:30m
  • ケース径:42mm径
  • ケース素材:ステンレススチール
  • ブレス素材:ステンレススチール
  • 風防:ミネラルクリスタル風防
  • 新品重量:約100g

一目でブライトリングとわかるフェイスデザインと、細かい目盛の美しさが特徴です。また、複雑機構を搭載していながらも、ご覧のサイズ感に収められている点は優秀だと思います。

モンブリラン1461には、セミパーペチュアルカレンダーという機能が搭載されています。これは、4年に一度、閏年のタイミングにだけ日付を調整すればいいという、複雑機構です。

カレンダー機構でいうと、100年先まで日付の変更が必要ないというパーペチュアルカレンダーという最高峰機構の、ワンランク下に位置します。

3時位置にはムーンフェイズが配置されています。日付、曜日、月、そしてムーンフェイズと表示されている時計を、通称トリカレムーンフェイズと呼びます。

また、ブライトリングのパイロットウォッチには欠かせない、クロノグラフと航空計算尺も、もちろん装備されています。

航空計算尺は、電卓がなかった時代の名残なので、いま実際に使うことはないかと思いますが、当時のパイロットはこれで2桁の掛け算を行い、残りの燃料でどこまで飛べるかを計算していました。

温かみのある複雑機構モデル

文字盤カラーはこちらのブラックシルバー2トーンの他、シルバー単色のものもランナップされています。ぱっと見ではわかりにくい部分ですが、インダイヤルは一段低くなっています。こうして光を反射させてみると確認することができます。

針の形状、目盛の数字など、レトロな雰囲気でかっこいいですよね!

外装スペック、ケースサイズは41.5mm径です。厚みのある筒形のケース形状から、内部に仕込まれたムーブメントの大きさがお分かりいただけるかと思います。

風防素材はミネラルガラス。サファイアクリスタルと比べて、温かみがあり、光を強く反射しないという特徴があります。パイロットウォッチなので、やはり光の反射は抑えるように配慮されているのですね。風防形状はフラットではなく、絶妙なドーム型になっています。

裏蓋にはブランドのロゴタイプとモデル名が彫り込まれています。ブレスレットは、ステンレススチール製のナビタイマーブレスです。

ナビタイマーブレスの大きな特徴は、メタルブレスとは思えないほどの柔軟性です。かなり小さくたためてしまうので、ポケットに入れて持ち歩く際にも便利ですね。

1461の数字の意味とは?

ちなみに、モデル名にもなっている1461という数字は、4年間の日数を表しています。1,461日に一度だけ調整してくださいね。という意味です。

複雑機構ゆえ、どうしても重量感はありますが、ナビタイマーブレスの柔軟性を活かして、リストサイズにピッタリ合わせることで、違和感なく付けられると思います。

50万円以下で買えるという点も大きな魅力なのではないでしょうか。ケースギリギリまで文字盤の目盛があるので、実際のサイズより大きく見えますね。

個性的ではありますが、派手派手しさはないので、ビジネスシーンでも着用可能だと思います。4年間、1,461日でどんな目標を成し遂げるのか。そんな思いとともに楽しみたい時計ですね!

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