型番号(Ref.)は半角で検索して下さい

ロレックス買取査定バナー90


お祝い金バナー90


高価買取のコツバナー90


バイヤー厳選|ロレックス今週の3本バナー90

2019.12.19

Norton × BREITLING コラボモデル!新作プレミエB01が伝説のオートバイと共演!

更新

ブライトリングの新作 プレミエシリーズより、英国のオートバイメーカー ノートン とのコラボモデルについて、その魅力をお伝えしていこうと思います。コラボモデルって、そこに至るまでのストーリーが非常に面白いんですよね!今回は2社の歴史、そしてプレミエというモデルが誕生した背景について、調べてみました。

公式で語られていない部分については、予想して楽しんでおりますので、そこも含めて面白がっていただけたら幸いです。ブライトリングがお好きな方はもちろん、ノートンという名前に反応してこの動画開いてくださった方も、ぜひ最後までゆっくりとお楽しみください。

目次

ブライトリングとは|航空クロノグラフの名門

さて、まずはブライトリングという時計ブランドについて。そしてノートンというオートバイメーカーについて、簡単にお伝えしていきます。

ブライトリングの誕生は、航空黎明期19世紀末のスイス。創業者のレオン・ブライトリングは、大空への憧れを抱き、時計師としてパイロット向けの時計作りを行っていくことを決意。そこから親子3代に渡って発展し、クロノマットやナビタイマーなどの名作を発表。航空クロノグラフのパイオニアと呼ばれるまでに成長しました。

1970年代初期、クォーツウォッチの台頭によって経営的危機に陥っていますが、創業者一族ブライトリング家の熱い思いは、アーネスト・シュナイダーという人物へと引き継がれ、見事に復活を遂げています。

ノートンとは|市道レースのパイオニア

一方のノートン。創業は1898年のイングランド・バーミンガム。


1908年より、自社製エンジンを載せたオートバイ製造を開始。その後、数々のモータースポーツシーンにマシンを提供し、優勝トロフィーを獲得しています。

特に有名なのは、マン島TTレースです。マン島という島で行われるレースですが、サーキットではなく、公道がコースになっています。公道といっても、田舎道なのでモナコみたいな華やかな感じではなく、舗装された農道をオートバイで駆け抜ける。そんなイメージでしょうか。ノートンは、第一回大会をはじめ、このレースで通算10勝を挙げ、公道レースのパイオニア的存在となりました。

しかし、カーレースの世界は非常に厳しいもの。イタリアなどの他メーカーの活躍によって、ノートンの栄光は長くは続かず、経営不振へ。1953年に同郷のAMCというオートバイメーカーに買収されますが、そのAMCも日本企業との競争に敗れ、1966年に倒産しています。

ノートンブランドは、その後も倒産や合併、解散を何度も繰り返すことになりますが、ブランドへの愛着を持つ熱心なファンが多く、消滅することはありませんでした。

2009年以降、現在に至るまでは、イギリスの実業家スチュアート・ガーナーの手によって経営が続けられ、3モデルのみ、バリエーションにしてもわずか10種類のみですが、製造が続いています。

ブライトリングとノートンがなぜコラボ?

さて、2社の歴史を見ていただいたところで、時計の話に移ります。

今回ご紹介するのは、プレミエという時計。2018年にブライトリングCEOジョージ・カーン氏によって、『陸』をテーマとするシリーズとして再解釈、リメイクされた復刻モデルです。そのプレミエと、英国のオートバイメーカー ノートン とのコラボモデルについて、ご紹介していくわけですが、まず触れたいのは、なぜブライトリングがノートンとのコラボモデルを発売したのかということ。

この理由について、公式サイトにはこのように記載されています。

“ ブライトリングとノートンモーターサイクルズは、どちらも確固たる伝統を受け継いでいます。先見の明に富む人物が19世紀に興し、その創立者が自分自身の名前をつけた両社は大きく成長して、業界を引っ張っていく存在となりました。ブライトリング プレミエ B01 クロノグラフ 42 ノートンエディションは、この偉大な両ブランドの文化と価値観を反映しています。 “

また、CEOジョージ・カーン氏は、2017年の提携発表時に、このようにも語っています。「両社とも革新的で起業家精神にあふれ、パワフルな遺産を相続している。そして、当社の言う『語り継がれる未来』に向かってまい進している」つまり、お互いに大切にしている部分が同じだよね!ということで惹かれあって誕生したのが、このコラボモデルというわけです。両者の歴史を見ても、パイオニア的な活躍、新時代到来による危機、そして復活という流れ。共通するストーリーがあったことがわかります。

しかしながらこの2社、ブライトリングはスイスの時計ブランドで、片やノートンはイギリスのオートバイブランド。国も違えば、活躍のフィールドも異なります。出会いは一体どこだったのでしょうか。

第二次世界大戦で共にイギリス軍に供給

調べて見ると、コラボ発表の遥か以前、運命的に2社が出会っていた局面がありました。第二次世界大戦です。

ブライトリングは大戦中、英国軍用のコックピットクロックを供給していました。そしてノートンはというと、同じく英国軍にオートバイを供給していたんです。

お互い、英国軍の一員として、共に戦っていた戦友だったわけです。

初代プレミエが登場したのも、大戦中の1943年ですから、戦友だった2社のコラボをこのモデルで表現するということには、非常に納得感がありますよね。

ブライトリング初のドレスウォッチ「プレミエ」とは

ところで、そのプレミエですが、実はこんなストーリーがあることもご存知でしょうか?

軍需が盛んな時代真っ只中に登場したプレミエ。さぞかしミリタリーなものなんだろうなと思いきや、なんと、ブライトリング初のドレスウォッチとしての登場だったというお話です。同じ時代、ブライトリングはレディース用のドレスウォッチも発表しており、軍需から一般層へも需要を広げようとしていた動きがありました。

これは少なからず、戦時中でも時計を買う人がいたという風に解釈できますが、、、スイスがいくら中立国であるとは言え、隣国のドイツがいつ侵略してくるかもわからない。そんな戦況下でも、ビジネスの領域を広げようとしたブライトリングの狙いは、一体なんだったのか。気になりますよね。

一説には、戦争で荒れた人々の心に癒しを与えようとした試みなのではないか、という声もあります。たしかに、それもあるでしょう。

しかし、私が思うのは、自動車の普及を予測していたのではないかということ。仮説なので、そういう捉え方もあるね!くらいで聞いてください。

自動車が一般的に普及したのは、第二次世界大戦後のこと。ですが、1930年代にはすでにカーレースが盛んに行われており、各国がナショナルカラーを掲げて技術競争をしていました。そして、プレミエが発表される5年前の1938年。隣国ドイツでは、かの有名な自動車が発表されています。

ウィリー・ブライトリングの目論見とは?

皆さんご存知、フォルクスワーゲン・ビートルです。

ビートルは、ヒトラー政策の”国民車構想”によって誕生。戦時中こそ生産はストップしていましたが、戦後量産が開始。それまでレースの世界で貴族のみが駆っていた自動車を、一気に民生品へと普及させました。当時のブライトリングの経営者、ウィリー・ブライトリングは、ここに目を付けていたのではないかと。

カーレースへの憧れを持っていた人々が、自動車を買うようになる。乗るのはもちろん大衆車だけど、腕時計は憧れのレーサーが着けているような、スタイリッシュでカッコいいものがいい。そういうニーズが生まれることを、予想していたのではないかと思うわけです。現代に復活したプレミエのテーマが『陸』であることは、当時のこうした思惑をも蘇らせたかったからなのではないでしょうか。

ブライトリングとノートンの繋がり。そしてプレミエの誕生ストーリー。いろいろ想像が膨らんで、面白いですよね!この辺りお詳しい方、ぜひ見解を聞かせてください。

プレミエ B01 クロノグラフ ノートン

さて、時計のスペックにも触れておこうと思います。モデル名は、プレミエ B01 クロノグラフ ノートン。

ケースサイズ42mm径。ステンレススチール製です。ムーブメントには、ブライトリングの自社製クロノグラフB01が搭載されています。クロノグラフのスイッチはコラムホイール式。クラッチは垂直式。1/4秒までの計測が可能です。陸をテーマにしているとあって、ベゼルに刻まれるのはタキメーター。ブライトリングでタキメーターというのは、とっても新鮮。

文字盤には2つのインダイヤルがあり、30分積算計と秒針が配置されています。6時位置には日付が表示されますので、日常使いにも便利ですね。

以上、本日はブライトリング プレミエシリーズより、英国のオートバイメーカー ノートン とのコラボモデルの魅力について、お届けいたしました。

最後に、このモデルの世界感を楽しんでいただける映画を一本ご紹介。

キューバの革命家エルネスト・ゲバラ。彼がチェ・ゲバラと呼ばれるようになる前の、若かりし頃の実話を元に描かれた旅行記『モーターサイクルダイアリーズ』。友人と共にノートン500に跨り、南米一周を旅する青春ストーリーです。

登場するノートンは1939 年製。初代プレミエの誕生と同時期ですから、ここでも繋がりを感じていただけるのではないかと思います。ぜひ楽しんでみてくださいね!