※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「カルティエ サントス ドゥ カルティエ ブルー!CARTIER SANTOS DE CARTIER WSSA0030 実機レビュー!」の書き起こしです。
Cartier サントスドゥカルティエWSSA0030の実機レビュー、お送りしていきます。サントスの登場は1904年。男性用腕時計として、世界で初めて市販化され、現在まで多数のバリエーションが展開される人気シリーズです。
目次
SS製ブレスレット ブルー文字盤
3代目当主ルイ・カルティエが、友人の飛行士アルベルト・サントス・デュモンのために作った腕時計。
今回ご紹介するのは、現行モデルのサントス・ドゥ・カルティエ。ステンレス製のケースとブレスレットを装備したバリエーションのブルー文字盤です。
パイロットウォッチとしての頑丈さと、ジュエリーのように繊細なデザインにぜひ注目してご覧ください。
↓ 動画はこちら
Cartier サントスドゥカルティエ WSSA0030の基本スペックと機能
- モデル:サントス ドゥ カルティエ
- 型番:WSSA0030
- 製造年:–
- ケース&ブレス素材:ステンレススチール(レザーベルト付属)
- ケースサイズ:39.8mm径×9.08mm厚
- 新品時重量:–
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.1847MC
- バンドタイプ:メタル(レザーベルトも付属)
- ベゼルタイプ:–
- パワーリザーブ:–
- インデックス:ローマ
基本機能は、センター3針に、6時位置には日付表示。
搭載されるムーブメントは、マニュファクチュールキャリバー1847MC。元々はETA社のものが使用されていましたが、2015年に完全自社製へ。
現在はボーム&メルシエやパネライ用のベースにも使用されており、リシュモングループ基幹ムーブメントの一つとなっています。
振動数は毎時28,800。パワーリザーブは約42時間。リューズでの操作は、長針の調整と、日付けのクイックチェンジが可能です。
Cartier サントスドゥカルティエ WSSA0030の外装デザイン
ケースサイズは、39.8mm幅9.08mm厚。横から見ると、手首のカーブに合わせて湾曲したデザインになっています。6角形のリューズにセットされた、ブルーのシンセティックスピネルも特徴です。
ベゼルのネジ止め、ケースサイドの面取り、ラグのカーブ、ブレスレットとの一体感など。サントスには、特有のデザインが多数見られます。他にライバルが存在しない、唯一無二の時計と言われる所以かと思います。
ケースにしても、ベルトにしても、正面から見た時と、横から見た時で大きく印象が変わる点も面白い!横から見ると直線的な印象は薄くなり、柔らかく丸い印象に変わります。
ベルトには、スマートリンクと呼ばれるサイズ調整機能を装備。簡単にコマの調整を行うことができます。革ベルトへの交換も、スイッチ一つで簡単。美しさのみならず、実用性も非常に高い作りになっています。
バックルは、ワンタッチ両開きタイプ。閉じるときは、どちらからでも可能です。
ブルーのサンレイ加工文字盤、非常に美しいですね!見る角度によって、表情の変化を楽しめます。
また、着けてみて驚くのが、ケースの薄さです。一見大ぶりな作りですが、ご覧の通り、ジャケットにすっぽりと隠れてしまうほどの薄さ。
長い歴史を持つカルティエのアイコン的モデル。しかし、オーソドックスなシルバーではなく、オパーリンでもなく、ブルーの文字盤。カルティエの時計を知っている人から見ると、ちょっとした外し、遊び心を感じるバリエーションかと思います。