2019.10.15

シャネル(時計)の新品実勢価格を調査(2019年10月版)CHANEL販売情報

更新

ブランド時計を購入する際、気になる販売相場。本日は、シャネルの現行モデルについて、定価および、実勢販売価格を見ていたいと思います。

目次

今回お伝えするのはこちら。いずれも価格コムで人気のモデルたちですが、すべてJ12。2019年新作を含む7本です。それぞれ、税込み定価と新品実勢価格についてお伝えしていきます。

J12 ブラック H5697 の販売相場と定価

まずは新型J12。38mm径ブラックセラミックケースの3針モデル。

『なにも変えずにすべてを変える』というコンセプトのもと登場した2019年の新作モデル。ぱっと見ただけでは、旧作との違いわかりませんが、ベゼルの刻みが増えていたり、文字盤内のフォントが変わっていたりと、細かい点がブラッシュアップされています。

シースルーの裏蓋からは、自社製ムーブメントcal.12.1の動きを見て楽しむことができます。パワーリザーブも72時間に変更され、実用性能も向上しています。

定価:¥695,750
新品実勢価格:¥478,000~¥523,054

定価比率は、最安で68.7%。実勢価格は定価よりもお買い得な設定になっています。

ただし、ブティックでの購入は、ブティックの店員さんとブランド愛を語ったりなど、そこでしか体験できないコミュニケーションがあります。時計以外にも、バッグやアパレルなど、ブランドが作るものに愛がある方は、そちらを選ばれた方が良いでしょう。

発売からまだ数か月と、非常に新しいモデルながら、流通量は安定しており、大幅な初期高値からスタートというわけではなかったようです。

そのため、初期にしては値下がり幅は小さく、平均値では1万円しか下がっておりませんでした。

J12 ホワイト H5700 の販売相場と定価

続いて、同じモデルのホワイトセラミック仕様。

白か黒かでここまで印象変えられるのは、文字盤カラーでしか展開できない他のブランドと大きく異なる強みかと思います。

定価:¥695,750
新品実勢価格:¥478,000~¥545,655

定価比率は、最安で68.7%。これもブラックと同じでした。価格推移、やはり初期から比較的安定した状態を保っております。

平均値ですと、登場時からほとんど変わりなしです。ただ、最安の方、セールのタイミングなのかも知れませんが、直近で1万円ちょっと下がっておりました。

J12 ブラック ダイヤモンド H5702 の販売相場と定価

続いて、ブラックセラミックのダイヤモンドインデックス仕様。0.09カラットのダイヤモンドが、文字盤内アワーマーカーのところに12個配置。

ラグジュアリー過ぎず、ファッションウォッチとしての域で遊んでいるところが、シャネルっぽくて良いですね。

定価:¥852,500。
新品実勢価格:¥578,000~¥617,700

定価比率は最安で、67.8%。価格推移は、発売時から3万円ほど値下がり。販売されている個体数が多いため、もう少し下がりそうな気配もあります。

マニュファクチュールになっても、しっかり数を作れる生産能力の高さに驚きますね。

J12 ホワイト ダイヤモンド H5705 の販売相場と定価

続いて、同モデルのホワイトセラミック。ダイヤが入っていてこの色合いだと、とてもフェミニンな印象ですが、メンズモデルです。

これ、着けこなせたら相当カッコいいと思いますね。カール・ラガーフェルドみたいな服装でぜひ着けて欲しい。

定価:¥822,500
新品実勢価格:¥573,980~¥668,600

定価比率は最安で、69.8%。価格推移、発売時からは平均値で3万円ほど値下がりしております。

J12 ブラック クロノグラフ H0940 の販売相場と定価

続いて、3カウンタークロノグラフ搭載モデルのブラック。41mm径と、3針モデルより少々大きめの設計です。こちらは新作ではなく、2005年からある既存モデルですね。近々モデルチェンジもあるかもしれません。

定価:¥981,750
新品実勢価格:¥612,980~¥667,700

定価比率は最安で、62.4%。価格推移、1年前と比較して値下がり傾向ですが、直近は増税の絡みもあってか、1万円ほど上昇しておりました。

J12 ホワイト クロノグラフ H2009 の販売相場と定価

続いて、同モデルのホワイト。こちらはインデックスがダイヤモンドになっております。ホワイトの時計自体少ない中で、クロノグラフとなると、あと何があったっけ?と思うくらい、唯一無二の存在ですね。

定価:¥1,113,750
新品実勢価格:¥688,980~¥739,000

定価比率は最安で、61.9%。過去1年の価格推移、結構動いているように見えますが、プラマイ1万円の範囲内での動きにとどまっているので、割と安定していると見て良いかと思います。

J12 ブラック ファーズ・ドゥ・リュヌ H3406 の販売相場と定価

続いて、ムーンフェイズ搭載モデル、J12・ファーズ・ドゥ・リュヌ。一般的なムーンフェイズは、月が小窓に顔を出すという表示スタイルなのですが、このモデルは、小さな針が回転することで月相を表記するという構造です。

クロノグラフにしても、ムーンフェイズにしても、自社で技術を持っており、より複雑で本格的なものが作れるところまで来ていると思うので、数年内のモデルチェンジ、ありそうですよね。

ただ、どうなんだろうな、と思うのは、シャネルがブランドの姿勢として、どこまで本格的な時計を作ろうとしているのか。それが読みにくいことです。

あくまでファッションブランドという姿勢は崩さない気がするんですよね。それと、モードっていう考え方をした時に、機械式の複雑でいいのか?スマートウォッチはどうだろうか?みたいな議論はしてそうです。

定価:¥957,000
新品実勢価格:¥658,000

定価比率は、68.6%。過去1年の価格推移、5万円以上値上がりしておりますが、掲載1本のみなので、参考程度としておいてください。

まとめ

以上、シャネルの現行モデル7つ。2019年10月の定価と実勢価格、見てきました。実勢価格の定価比は、60%台後半と、定価よりお買い得に購入できるため、特にブティック購入にこだわりがないのであれば、時計店で実勢価格でのご購入が良いかと思います。

価格推移については、若干値下がりしているものの、その幅は小さく、安定の範囲内と読めるレベル感かと。セールのタイミングを狙えば、相場より安く手に入りそうですね。