2019.03.23

バーゼル2019!グランドセイコー GRANDSEIKO 新作モデルをチェック!

更新
グランドセイコー2019バーゼル新作

バーゼルワールド2019で発表された新作、いろいろ盛り上がってますね!今回はグランドセイコーの2019年新作モデルを一緒に見ていきたいと思います。

目次

  • グランドセイコーとは
  • スプリングドライブ プラチナ
  • スプリングドライブ ゴールド
  • スプリングドライブ ステンレス
  • スプリングドライブ クロノグラフGMT
  • スプリングドライブ スポーツ
  • メカニカル レディース
  • まとめ

動画でご覧になりたい方はこちら(Youtubeチャンネルへ)
→ https://youtu.be/P10wQZd2kfg

記事内画像はグランドセイコー公式サイトより引用
https://www.grand-seiko.com/jp-ja

では早速見ていきましょう!

グランドセイコー GRANDSEIKO とは

グランドセイコーは、クオーツ式、機械式、そしてその2つを掛け合わせたハイブリッドのスプリングドライブを武器に、日本だけでなく海外でも高い評価を得ている一流ブランドです。

特にスプリングドライブは、通常の高級時計と比べても評価が高いのですが、今年はそのスプリングドライブが20周年という節目を迎えたことで、記念モデルが7本発表されています。

2019年グランドセイコー新作|スプリングドライブ プラチナ SBGZ001、SBGZ003

こちらのSBGZ001は、30本限定で発売される特別仕様で、和を感じる『雪白』というパターニングが刻まれたプラチナケースに、新作のスプリングドライブムーブメント9R02が搭載されています。

スプリングドライブSBGZ001

こちらの9R02というムーブメントなんですが、これまでのスプリングドライブとは異なり、手巻きゼンマイを用いているので、時計自体かなり薄く作ることに成功したようですね。それでいてパワーリザーブは84時間(3日半)と、実用性も抜群です。

スプリングドライブ9R02

通常パワーリザーブを長くする場合、ツインバレルといって、ゼンマイを収納する箱を2つ配置したりするんですが、この9R02は一つの箱の中にゼンマイを2本収納するという『デュアルスプリング』という方法をとっています。

こうした技術の向上も、日本ブランドへの期待値、高めてくれますよね!

時計の厚みでいうと、9.8mmということで1cm切っています。プラチナケース採用でケース径は38.5mmと、かなり雲上ブランドのドレスウォッチを意識した時計になっているのかなと思います。

限定モデルは税抜き定価で¥8,000,000。

スプリングドライブsbgz003

装飾なしの通常販売モデルもありまして、こちらSBGZ003というモデル。こちらは税抜き定価¥6,000,000ですね。

装飾以外のスペックは同じです。シンプルですが、かなり洗練されたデザインで高級感あります。カラトラバとかパトリモニーとかと並べて見てみたいですね。

2019年グランドセイコー新作|スプリングドライブ ゴールド SBGY002

続いて、こちらもドレスモデルSBGY002。税抜き定価¥2,800,000。こちらはイエローゴールドケースを用いており、文字盤は『雪白』仕上げです。

スプリングドライブsbgy002

ムーブメントは、こちらも新型の手巻きスプリングドライブ9R31というものを装備しており、パワーリザーブは72時間(3日)と、こちらも実用性抜群です。

近年は70時間以上のパワーリザーブにこだわっているブランドが多くなってきてますよね。それだけ市場ニーズとして実用性への重要度が増していることと思います。

たしかに2本3本持っている方ですと、パワーリザーブ3日くらいないとローテーションしてても止まってしまいますからね。グランドセイコーもかなり世界市場意識した時計作りしていることがわかります。

2019年グランドセイコー新作|スプリングドライブ ステンレス SBGY002

同じムーブメント装備しているモデル、もう一本。SBGY003。こちらは700本限定です。ケースがステンレス製なので、税抜き定価で¥850,000と、かなりリーズナブルに記念モデル所有することができます。

スプリングドライブsbgy003

こちらの文字盤は放射模様。日本独自の自然の美を取り入れるため、『木漏れ日』をイメージしてデザインされているとのことです。

2019年グランドセイコー新作|スプリングドライブ スポーツ SBGC230

では、続いては、こちらのスポーツモデル見てみましょう。SBGC230というモデル、こちらは限定100本での発売。税抜き定価は¥4,600,000です。

スプリングドライブsbgc230

グランドセイコーのシンボルマークでもある獅子をイメージしたデザインを纏う、クロノグラフGMTウォッチです。獅子の前足、獅子の爪、獅子のたてがみという感じで、各所にテーマを持ったデザインが施されています。

ムーブメントは9R96なので、2007年に登場した9R86のチューンナップ版ですね。数年前から採用されているので目新しいものではありませんが、細かい装飾が施されていて、見た目にも美しいムーブメントです。

2019年グランドセイコー新作|スプリングドライブ クロノグラフGMT SBGC231

同じくSBGCシリーズ、限定500本のモデルもあります。こちらはブライトチタンケース採用ということで、税抜き定価は¥1,400,000。ケースサイズは44.5mm径、16.8mm厚とかなり大きいので、大判スポーツウォッチがお好みの方には嬉しいサイズかと思います。

スプリングドライブsbgc231

2019年グランドセイコー新作|スプリングドライブ スポーツ SBGA403

あとは、同じく獅子のイメージデザインで、ムーブメント違いもあります。

スプリングドライブsbga403

こちらは3針デイトにパワーインジケーターという、シンプルな機能のモデルです。これも限定ですね。500本のみで、税抜き定価は¥1,150,000とのことです。

2019年グランドセイコー新作|メカニカル レディース

スプリングドライブの20周年記念モデルはここまでですが、メカニカル(機械式)のほうでは、レディースモデルが5本追加されています。

グランドセイコーメカニカル

すべてSTGKシリーズで、クロコレザーストラップのジュエリーウォッチが3タイプ。あとはステンレス製のスタンダードウォッチが2タイプです。

レザーストラップ仕様の方は、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3タイプで、文字盤とベゼルにはダイヤモンドがセッティングされています。

グランドセイコーメカニカル

文字盤の模様は、ダイヤモンドを上から見た時の煌めきがモチーフとのことで、マザーオブパールに彫り模様が入れられています。▼税抜き定価はホワイトゴールドのみ¥3,100,000で、あとの二つは¥3,000,000となっています。

グランドセイコーメカニカル

オールステンレスモデルは2タイプ。ダイヤインデックスのタイプと、バーインデックス・シェルダイヤルのタイプですね。ムーブメントは先ほどのクロコレザー仕様のものと同じく、9S27を使用しています。

9S27は、小ぶりながらも50時間のパワーリザーブ持っていることと、日差精度プラス8秒~マイナス3秒という高精度を実現しています。

オールステンタイプ、税抜き定価は¥600,000と560,000。高級ウォッチデビューの一本としても、また大切な方へのプレゼントにも良いかと思います。

まとめ

というわけで、2019年のグランドセイコー新作見てきましたが、印象的だったのはドレスモデルへの力の入れ方でしょうかね。

既に発売しているモデルでも、漆を使った文字盤が特徴的な機械式モデルなど、ドレスウォッチのイメージを高めているように思います。

日本の腕時計ブランドが、スイスの雲上ブランドに迫る日は、そう遠くはないのかもしれません。今後も期待しましょう!

以上、2019年グランドセイコーの新作ウォッチでした。