今回は、20代の皆さんにもグランドセイコーのカッコよさを知っていただこうじゃないかと。グランドセイコーおすすめモデル、選んでみました!
先日、グランドセイコー・メカニカルSBGH001のレビュー動画をアップしまして、非常にご好評いただいたのですが、1点気になることがありました。
何かというと、Youtubeって製作者側の管理画面に、アナリティクスという機能がついていて、そこでどんな方がどのくらい観に来てくれているのか、ある程度わかるようになっております。
それで、SBGH001のレビュー動画、傾向を確認してみたところ、なんと45歳以上の方が全体の約60%という、、、例えば他の動画、ロレックスとかオメガのレビューとかですと、割ときれいに年齢層が分かれます。20代、30代、40代、50代で20%ずつみたいな。
それがグランドセイコーの時は、はっきりと時計兄貴たちからの支持が多く、お若い方にはいまいち見られていないという、、、そこで今回は、20代の皆さんにもグランドセイコーのカッコよさをしっていただこうじゃないかと。
グランドセイコーおすすめモデル、選んでみました!
目次
- グランドセイコーの魅力1:仕上げの丁寧さ
- グランドセイコーの魅力2:機械の良さ
- クォーツ SBGN005
- クォーツ SBGX321
- クォーツ SBGX269
- メカニカル SBGR261
- メカニカル SBGR309
- スプリングドライブ SBGA225
- まとめ
グランドセイコーの魅力1:仕上げの丁寧さ
ではまず、おすすめウォッチ紹介の前に、グランドセイコーってなにが凄いの?ということについて、簡単ではありますが、おさらいしておきましょう。ここでお伝えしたておきたい魅力は、大きく2つです。グランドセイコーの魅力、1つ目は仕上げの丁寧さです。
時計の高級感や美しさを感じさせるポイントは、大まかなデザインよりも、実は細かい部分の仕上げの良さにあります。ケースやブレス、文字盤や針、インデックスなど。ざっくりとした形状ではなく、よく見たときにわかる面取り加工や表面加工の丁寧さ。
丁寧であればあるほど、より美しい時計と感じることができます。グランドセイコーは、細かい所まで拘り抜いて仕上げを行っており、手に取って見ると、その美しさに圧倒されます。
グランドセイコーの魅力2:機械の良さ
そしてグランドセイコーの魅力、2つ目は機械の良さ。グランドセイコーには、9から始まる9Fとか9Rというムーブメントが使用されています。これは、セイコーのラインナップの中で、もっともハイスペックなものです。
セイコーのムーブメント、プロスペックスは5、クレドールは7、という感じで、ムーブメント型番のイニシャルの数字が大きくなるほど、性能も製造コストも上がっていきます。
最上位ランクの9は、グランドセイコーにしか搭載されず、その性能はスイス名門ブランドに匹敵するレベル。過去何度も、スイス天文台の精度コンクールで、上位にランクされたほどの実力をもっています。
仕上げの良さと、機械の良さ。この2点は、これから紹介するすべてのモデルに当てはまりますので、それを踏まえた上で、20代の皆さんにおすすめしたいモデル、選んでいきます。
グランドセイコークォーツ SBGN005
それでは本題。1本目のおすすめモデルはこちら。GMT機能付きのスポーツコレクションSBGN005。濃いブルーの文字盤に、赤い針とGMTという文字がアクセントに。若々しく、品のあるデザインが魅力のスポーツウォッチです。
硬過ぎず、ラフ過ぎず。程よいデザインなので、スーツスタイルでも合いますし、プライベートでも使いやすい。機械部分がクォーツ式なので、軽量・薄型なのもいいと思います。
クォーツ式は、振動や衝撃にも強いので、デートやアクティブな趣味の場面においても、気兼ねなく使えるのがいいですね!
年差プラマイ10秒という、世界トップクラスの精度でありながら、価格は新品で33万円ほど。中古なら30万円くらい。初めての高級時計としても、良い価格かと思います。
グランドセイコークォーツ SBGX321
続いて、2本目のおすすめもクォーツ式。超シンプルな3針モデル、エレガンスコレクションSBGX321です。クラシカルな印象の高級実用ウォッチ。
37.1mm径のステンレススチール製ケースに、ブラックの文字盤。視認性を意識した大きめのバーインデックスに、太く鋭い針。超シンプルなデザインは、30代、40代と年を重ねても、飽きずに長く愛用することができます。
これを仕事用に一本持っておいて長く使う。その傍ら、オメガなりロレックスなり、好きなデザインのものをプライベート用に買い足す。そんな付き合い方がおすすめかなと思います。
個人的な注目ポイントは、シンプルなド定番と見せかけて、実は風防ガラスが湾曲しているという点。アンティーク感漂う雰囲気がとても可愛らしいんですよね。こういう些細な工夫、凄く好きです。
価格は、新品で35万円ほど。中古であれば25万円以下から探すことができます。
グランドセイコークォーツ SBGX269
続いて、3本目のおすすめはこちら。歴史的なモデルをインスパイアしたシリーズ、ヘリテージコレクションよりSBGR261。
画像ではわかりにくいのですが、文字盤はベタ塗のブラックではなく、彫り模様が施されています。そこに際立つゴールドカラーの針とインデックス。非常に精悍な顔立ちがカッコいいですね!
目立つ色合いでありながらも、ケースサイズは37.1mmと小ぶりですから、職場でも問題なく使用できますし、ちょっと豪華なディナーデートでも映えそう。ぜひジャケットスタイルで、綺麗目に着こなしてください。
チタン製なので、非常に軽量なのも魅力ですね。価格は、新品で30万円前後です。
グランドセイコーメカニカル SBGR261
続いて、4本目のおすすめはこちら。機械式ムーブメントを搭載した3針デイトモデル、エレガンスコレクションSBGR261。
先にご紹介した3本とは異なり、こちらは機械式。電池ではなく、ゼンマイによって駆動します。価格はクォーツ式よりも高くなり、新品で42万円前後、中古でも35万円くらいしてしまいます。結構頑張らないと買えないであろう金額です。
それでも、ここで機械式をおすすめしたいのは、機械式にしかない魅力があるからなんです。特有の針の動きであったり、数日着けないと止まってしまう不便さであったり、時計が生きている感覚を持てるのがいいんですよね。
その感覚を、国内最上位ブランドのグランドセイコーで味わってしまおうじゃないかと。自分へのご褒美として。高級機械式時計、いかがでしょうか。レトロな文字盤カラーと、ブラウンレザーのストラップは、仕事以外でも使い勝手抜群です。
グランドセイコーメカニカル SBGR309
続いてのおすすめはこちら。ヘリテージコレクションSBGR309。こちらも機械式。3針デイトの実用ウォッチです。
デザインはシンプルですが、特徴的なのはケースサイズ。この手のシンプルウォッチでは珍しく、42mm径と大きめな設計になっています。
存在感のあるサイズで、非常に若々しく、エネルギッシュですね。スーツにはもちろん合いますし、Tシャツスタイルで腕元を飾るのにも良いサイズ感です。
何より、見やすいのがいいですよね。車や自転車を運転しながらでも、時間が読みやすい。大きく配置されたGSロゴを見るたびに、テンションも上がりそう。
価格は、新品で42万円前後。中古なら35万円前後です。
グランドセイコースプリングドライブ SBGA225
続いてのおすすめモデルはこちら。ヘリテージコレクションSBGA225。鋭く切り立ったリューズガードと、格子模様が施された文字盤が特徴の、ドレッシーなモデルです。
ムーブメントは、クォーツでも機械式でもない、スプリングドライブというもの。セイコーの独自技術で、簡単に言うと、機械式とクォーツ式のハイブリッド。
クォーツ並みに高精度でありながら、電池交換は不要。双方の良い所を組み合わせた機構です。非常に滑らかで美しい針の運びも特徴的。本格的にグランドセイコーを狙うのであれば、このスプリングドライブは見逃せませんね。
ただし、特殊な機構であるため、お値段は機械式よりさらに高くなってしまい、こちらのSBGA225ですと、新品で55万円前後。中古でも40万円以上が相場です。
まとめ
以上、20代におすすめのグランドセイコー、ご紹介してきました。一見すると似たようなものが多いブランドなんですが、こうして見てみると、それぞれに個性があることがお分かりいただけたかと思います。
魅力的なモデル、まだまだありますし、本当の良さはやはりお店で手に取って頂いた方が、お分かりいただけるかと思います。
ちょっとでも興味を持ってもらえたのであれば、ぜひお近くの時計店で、実物眺めてみてくださいね!