2020.04.22

グランドセイコー スプリングドライブ ヒストリカルコレクション SBGA127 とは|特徴・スペック・価格など

更新

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「国産高級時計!グランドセイコー スプリングドライブ SBGA127 実機レビュー」の書き起こしです。

グランドセイコー スプリングドライブ ヒストリカルコレクション SBGA127 のモデル詳細情報です。1967年、諏訪精工舎によって製造された同ブランド初の機械式自動巻きモデル62GSそれを現代版デザインで蘇らせたのが、こちらの時計です。

駆動方式を新たにスプリングドライブに変更し、ブランドが55周年を迎えた2015年に登場。世界限定700本で発売されました。

目次

グランドセイコー スプリングドライブ ヒストリカルコレクション SBGA127(製造年、基本スペックなど)

  • 製造年:2015年
  • ムーブメント: 9R65
  • 防水性能:100m
  • ケース径:40mm径×12.8mm厚
  • ケース素材:チタン
  • ブレス素材:チタン
  • 風防:サファイアクリスタル
  • ベゼルタイプ:スムースタイプ
  • パワーリザーブ:72時間
  • 新品重量:約100g

基本機能は、時分秒の3針にデイト表示。8時位置にはパワーリザーブインジケーターが備えられています。搭載されるムーブメントは、9R65。セイコー独自の駆動方式スプリングドライブの最高峰です。

リューズでの操作は、長針の調整と、日付けのクイックチェンジが可能。リューズはねじ込み式になっており、10気圧の防水性能を有しています。スプリングドライブは、1999年グランドセイコーによって開発された、機械式とクォーツ式のハイブリッド駆動方式です。

機械式の強いトルクと、クォーツ式の高い精度。これらを併せ持っており、重い針を精度よく動かすことに長けています。

職人の技が光る!軽量チタンの3針デイトモデル

外装素材は、セイコーの独自素材『ブライトチタン』。ケースサイズは、40mm径12.8mm厚。

立体的な仕上げが施されたケースは、サイドに向かって絞り込まれたデザインになっています。このシェイプと、チタンという素材の特性により、サイズほどの重量感を感じないことも特徴です。

裏面はシースルーになっており、スプリングドライブの滑らかな動きを見て楽しむことができます。内部のパーツの仕上げも、非常に手が込んでおり、美しいですね。枠部分には、限定モデルらしく、シリアルナンバーが記載されています。風防はサファイアクリスタル。ベゼルごとケースが包み込むような構造になっています。

スプリングドライブの針の動き、とても滑らかで美しいですよね!他の機構では真似しきれない、ユニークポイントだと思います。針やインデックス、文字盤のデザイン・仕上げも、素晴らしい。フラットな形状ながら、角が丁寧に落とされています。見惚れてしまいます。ラグのデザインも良いですね。グランドセイコーの時計は、webサイトや雑誌では伝わり切らない美しさがあるので、ぜひ実物で見ていただきたい。

ブレスレットもチタン製ですが、ブライトチタンという名称の通り、輝き方が普通のチタンではありません。正直チタンでここまで作り込めるものなのかと驚きます。さらにコマのエッジ部分、表面の仕上げまで、製造においても、とにかくどこにも手を抜いていない。日本の職人の魂を感じます。

年齢やシーンを問わず どんな場面でも使えるグランドセイコー

遠目に見ても、非常に見やすく読みやすい時計であることがわかります。どんなに美しい仕上げが施されていても、あくまで実用時計。日常で使われてこそ価値がある時計だと思います。

ビジネススタイルにはもちろんマッチしますし、ブルー文字盤で40mmというサイズ感は、カジュアルスタイルでも合わせやすいと思います。シーンを問わずに使える、まさに最高の日用品といっても過言ではない時計ですね。

以上、本日は グランドセイコー スプリングドライブ ヒストリカルコレクション SBGA127 のご紹介でした。限定モデルのため、すでに新品は完売しておりますが、中古品であればいくつか探すことができました。気になった方は、ぜひお店で実物をチェックしてみてくださいね!

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