ブランド時計を購入する際、気になる相場情報。本日は、ラグジュアリースポーツウォッチの異端児、ウブロの現行モデルについて、2019年夏の新品販売相場を見ていたいと思います。
目次
現行モデルは、全部で4コレクション・332モデルあります。ウブロは素材違いでの展開が多いので、こうしてみるとかなり多くのモデルが発売されていることがわかりますね！主軸となるモデルで、相場を確認していきたいと思います。
価格ソースは価格コムより：
https://kakaku.com/item/
ビッグバンの販売相場と定価
では、さっそく見ていきましょう！価格コムの掲載データで見ていきたいと思います。
まずはビッグバン。
301.SB.131.RX
SS製41mmサイズのケースに、ブラックセラミックのベゼルを組み合わせた、ビッグバン・スチールセラミック。カーボンエフェクトの型押し文字盤が特徴です。
定価は税込みで￥1,555,200。
対する現在の実勢価格は、￥991,800～￥1,078,000でした。最安価格の場合、定価比較で約64%程と、かなりお買い得な設定になっています。
価格変動は、過去1年で約1万円ほど値下がりしております。とは言え、2009年の発売時は86万円ほどでしたので、長く見ると徐々に値上がりしているようです。
301.SX.1170.RX
続いて、44mmサイズのSSケースに、同じくSSベゼルを組み合わせたモデル・ビッグバンスチール。エントリー価格で楽しめる大判サイズのウブロです。
税込み定価は￥1,436,400。
実勢価格の方は、￥919,850～￥1,018,000となっています。定価比率では約64%です。
こちらは過去1年で4万円ほど値上がりしていました。ただ、グラフ見た感じ、上がったり下がったりを繰り返しているので、たまたま今だけ高いという可能性もありますね。
購入時は、安い時期を狙った方が良いかと思いますので、価格コムの自動通知機能を使って、タイミングを計ってみてください。
301.SX.7170.LR
続いて同じく44mmサイズのビッグバンスチール、ブルー文字盤の方です。
税込み定価は￥1,490,400。先ほどのブラックより少しだけ高い設定になっています。
実勢価格は、￥947,899～￥1,028,000。2017年発売の新しいモデルなので、こちらも元々あるブラックより少しだけ高い設定ですね。定価比率は約64%です。
ただ、価格推移見てみると、過去1年で3.5万円ほど値下がり。流通量が安定したことで、価格も下がってきているように見えます。
もう少し下がりそうな気配はありますが、また1年かけて2万円～4万円程度かと思いますので、あえて待つほどでもないのかなと思います。
441.NX.1170.RX
続いて、ビッグバンウニコ。オープンワークの文字盤を用いて、ウニコムーブメントを見て楽しむことができる人気モデルです。まずは42mmのチタンケースモデルから。2018年の新作です。
税込み定価は￥2,041,200です。
対する実勢価格は、￥1,396,900～￥1,478,000。定価比率は約68%と、ここまで紹介した中では、もっとも高い設定になっています。まあ、まだ発売して1年経ってないですからね。
411.NM.1170.RX
続いて、こちらは45mmサイズのセラミックベゼルモデル。ウブロが得意とする組み合わせ素材のバリエーションです。定価は税込みで￥2,278,800。
現在の実勢価格は、￥1,516,200～￥1,598,000。定価比率は約67%です。
直近1年での平均価格は、5千円ほど下がっておりますが、やはり上がったり下がったりを繰り返しているため、なんとも読みづらい相場観ですね。
411.OM.1180.RX
もうひとつ、組み合わせ素材のウニコです。45mmサイズのキングゴールドケースに、ブラックセラミックベゼルのバリエーション。貴金属のケースにラバーブレスを組み合わせたパイオニア的なモデルですね。
税込み定価は、貴金属モデルなのでかなりお高い￥4,201,200です。
現在の実勢価格は、￥2,777,000～￥2,890,000。定価比率は約66%です。SS製やチタン製と同等の設定ですね。
過去1年での価格推移は、平均価格で見ると2万円ほど値上がりしていました。
411.CI.1170.RX
ビッグバンシリーズ、最後にご紹介するのはこちら。ブラックセラミックの45mmケースに、同じくブラックセラミックのベゼルを組み合わせたバリエーション、ウニコ・ブラックマジック。定価は税込みで￥2,278,800。
対して実勢価格は、￥1,550,000～￥1,579,900。定価比率では約68%となっています。2015年発表モデルですが、あまり数が出回っていないのか、少々お高めの設定ですね。
過去1年での価格変化は、明らかな値上がり傾向。平均価格で4万円ほど上昇していました。
ブラックセラミックの時計は、セイコーがプロスペックスラインで新作を発表したり、ブルガリがオクト・フィニッシモで使用したりと、最近注目度が上がっているのかも知れませんね。
クラシックフュージョンの販売相場と定価
続いてクラシックフュージョンシリーズ、見ていきましょう。
521.NX.7071.LR
まずはチタニウム・レーシンググレーダイヤル。45mmサイズのチタンケースに、2カウンタークロノグラフを搭載したモデルです。
税込み定価は、￥1,252,800。
実勢価格の方はというと、￥805,900～￥938,520。定価比率は、約64%。ビッグバンよりは、少々安い設定ですね。
過去1年での価格変化、平均価格では1.6万円ほど上昇していましたが、上がったり下がったりなので、プラマイ2万円くらいの幅で日々変動するものと思っておきましょう。
521.CM.7170.LR
こちらは45mmブラックセラミックケースに、ブルーの文字盤を合わせたバリエーション。同じく2カウンターのクロノグラフです。ブラックとブルーの組み合わせって、ありそうでない配色ですよね。
税込み定価は￥1,371,600です。
実勢価格は、￥879,900～￥960,000。定価比率は約64%です。先ほどのチタンと同等の定価比でした。
525.CM.0170.RX
続いて、オープンワークの文字盤を使用したアエロフュージョン。45mmサイズのブラックセラミックケースを使用したバリエーション、ブラックマジックです。
定価は税込みで￥1,792,800。
ビッグバンのウニコと似たような見た目ではありますが、機械が異なります。ウニコはフライバックといって、ストップからリスタートを瞬時に行う機能がありますが、アエロフュージョンは通常のクロノグラフです。
現在の実勢価格は、￥1,250,000～￥1,329,800。定価比率は、約70%。ビッグバンでもブラックマジックは高めの設定でしたが、クラシックフュージョンでも同じ傾向ですね！
価格推移は、過去1年で約3万円値下がりしていますが、、、うん、ブラックマジックは注目すべきモデルなのかも知れませんね。
517.NX.0170.LR
こちらもアエロフュージョン。日付、曜日、月の表示を備えたトリプルカレンダー。6時位置には月の満ち欠けを表すムーンフェイズも搭載されています。
税込み定価は￥1,846,800。なかなかの複雑機構ですが、意外とお安いですね。
実勢価格はというと、￥1,218,800～￥1,258,200。定価比率は約66% です。
トリカレムーンフェイズが120万円台というのは、ちょっと驚きです。ウブロって、結構高いブランドなのですが、機構よりも素材での価格差の方が大きいんですね。他のブランドとの違いは、ここなのかも知れません。
複雑機構でもチタンのクラシックフュージョンであれば、実はそんなに高くない。覚えておきましょう。
スピリットオブビッグバンの販売相場と定価
ラストは、スピリットオブビッグバン、見ていきます。
647.NX.1137.RX
まずはムーンフェイズ搭載のチタンモデル。トノー型のケースが個性的でいいですね！定価は税込みで￥2,160,000です。
対して現在の実勢価格は、￥1,479,800～￥1,600,000。定価比率は約69%なので、実勢価格の設定は、ビッグバン、クラシックフュージョンと特に大きな差はなさそうです。
641.NM.0173.LR
そしてこちらはエルプリメロベースのムーブメントを搭載したセラミックベゼルモデル。税込み定価は￥2,516,400です。
トノー型のケースに合わせて、ムーブメントカスタムするの大変だったんじゃなかろうかと思います。
現在の実勢価格は￥1,678,400～￥1,748,000。定価比率では約67%でした。
まとめ
以上、ウブロ新品実勢価格、2019年夏版、お送りしました。
今回は価格コムの人気上位順でまとめてみましたが、ここ3年くらいで発売されたモデルが多くて、もっと紹介せねばならないモデル、あるような気がしております。
クラシックフュージョンのグリーンであったり、ベルルッティコラボの新作であったり。その辺りは、また別の動画で紹介いたしますね。
