2021.11.02

IWC アクアタイマー2000 IW358001 とは|特徴・スペック・価格など

サムネ_アクアタイマー2000レビュー

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「IWC アクアタイマー2000 IW358001 イエローブラック 実機レビュー!」の書き起こしです。

IWC アクアタイマー2000IW358001の実機レビューお送りしていきます。アクアタイマーの登場は1967年。

防水ウォッチサードウェーブの時代。アメリカ西海岸を中心に、マリンスポーツの人気が高まった時代です。

当時アメリカ市場に強かったIWC。時計にファッション要素を求めるサーファーやダイバーに向けて、比較的ライトな性能のダイバーズウォッチをということで誕生したモデルです。

目次

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IWC アクアタイマー2000IW358001の実機レビューお送りしていきます。アクアタイマーの登場は1967年。防水ウォッチサードウェーブの時代。アメリカ西海岸を中心に、マリンスポーツの人気が高まった時代です。

当時アメリカ市場に強かったIWC。時計にファッション要素を求めるサーファーやダイバーに向けて、比較的ライトな性能のダイバーズウォッチをということで誕生したモデルです。

IWC アクアタイマー2000 IW358001の基本スペックと機能

  • モデル:アクアタイマー2000
  • 型番:IW358001
  • 製造年:2016年
  • ケース&ベルト素材:チタン、ラバー
  • ケースサイズ:46mm幅20.9mm厚
  • 新品時重量:約160g
  • 風防:サファイアクリスタル
  • 防水性能:2,000m
  • ムーブメント:80110
  • ベゼルタイプ:インナーアウター式回転ベゼル
  • パワーリザーブ:44時間
  • インデックス:バー
  • 定価:–

基本機能はセンター3針。3時位置に日付表示。防水性能は2,000mです。搭載されるムーブメントはcal.80110。双方向巻き上げで高い巻き上げ効率を実現したペラトン式自動巻きムーブメント。パワーリザーブは44時間。一体型耐衝撃システムを装備し、衝突や振動にも強い構造。

公式サイトには、IWCが製作した中でもっとも強靭なものの一つとあります。堅牢な作りではありますが、IWCらしく高いメンテナンス性も両立された高性能実用機です。

リューズでの操作は、長針の調整と日付のクイックチェンジ、手巻きでのゼンマイ巻き上げが可能です。

そして特徴的なのは、ベゼルの構造。アウター/インナー式の回転ベゼル。アウターベゼルを反時計回りに回転させると、インナーベゼルも一緒に回る仕組みです。ケース内部にはクラッチ機構が内蔵され、時計回りに回した場合には動きが連動しない仕組みになっています。

IWC アクアタイマー2000 IW358001

IWC アクアタイマー2000 IW358001の外装デザイン

ケースは、チタン製。サイズは46mm径20.9mm厚。2,000m防水は伊達じゃない、迫力のサイズ感。

深海ダイバーがエングレービングされた裏蓋、そしてサファイアクリスタル製の風防ガラス、ともに分厚い設計です。わかりやすくデカ厚な時計ですが、チタン製なので重さは160gほどに収まっています。

ミドルケース一体型のラグは、短く設計されており緩くカーブを描いている。ここにラバーベルトを組み合わせているので、見た目より装着感が良いこともポイントです。

そこでIWCは、アウターベゼルでインナーベゼルを動かすことに。双方のメリットを残しつつ、上手くデメリットだけを無くすことに成功したというわけですね。

また、視認性の高さもこのモデルの特徴です。深海では夜光が光り、地上ではイエローとブラックのコントラストが目を惹くデザインです。

ラバーベルトは手首周り15.5cm~19.5cmまで対応していますので、細腕でも装備すること自体は可能です。

ただここまでデカ厚だと、さすがにビジネスシーンで使うには難しいかもしれません。プライベート用に振り切って、思いっきり好きを楽しむのがいいでしょう。

このアクアタイマー2000、同社の名作ポルトギーゼやパイロットウォッチなどとは全く異なるテイストなのは、そういった背景があるからなんですね。

また82年の登場時、フルチタン製の腕時計は真新しく革新的なものだった。しかも2,000mという記録的な防水性能。これも凄かった。