今回の動画は、価格帯別2019年新作おすすめモデルということで、お送りしていきます。3月末にバーゼルワールドが開催され、その前に行われたSIHHと合わせて、有名ブランドの新作は一通り揃ったというタイミングです。
バーゼル2019の新作モデル紹介動画では、ブランドごとにお伝えしましたが、今回は総集編ということで、あらためておすすめというか、自分が気になるモデルですが、価格帯別に見ていきたいと思います。
目次
- 60万円以下:IWC パイロットウォッチ スピットファイア IW326801
- 61万~90万円:チューダー ブラックベイ クロノ S&G
- 91万~130万円:サントス ドゥ カルティエ クロノグラフ ADLC加工ベゼル
- 131万~200万円:ロレックス GMTマスター2 青黒ベゼル
- 201万~350万円:オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマチック
- 351万円以上:パテックフィリップ コンプリケーション カラトラバ・ウィークリーカレンダー
- まとめ
60万円以下:IWC パイロットウォッチ スピットファイア IW326801
ではまずは、60万円以下のモデルから。SIHHもバーゼルも、世界的な大規模展示会ですから、そもそも60万円以下のモデルというと、かなり母数が少ないです。
だからこそ、この価格帯で展開されるモデルには、価格以上の魅力が詰まっているはず。ということで、60万円以下のピックアップモデルは、こちら。IWC パイロットウォッチ スピットファイア の3針デイトモデル IW326801 です。
シンプル機能ながら、自社製キャリバーを搭載し、パイロットウォッチの基本装備とも言える高い耐磁性能と、72時間のパワーリザーブを備えています。ケースサイズは39mm。
予定定価は¥572,400ということで、この価格で名門ブランドの自社製キャリバー搭載モデルが買えるというのは、IWCだからこそできることだと思います。
61万~90万円:チューダー ブラックベイ クロノ S&G
続いて、90万円以下のおすすめモデルはこちら。チューダー ブラックベイ クロノ S&G です。
ロレックスの兄弟ブランドであるチューダー。どことなくロレックスを感じるイメージを残しつつも、近年は独自のデザインで新たなファン層を獲得しています。
こちらのブラックベイ クロノ S&G も、デイトナのコンビモデルのような風合いを演出しながらも、しっかりとオリジナリティのある時計に仕上がっていますね。
ブラックとゴールドの2トーンダイヤルに、ブラックのベゼル。ブレスレットを変えたときの変貌ぶりには驚かされます。ケースサイズは41mm。価格は¥724,700です。
91万~130万円:サントス ドゥ カルティエ クロノグラフ ADLC加工ベゼル
続いて、130万円以下のおすすめモデルはこちら。サントス ドゥ カルティエ クロノグラフ ADLC加工ベゼル。
ブラックカーボン加工が施された男らしいクロノグラフウォッチが、カルティエ・サントスシリーズから登場しましたね。よく使われるDLC加工よりもさらに丈夫な、ADLC加工を用いているということで、老舗ジュエラー・カルティエらしいこだわりが見られます。
女性用のイメージ強かったブランドですが、最近は男性用でもこうした一工夫を入れたラインナップを増やしてくれているので、今後も注目していきたいですね。
ステンレス製43.3mm幅ケース使用。定価は¥1,047,600です。
131万~200万円:ロレックス GMTマスター2 青黒ベゼル
続いて、200万円以下のおすすめモデルはこちら。ロレックス GMTマスター2 青黒ベゼル。
以前よりモデルチェンジの噂が絶えなかったこちらですが、大方の予想通りジュビリーブレスに変更されてリニューアルされました。新型には、cal.3285が搭載され、パワーリザーブが48時間から70時間へと大幅に改善されました。
ジュビリーブレスには賛否両論あるものの、昨年発売されたペプシベゼルの実物見た感じ、かなりかっこよくて、私は好きですね。国内定価ですが、先日ロレックスの正規店でも聞いてみましたが、まだわからないとのことでした。とはいえ、ペプシと同じである可能性が限りなく高いので、¥950,400だと思います。
実際、発売後の実勢価格は、おそらく最初は200万円どころではないと思いますが、入荷数が落ち着いた後の価格は200万円切ってほしいなーという、希望も込めて、この価格帯でのチョイスでした。
201万~350万円:オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマチック
続いて、大台越えの200万円台~350万円まで。おすすめモデルはこちらです。オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマチック。
超人気ラグスポモデルの一角ロイヤルオーク。41mmサイズのステンレスモデルがリニューアルされ、新作15500STが登場しました。
鬼才 ジェラルド・ジェンタが創り上げたデザイン意匠のベースは変えることなく、日付窓の位置を微調整するなど、細部のブラッシュアップを図っています。
また、ムーブメントもcal.3120からcal.4302に変更され、毎時21,600だった振動数は、毎時28,800へと変わりました。パワーリザーブも60時間から70時間へと改善されています。伝統のデザインを守りつつ、より使いやすく、より美しく仕上げてきた、オーデマ・ピゲ本気の一本ですね。
定価は¥2,160,000ですが、、、実勢価格はおそらく330万~350万円くらいになるかと思いますが、人気次第ではもっと高くなってしまうかもしれませんね。
パテックフィリップ コンプリケーション カラトラバ・ウィークリーカレンダー
最後は351万円以上の高額おすすめモデル。名門パテックフィリップより、コンプリケーション カラトラバ・ウィークリーカレンダー です。
人気モデルというと、ノーチラスやアクアノートの新作の目が行きがちですが、パテックフィリップの次元違いの技術を体験するのであれば、コンプリケーション以上のクラスがおすすめです。
ただし、複雑機構を積んでいるため、お値段が現実的でないのが難点でした。2019年、そこに現れた救世主的モデルがこちらのカラトラバです。
400万円以下という、高額ながらもがんばればなんとか手が届きそうな、現実的な価格設定ながら、ウィークリーカレンダーという複雑機構を備えた、一次元上のハイエンドモデルです。
自動巻きの複雑機構ながら、厚さわずか10.79mmのケースに収めてしまう技術も異次元ですね。いつかはパテック欲しいです。
まとめ
というわけで、2019年の新作モデル、価格帯別におすすめモデル紹介してみましたが、ぜひ皆さんのおすすめも教えていただけると嬉しいです。
あー、それいいよね!とか、いやいやこれを忘れちゃだめでしょ!とか、もうこれ買ったよ!などなど、コメントお待ちしております。