オメガ(OMEGA) スピードマスター ’57 1957トリロジー Ref.311.10.39.30.01.001の買取価格を調査しました(最終更新:2018年6月)。
初代スピマスのデザインで2017年に登場した別名「1957 トリロジー」シリーズ。3,557本限定生産のスピードマスターです。買取相場は¥530,000〜¥751,000 となります。
※同モデルの最新相場はこちら→311.10.39.30.01.001を売るなら|買取店別オメガ スピードマスター査定価格を比較
目次
スピードマスター ’57 1957トリロジー Ref.311.10.39.30.01.001とは
売る前にまず確認したいのが、売りたいオメガの「リファレンス(レファレンス)ナンバー」になります。
リファレンスナンバーについて
時計の買取では、レフ番(型番・Ref.)とも呼ばれるリファレンスナンバーごとに買取相場が分かれています。
現行モデルであれば14桁(311.30.42.30.01.005など)、生産終了モデルであれば14桁以外にも6桁や8桁(3210.50など)の番号が、オメガのリファレンスナンバーになります。
オメガ スピードマスター ’57 311.10.39.30.01.001の基本スペック
- 製造年:2017年・3,557本限定生産
- ムーブメント:手巻き / cal.1861
- 防水性能:60m
- 風防素材:強化プラスチック風防
- ケース素材:ステンレススチール
- ベルト素材:ステンレススチール
- ケース直径:38.6mm
- ダイヤルの色:ブラック
- 機能:クロノグラフ、タキメーター
- 定価:¥831,600
スピードマスター ’57 1957トリロジー Ref.311.10.39.30.01.001 について
シーマスター、レイルマスターと共に初代デザインの完全復刻版として2017年に登場した限定スピードマスターです。
デジタルスキャニングやオリジナルモデルの設計図をベースに、最低限の機能と美観を補完させた1957トリロジー。
オメガのロゴもヴィンテージタイプのものが採用され、「Speedmaster」の「r」も下さがりとなっているなど、細かい要素も忠実に再現しているのがわかりますね。
関連カテゴリー:スピードマスター買取
現在の査定額は?売り先候補15社を調査
オメガ スピードマスター ’57 1957トリロジー Ref.311.10.39.30.01.001 の最新買取相場の詳細は以下となります(2018年6月時点)。
買取価格の詳細
Web検索上位の主要買取店にて、直近1年間の査定価格を調査しました(2018年6月時点)。対象となった買取店のうち、2箇所のサイトで買取金額の提示を確認できました。
ヒカカク | 要問い合わせ |
ウリドキ | 要問い合わせ |
ピアゾ | 〜¥685,000 |
質屋さんドットコム | 要問い合わせ |
GMT | 要問い合わせ |
jrs | 要問い合わせ |
カドノ質店 | ¥530,000~¥751,000 |
なんぼや | 要問い合わせ |
クオーク | 要問い合わせ |
ジャックロード | 要問い合わせ |
宝石広場 | 要問い合わせ |
かめ吉 | 要問い合わせ |
カイトリマン | 要問い合わせ |
買取エージェント | 要問い合わせ |
ロデオドライブ | 要問い合わせ |
↑ スマホでご覧の場合、左右スクロールにてご覧ください。
このほかバイヤー間での流通実績も調査を実施。前回調査の2018年3月より、¥536,000~¥603,000での流通実績が確認できました。
買取価格の推移とリセールバリュー
スピードマスター ’57 1957トリロジー Ref.311.10.39.30.01.001 の買取価格調査は、今回が2回目となります。
▼買取相場推移
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥530,000 | ¥751,000 |
2018年2月 | ¥630,000 | ¥950,000 |
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2018年の2~6月の間で、上下ともに大幅な下落となっていました。最安値は10万円、最高値は20万円ほど査定相場が低くなるという、オメガの中でもかなり特殊な変動といえます。
2017年のバーゼルワールドで発表された限定モデルということで、市場に登場した当初はプレミア価格となったものの、需要は思うように伸びなかったといえます。
リセールバリューは63.7%〜90.3%(仮に調査時点での新品最高価格の¥831,600で購入した場合)です。
▼販売相場推移(新品)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥883,980 | ¥1,163,800 |
2018年2月 | — | — |
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相場が下落しているとはいえ、オメガの中では珍しく定価超えでの販売となっています。もっとも今後の相場傾向も続くとなると、低下割れとなる可能性は十分考えられます。
▼販売価格推移(中古)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥848,000 | ¥1,080,000 |
2018年2月 | — | — |
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2017年発売モデルで、その多くが新品・未使用品に近い状態で流通していることもあり、中古でも販売価格は新品と大差ない結果となりました。
販売価格の詳細
販売価格は、価格コム・Rakuten・ヤフオク(落札実績)・メルカリ(販売中)・KANTE・ラクマを調査。
販売中となっていた新品の在庫は11点、中古は21点となっていました。限定生産モデルながら、市場への流通は比較的多い部類となっています。
実際に使用したい・コレクションに加えたい(=高くても買いたい)という人よりも、投資・転売目的の人(=高く売りたい)が多くなっていることが、高額・限定モデルながら市場で余っている現象の背景として考えられます。
まとめ|売るときのコツ
オメガ(OMEGA)スピードマスター ’57 1957トリロジー Ref.311.10.39.30.01.001 の買取相場は、 ¥530,000 〜 ¥751,000 となります(2018年6月調べ)。
発表・発売当初の盛り上がり方はスヌーピーアワードを彷彿とさせるものであった一方、相場の値崩れが収まったと言える要素は現在も見当たりません。このままズルズルと値下がりが続けば、最終的には他の限定・記念モデルに近い相場に落ち着くのではないかと予想されます。
市場に在庫が余っている状況を見ると、直近で相場が上向きに反転することは考えにくいのが現状です。そのため売却を考えている場合は、これ以上値下がる前に早めに売るというのが賢明な判断といえそうです。
オメガの中では相場の変動が最も激しいモデルの一つですので、買取店ごとの評価に差が出る可能性があります。そのため複数の買取店で比較して、最高値となる売り先を探しましょう。
当サイトでも無料のweb査定がありますので、お店に持ち込む前の事前査定にお気軽にご利用ください。
参考|オメガのモデル解説
オメガと、そのコレクション(シリーズ)の解説となります。
オメガとは
オメガは1848年にルイ・ブランによって設立された、スイスの高級時計ブランドです。現在はスウォッチ・グループの一角を担っています。
マスタークロノメーターモデルをはじめ耐久性や精度に優れ、NASAの公認やオリンピックの公式時計として現在も活躍しています。
スピードマスターとは
1957年、オメガ スピードマスターは当初レース用の時計として発売されました。その後1962年に宇宙へ、そして1969年に月へ人類が到達した際に着用された最初の時計、それがスピードマスターになります。
「スピードマスター ’57 1957トリロジー」は、「NASA公式装備品として1967年の月面着陸に立ち会った」という伝説的なエピソードがとても有名ですね。
そのため別名「ムーンウォッチ」とも呼ばれています。 スピードマスターは全てこの「’57 1957トリロジー」のデザインを基軸として展開しているほど、オメガのフラッグシップシリーズとして君臨し続けています。