1967年に登場したオレンジカラーのセンターセコンドのスピードマスター。
市場への流通が皆無だった激レアモデルの復刻版が、本日(2018/07/10)2018年のスピーディーチューズデーの新作・限定モデルとして発表されました!
昨年同様に生産数は2012本。2017年のモデルは4時間15分43秒で完売とのことでしたが、おそらく2018年はその記録を更新しそうです。
(画像はオメガ公式サイトより)
目次
スピーディーチューズデーとは
スピードマスター愛好家が2012年からインスタグラムにて「#SpeedyTuesday」のハッシュタグを付け、毎週火曜日に自慢のスピマス投稿するようになったことが、スピーディーチューズデーの発祥となります。
その動きはやがてオメガの目に留まることに。オメガは熱心な愛好家のために、5年の時を経て2017年に「スピーディーチューズデー限定モデル」を発売するに至ったのです。
デザインはインダイヤルが白のいわゆる「逆パンダ」。1978年に発売されたスピードマスター「アラスカプロジェクトIII」をリニューアルしたモデルでした。
そして驚くべきは、発売から完売までの時間が4時間15分43秒だったこと。人気の高さはオメガ随一と言えます。
2018年時点では中古で90~120万円で販売されていることから、今回の2018モデルもプレミア化が予想されます。
ウルトラマンモデルとは
1967年に発表されたスピードマスターは、通常モデルと異なってセンターセコンドがオレンジ色の珍しいモデルでした。
市場でほとんど流通していなかったにも関わらず、当時のテレビ番組「帰ってきたウルトラマン」に登場。その姿が公の場に映し出されることになり、それ以来コレクターからより熱い視線を注がれることになったのです。
その後もほとんど中古市場に現れず、現存するものの一つがオメガ・ミュージアムに収蔵されるほどの扱われっぷり。
レア度で言えばスヌーピーアワードを超える存在となった伝説的なスピードマスターが「ウルトラマンモデル」になります。
スペック詳細
- Ref. :311.32.42.30.01.001
- コレクション:スピードマスター
- サブコレクション:ムーンウォッチ プロフェッショナル
- ケースサイズ:42mm
- ケース素材:ステンレススチール
- ブレス素材:NATOストラップ
- ダイヤルの色:ブラック
- 風防:ヘサライトクリスタルガラス
- 防水:50m
- ムーブメント:手巻き / cal.1861
- 製造年:2018年・2012本限定
- 定価(現行モデルのみ):¥767,000
- 機能:クロノグラフ、スモールセコンド、タキメーター
今回も生産数は2012本のみ。発表から数時間ですでにキャンセル待ちとなり、どうやら完売までの記録は2017年を更新しそうですね。
デザインとしては中央のオレンジ針のほか、クロノグラフの3分間の部分がオレンジなっていたり、UVランプを当てるとスモールセコンドにウルトラマンのシルエットが浮かび上がるといった特徴があります。
まとめ
私が気づいたときには既に予約分は完売。キャンセル待ちに登録するも、非常に悔しい想いをしながらこの記事を書きました…予約できた方はおめでとうございます。
復刻ブームで唯一「オレンジ針」バージョンが出ていなかったため、近いうちに出るのでとは思っていましたが、まさかスピーディーチューズデーと被せてくるとは…まさかウルトラマン本家とコラボするとは…
ウルトラマン好きとスピーディーチューズデーや復刻版のマニアが注目するこの限定モデル。昨年のモデルがプレミア化しているところを見ると、今回の限定モデルも価格が高騰することはほぼ確実といえるでしょう。
発売は2018年8月とのことですので、今後の動向も要チェックですね。