オメガ（OMEGA） スピードマスターの50周年記念モデルとして登場したのが、このブロードアロー 321.10.42.50.01.001になります。
記念モデルながら限定生産ではなかったこともあり、生産終了後もプレミア化には至りませんでした。
リセールバリューとしては通常のスピマスと同程度ということもあり、それならいっそ買い替えてしまおうと思う人は少なくないでしょう。
そこで今回は、スピードマスター ブロードアロー 321.10.42.50.01.001からの買い替えについて、予算別に自動巻きのオススメモデルをご紹介します。
目次
- スピードマスター321.10.42.50.01.001の買取相場
- 【〜30万円】時計はコスパ重視！候補1：タグ・ホイヤー カレラ デイデイト
- 【〜50万円】ドレッシーなクロノグラフ！候補2：IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ プティ・プランス
- 【〜70万円】今度こそプレミアモデルを！候補3：スピードマスター CK2998
- まとめ
スピードマスター321.10.42.50.01.001の買取相場
買い替えにあたっては、現在使用しているスピマスの下取り価格を、次のモデルの購入資金源として使えるのが嬉しいところ。
買取応援団で調査したスピードマスター 321.10.42.50.01.001の買取相場は、¥180,000〜¥271,000となります（2017年10月調査）。
そのため321.10.42.50.01.001からの買い替えであれば、20万円台と同価格か、上乗せして次のランクを狙うかといった点で、次の1本として最適な時計をご紹介します。
参考記事①：オメガ買取｜スピードマスター ブロードアロー 321.10.42.50.01.001
参考記事②：高級時計ブランド「オメガ」への買い替えで見るべきポイントとは？
【〜30万円】時計はコスパ重視！候補1：タグ・ホイヤー カレラ デイデイト WAR201A.BA0723
画像は価格.comより
クロノグラフは無くてもOK。仕事にも使えて、買い替え後にお釣りがほしい！
そんなあなたには、カレラ デイデイトのWAR201A.BA0723がオススメ。
価格ドットコムでも満足度上位にランクインしているこちらのモデルはケースサイズ41mmで自動巻き、デイデイト機能付きというスペックです。
クロノグラフは無いものの、普段使いで困ることはないでしょう。
価格は新品で17万円台から入手可能にも関わらず、ビジネスシーンでも問題なく使えるタグ・ホイヤーを手にできるというのは非常にコスパの高い選択肢といえそうです。
【〜50万円】ドレッシーなクロノグラフ！候補2：IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ プティ・プランス IW377714
画像は価格.comより
次に紹介するのは、オメガと同じスイスの名門ブランド・IWCより、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ プティ・プランス IW377714となります。
こちらは飛行士で作家でもあった、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリのオマージュモデル。
代表作にちなんで、裏ブタには「星の王子さま」のエングレービングが刻まれています。
デイトナのような「ザ・クロノグラフ」とは一線を画するデザインだからこそ、ブロードアローにも通ずる玄人好みの渋みを感じられる一品です。
ケースサイズは43mm。自動巻き60m防水、日付・曜日表示付きのため、こちらも実用面で申し分ないスペック。
価格は新品で46万円前後。売値+30万円程度の予算の上乗せで入手可能ですので、デザイン性の強いクロノグラフをこだわるなら検討の余地ありといえます。
【〜70万円】今度こそプレミアモデルを！候補3：スピードマスター CK2998 311.33.40.30.02.001
画像はオメガ公式サイトより
記念モデルで資産価値が高くなると思ったのに…正直悔しい！と自分の気持ちに向き合うなら、今度こそプレミアモデルに挑戦してみてはどうでしょう？
リベンジマッチにオススメなのは、このスピードマスター CK2998 311.33.40.30.02.001。
ブロードアローと同様に通常のスピードマスターよりもややクラシカルなデザインのため、スポーツウォッチながらハイステータスな印象を与えることができます。
生産数2,998本の限定モデルとなるこちらのスピードマスター、ユーズドであれば70万円台で入手が可能となります。
初代が発売された1957年から2年後の1959年に登場したCK2998と呼ばれるスピードマスター。
ムーブメントは手巻きのcal.1891を搭載。クロノグラフは追加されるものの日付機能もなくなるため、実用面でのスペックはダウンとなります。
それでも限定モデルやロマンを追いかけたいという気持ちに正直になるのであれば、このスピードマスターがドンピシャな一品となります。
まとめ
決して失敗作ではないものの、記念モデルながら思うように売値が伸びなかったスピードマスター ブロードアロー 321.10.42.50.01.001。
市場での相場を見ると、たまたま50周年のタイミングで発売された通常モデルという評価となっている模様です。
それでもスピードマスター自体の人気は根強いため、買取店選びで失敗しなければある程度まとまった金額を手にできることも可能となります。
ぜひとも高価売却を狙って、次の時計購入の資金を確保しましょう！
